QUEEN+Adam Lambert / THE RHAPSODY TOUR 2024 @東京ドーム

2024年02月13日(火)

クイーン+アダム・ランバートの来日公演。
札幌公演の3日後、東京ドーム公演に行って来ました。

↓ 来日決定、チケット確保の流れから、札幌公演の感想は、こちらをご覧下さい。 ↓
QUEEN+Adam Lambert / THE RHAPSODY TOUR 2024 @札幌ドーム

今回も、2回。
しかもまた、違う都市でライブを観ることが出来るなんて。

本当に贅沢な体験をしました。

当日は仕事だったので、終業後に急いで上京。
何とか30分前に、東京ドームに到着しました。

グッズは札幌ドームで購入済みですが、東京も大行列でしたね。

東京ドームは、先月にビリー・ジョエルのライブで来たばかり。
同じ海外アーティストとは言え、当たり前ですが、また全然雰囲気が違うものですね。

そして意外や意外、クイーン+アダム(4人のクイーン時代も含めて)、東京ドームでライブを行うのは、今回が初めてなんですよね。
クイーンなら東京ドームで出来たはずなのに、本当に意外です。
ただやはり、武道館の方が、クイーンという感じはするんですけどね。

順調に座席に着きました。
札幌ドームと同じく、今回もA席です。

最速先行で取ったので、A席でもなかなか良い席だったと思います。
札幌ドームの座席と、角度がほぼ同じ。
写真を見比べると、距離は同じくらいですが、今回は高さがありますね。

どんどん気持ちが高まっていき、定刻の19時を少し回ったところで、場内暗転。
ライブスタートです!

(札幌公演は定刻より15分くらい、”焦らしてから”のスタートでした。
北海道は割と大人しい方が多いので、盛り上がるまで時間がかかったというのもあると思います。
何を隠そう、私がそうだからです(苦笑)
その点、東京はもう19時以前から熱気ムンムン。
”焦らす”必要が無かったのかもしれせんね。)

というわけで、セットリストです。
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Machines (Or ‘Back To Humans’)
Radio Ga Ga
Hammer To Fall
Fat Bottomed Girls
Another One Bites The Dust (地獄へ道づれ)
I’m In Love With My Car
Bicycle Race
I Was Born To Love You
I Want It All
Love Of My Life
Teo Torriatte (Let Us Cling Together) (手をとりあって)
Drum Solo
Under Pressure
Tie Your Mother Down
Crazy Little Thing Called Love (愛という名の欲望)
(You Take My Breath Away)
Who Wants To Live Forever
Guitar Solo
Is This The World We Created…? (悲しい世界)
A Kind Of Magic
Don’t Stop Me Now
Somebody To Love (愛にすべてを)
The Show Must Go On
Bohemian Rhapsody
~~~~~~~~~~~~~~
We Will Rock You
Radio Ga Ga
We Are the Champions
God Save The Queen
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札幌公演とほぼ同じなので(曲順は若干変更されました)、前回触れなかった部分や、また触れたい部分、ちょっとした違いについて、記したいと思います。

3日前に観たばかりとは言え、大好きなクイーン+アダムのステージ、大興奮です!
大きな王冠が上がって行き、メンバーが現れると、割れんばかりの大歓声!

初めから優しく微笑むブライアンが、印象的でした。

そして分かってはいるのですが改めて、ロジャー人気の凄いこと。
「I’m In Love With My Car」「Drum Solo」、圧巻でした。
やはりロジャーのドラムは、身体の奥底まで響きますね!
それで歌えるんだから、凄いのです。

若き日のロジャーが映し出され、現在のロジャーが歩み寄って来て始まる「Drum Solo」は、やはりジーンと来るものがありますね。

少し順番が前後してしまいますが、みんなお楽しみ、ブライアンのお時間。

ブライアン「こんばんはートーキョー、お元気ですか?」
場内「こんばんはー、元気です!」
ブライアン「ホントー?嬉しいです。一緒に歌って下さい。」

と、ブライアンの嬉しい日本語で始まるは「Love Of My Life」

先述の通り、盛り上がりではやはり東京だったので(北海道の皆さんはシャイなだけで、心の底で喜びを爆発させているのです)、この曲の合唱も凄かったです。

そして天から現れた、フレディ。
フレディ、東京にも帰って来てくれたんだね。

涙を流したのは札幌と同じですが、最後。
この日の角度は、ブライアンとフレディが握手をしているようにも見えたのです!
それを見て、号泣でした。

そうして「Teo Torriatte (Let Us Cling Together) (手をとりあって)」
この曲をライブで聴けるのは、日本人の特権ですね。

それは、デビュー当時からクイーンを支えた、当時のファンの方が居たからこそ。
偶然にも、今日の座席の両隣。
そういった方が、開演前から、クイーン、エアロスミス、キッスの話を楽しそうにしているのです。

「ありがとうございます」、私はその方達に、心の中でそう言いました。

昔からのファン、新しい世代のファン、みんなが一緒に、しかも日本語で大合唱する光景を目に出来るのは、”ここ” くらいでしょう。
心から、日本のファンであることに誇りを覚えました。
幸せだったなぁ。

今回もブライアンは『和』Tシャツを着用してくれ、私を洋楽ファンに誘った「I Was Born To Love You」を演奏!
この曲と「Don’t Stop Me Now」の人気は、やはり日本では別格ですね。
物凄い歓声でした。

今回は本当に順番が前後してしまうのですが、しっとり聴かせる「Is This The World We Created…? (悲しい世界)」の後の、ノリノリで聴ける「A Kind Of Magic」も最高でした(トップの写真はこの曲のときのものです)。

音楽史に残る名曲、「Bohemian Rhapsody」も堪能し、本編終了。

フレディが再び登場し、場内を大いに盛り上げてから、「We Will Rock You」を大合唱。
ここまでみんなが歌える、ロックの曲って無いですものね!
やはりクイーンは偉大です。

「We Will Rock You」と同じく、今後ずっと歌い継がれていくであろう「We Are the Champions」は、みんなで手を振って、こちらも大合唱!
凄まじい一体感でした。

この曲のときのアダムの存在感、凄かったなぁ。

クイーン+アダムの初来日から、ずっと追いかけて来た私ですが、アダムはどんどん大物になって来ている、そう感じます。
アダムがこうして歌ってくれているから、ブライアンもロジャーも、クイーンの曲を演奏し続けられるのです。

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かつて、エルトン・ジョンがフレディ没後、活動を休止したクイーンをこう評したことがある。
「車庫には入っているフェラーリ」
今年、この名車はポール・ロジャースという名ドライバーを得た。
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これは2005年、大人のロックの引用です。
そして現在、アダム・ランバートという、ポールとはまた180度違う、実力派ドライバーを得て、クイーン伝説は続いております。

フレディ、ポール、アダム、それぞれが素晴らしいボーカリストで、比較する必要なんてない、私はそう思うのです。
ただ、これは言わせてください。

私が高校3年生でクイーンファンになったと同時に、クイーン+ポールの活動が終了。
もうクイーンのステージは観れないのか・・・
ファンになって早々、ショックを受けた、高3の私。

あの頃の私に伝えたいです。
こんな素晴らしいステージを魅せてくれる、”実力派ドライバー” が現れるよ、と。

アダム、ブライアンとロジャーを日本に連れて来てくれて、本当にありがとう!

「God Save The Queen」が流れ始め、いよいよメンバーとお別れ。
私はまた会えると思っています!
ブライアンが着てくれた『絆』Tシャツを見て、確信しました。

そうして2時間強の、夢のような時間は終了したのでした。
繰り返しになりますが、本当に幸せだったなぁ。

そしてもうひとつ、今日、確信したことがあります。
「We Are the Champions」でも少し触れましたが、「クイーンの名曲は、これからも時代を超えて、みんなに愛され続けていく」ということです。

東京ドームにも来て、本当に良かったです。

帰りの新幹線。
パンフレットを眺めながら、頭の中で「We Are the Champions」がずっと流れていました。

誰かひとりがでは無い。
みんながチャンピオンなんだ!

”伝説のチャンピオン” のステージを目の当たりにし、また明日から生きていく力をもらえました。

クイーン+アダム・ランバート、ありがとう。
また会いましょう!!

ー完ー

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