遂に、当日の朝を迎えました。
まずは始発の新幹線で、「新潟」へ向かいます。
勿論、指定席を取りました。
新潟までの直通列車は少ないので、「ガーラ湯沢」行きに乗り、「越後湯沢」で乗り換えることに。
車内は、スキー客がたくさん居ました。
私は、売店で買った「ミルクティー」を飲みながら、ゆったり車窓を眺めます。
もうすぐ「高崎」。
いつ、車窓が雪景色に変わるのか、ワクワクします。
おそらく、「水上」あたりだと思うのですが・・・
雪が現れました!
私にとって、今季初の雪景色です。
雪国の方にとっては何て事のない景色だと思いますが、普段雪が降らない街に住む私、ましてやその街からほとんど出られない状態が続いた今、とてつもない解放感を味わうことが出来ました。
あっという間に、「越後湯沢」に着きました。
ここで「新潟」行きの列車に乗り換えます。
「新潟」行きの列車が、「東京」からやって来ました。
車内は混雑していましたが、半数以上の方が、ここ「越後湯沢」か「ガーラ湯沢」で降りて行かれました。
皆さんスキーをするのですね。
ホームは、凍り付くような寒さでした。
さて、車窓には美しい雪景色が広がり始めました。
ここ「越後湯沢」は、とても雪深い街です。
かつて駅を散策したことはありますが、きちんと観光したことはありません。
歴史ある温泉街を有する「越後湯沢」、いつか下車して楽しみたいものです。
さすがスキー場があるだけあって、もの凄い雪です。
この後、北海道に行くわけですが、雪の量では、ここが1番多かったような気がします。
美しい雪景色が続きます。
心が洗われるなぁ。
いつまでも見ていられます。
列車は、新潟県第二の都市「長岡」へ。
雪の量は、やや減った印象です。
「長岡」は何度も降り立った街なので、懐かしい街並みを思い出しながら、車窓を眺めていました。
「長岡」を過ぎると、もうすぐ「新潟」です。
「新潟」の街並みが、見えてきました。
そろそろ、降りる準備をしましょう。
車窓を楽しんでいると、あっという間でした。
「新潟」駅に到着しました。
新潟市は、4年前、桑田さんのライブで訪れて以来の訪問です。
幼い頃から北海道に行く際は新潟からフェリーに乗っていたので、私にとってとても愛着のある街なのです。
万代口は新しくなり、今は工事中。
昔の駅舎に愛着があったので、少し寂しい気持ちもありますが、新しい駅舎完成が楽しみでもあります。
ただいま、9時過ぎ。
フェリーは12時発なので、1時間前の11時にはターミナルへ到着していなければいけません。
なのであと1時間少々、時間があります。
せっかくなので、観光というほどではありませんが、街を少し散歩することにします。
雪は想像以上に少なくて、驚きました。
ただ、日の当たらない場所は、このように凍結した雪がたくさん残っています。
こういった場所はツルツル滑るので、なるべく避けて歩かなければなりません。
以前宿泊した、『ドーミーイン』がある通りです。
新潟は、やはり都会ですねぇ。
こういった地方都市の都会的な風景も、大好きなのです。
駅から歩いて、20分程。
『朱鷺メッセ』が見えて来ました。
そうそう、この風景。
4年前、ここで桑田さんのライブを観たなぁ。
懐かしい思い出が蘇ってきます。
時の流れは早いですねぇ。
初めて行く場所のワクワク感も大好きですが、同じ場所に行くことで得られるこうした懐かしさも、また大好きです。
『信濃川』沿いのベンチに腰掛け、15分ほど、ボーっとして過ごしました。
冷たい風が何とも心地良く、今回の旅の経由地を新潟にして良かったな、と思いました。
新潟は訪れる度に、好きになる街。
今度はもっと、ゆっくり過ごしたいなと思います。
さて、そろそろフェリーターミナルに向かうこととしましょう。
冬の札幌へ ③ [1日目] (新日本海フェリーで小樽へ)
冬の札幌へ ④ [2日目] (明け方の小樽港、札幌市内散策)
冬の札幌へ ⑤ [3日目] (雪の藻岩山)
冬の札幌へ ⑥ [4日目] (飛行機の欠航、函館へ)
冬の札幌へ ⑦ [5日目] (北海道新幹線で帰路へ)
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