2度目の訪問!台湾旅行記 ① [準備編&0日目]
2度目の訪問!台湾旅行記 ② [1日目] (台湾入国、ホテルにチェックイン)
2度目の訪問!台湾旅行記 ③ [1日目] (MRTで淡水へ、夜の西門町)
2度目の訪問!台湾旅行記 ④ [2日目] (高速鉄道で台南へ)
2014年12月18日(木)
台鉄に乗って、台南に到着しました。
テレビでも良く映る、白を基調とした有名な駅舎!
趣がありますねぇ。
ここ台南は、かつてオランダ統治時代には政府が置かれた、政治の中枢でした。
日本統治時代に首都は台北に移転しましたが、今でもその当時の面影を残していて、古都・台南として有名な観光地でもあります。
前回は来れなかったところだから、2度目となる今回は必ず来る、と決めていました。
駅のロータリーを抜けると、もうこんな感じ。
台北も初めて行ったときは大分カルチャーショックを受けたけど、台南は更に凄いですね。
台北以上に、カオスな世界!
アジアだなぁっ、て感じがします。
まあ、日本もアジアなんですが・・・
そういう意味では日本は綺麗に整備され過ぎていて、少し面白みに欠けるかなぁと、海外に来て感じることもありました。
放置なのか、ちゃんと停めてあるのかは分かりませんが、バイクと自転車がたくさん。
まずは歩いて北方向に向かったのですが、100メートルの行かないうちに歩道が無くなって、車道を歩かなければいけなくなりました。
日本だったら、路側帯もあるし特に問題は無いんですが、ここは台湾。
バイクも多いし、路側帯も無く、危ないなぁと感じたので、駅に戻ってタクシーで目的地まで向かうことに。
駅前のこの地下道を通って、反対側の道路に出ます。
この地下道がまた、独特な匂いがするんです。
地元の子供たちが書いた絵なども飾ってあり、こういうところは日本と同じなんだなと、ほのぼのとした気分に。
反対側の道路に出て、改めて駅舎を眺めます。
南国感が出ていて、素敵ですねぇ〜!
道路脇にはたくさんのタクシーが、客待ちをしています。
台南は地下鉄(MRT)が通っていないので、移動はバスかタクシーが主になります。
観光客にバスは少しハードルが高いので、やはりタクシーが便利でしょう。
運転手さんに『地球の歩き方』の『孔子廟』を指さして、会話帳も駆使して何とか行先を告げることに成功。
海外ではタクシーに乗るだけで、ドキドキです。
約5分で、到着しました。
80元と安い!
運転手さんはニコッと笑って「アリガトウ、サヨウナラ」と日本語で言って、去って行きました。
第1の目的地『孔子廟』に着きました。
1665年に孔子を祀り、”全台首学” の額を門に掲げた、台湾最古の最高学府として知られています。
初めての台南観光では外せない、定番の観光スポットでもあります。
『孔子廟』のある一角は公園になっていて、地元の学生やお年寄りの憩いの場になっていて、良い雰囲気でした。
本堂には拝観料が必要ですが、こちらは誰でも見学出来ます。
もうすでに見入ってしまいます。
本当に ”古都” っていう感じだなぁ。
こちらは『文昌閣』という三重の塔。
梯子がかかっているのは、ちょうど施設の方が木の枝を切っていたから。
こうやって管理してくれる方がいるから、我々は楽しく観光出来ているんだなぁと思います。
さて、25元支払って本堂の『大成殿』へ。
いやぁ〜立派だ。
歴史を感じるなぁ。
素晴らしい!
ほかのツアー観光客の皆さんの見様見真似で、手を合わせました。
清朝歴代皇帝と、中華民国歴代総統の額が、飾られています。
心から来て良かったと思いました。
日本に来る外国人観光客の方が、『金閣寺』や『清水寺』に行ったときのような気分を味わえたんだと思います。
台湾は日本でいう京都のような都市だ、とよく言われますが、わかるような気がします。
でも日本の京都には無い違った魅力も、たくさん感じることが出来ました。
ゆっくり楽しんで『孔子廟』を後にしました。
外から見る『文昌閣』も美しい!
このときは12月だから暑いってことは無かったけど、台南はもう3月くらいから暑くなるみたい。
そんなときに、こういう木々の生い茂った中の『孔子廟』を目にしたら、涼しい気持ちになるんだろうなぁと思います。
一旦買い物をする為、駅へ戻りました。
行きのタクシーで道は覚えたので、帰りは歩きで。
バイクの専用道があって、驚き。
これも台湾ならでは。
レンガ造りの、警察署。
趣きがあって、良いですねぇ。
『国立台湾文学館』の前も通りました。
カフェも併設されていて、とてもお洒落な雰囲気。
ヤシの木で、南国気分も高まりますなぁ。
ここ『民生緑園』のように台南には駅から離れたところにも、たくさんのロータリーが存在します。
ここを目印にして歩けば、迷ったときには良いかもしれません。
そしてそこを通るのは、車よりバイクの方が多いのです。
信号待ちのバイク。
バイクの多さに、驚くばかりです。
それから台南駅のほうに戻り、近くの商店街でしばしショッピング。
物価が安いからいろんな物を買えました。
財布や帽子など、良い記念になって良かった!
日も暮れてきたので次の目的地へ、またタクシーで向かいます。
第2の目的地『赤崁樓』に到着。
もうこの時点で、結構暗くなってしまいました。
『赤崁樓』は先ほどの『孔子廟』よりも12年古く、1653年にオランダ人により建造されました。
赤レンガ造りの、台南最古の建築物として有名です。
50元支払って、入場します。
入場すると、売店を発見!
そういえば新幹線の中でお茶を飲んで以来、何も飲んでなかったな。
喉が渇いていたので、1番人気だという、この飲み物を買いました。
「グレープフルーツジュース」。
ウマっっ!!!
驚きました。
これは台北で飲んだ「スイカジュース」に匹敵する、美味しさでした。
「グレープフルーツ」の果肉もたっぷり入っていて、喉が渇いているときに飲んだらこれは堪らないですね!
美味しかった。
これを飲んで、体力もかなり回復しました。
まずは『文昌閣』へ。
回りが塀になっているのが好きだなぁ。
レンガで出来た城門と基台は、オランダ統治時代のもです。
かなり急な階段の上がって、2階へ。
隣の『海神廟』を『文昌閣』から見る・・・
良い気分です。
続いて『海神廟』にも!
夕暮れ時の日差しが差し込んで美しい。
今度は『文昌閣』から見る『海神廟』。
神聖な雰囲気が漂って、身の引き締まる想いがします。
この『文昌閣』と『海神廟』は、日本統治時代で一部取り壊れるなど、台湾の波乱の歴史を生き抜いてきた、というのは『地球の歩き方』情報です。
鯉の泳ぐ池はライトアップされて、また綺麗。
出来ればずっとここに居たいと思うほど、素敵な場所でした。
さて、台南駅へと戻ります。
歩道が、いかにも台湾です!
夕暮れ時の雰囲気、また好きだなぁ。
「台南」駅までちょっと寄り道をしていたら、道に迷ってしまいました。
全く土地勘が無い異国の地での迷子には、若干焦りましたが、バス停と現在地を照らし合わせて、何とかなりました。
17時半に「台南」駅へと戻って来ました。
もうすっかり日は暮れてしまいました。
ここから高雄に向かって夕食を取って、台北に帰ります。
(写真は『孔子廟』と『赤崁樓』の入場券です。)
2度目の訪問!台湾旅行記 ⑥ [2日目] (特急で高雄へ、夕食後に台北ホテルに帰宅)
2度目の訪問!台湾旅行記 ⑦ [3日目] (ゆっくりと帰国&旅の総括)
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