長崎コンサート旅行 ③ [2日目] (長崎市内観光、福岡経由で帰京)

長崎コンサート旅行 ① [1日目] (旅の経緯、ジェットスターで福岡へ)
長崎コンサート旅行 ② [1日目] (特急かもめで長崎入り、ライブへ)

2015年5月3日(日)

2日目にして、最終日。

当初の予定では、2日目は福岡に戻って、西鉄で『太宰府』へ行く計画でした。
でも前日の疲れも抜け切らず、次の日も仕事なので、ぎりぎりまで長崎でゆっくりして帰ることにしました。

『福岡空港』、19:35発の飛行機なので、逆算すると、「長崎」15:20発の『特急かもめ』に乗れば間に合う。
それまでは、長崎市内をぶらっと観光することにします。

ということで、8時までたっぷり寝て、1階の朝食会場へ。

今回は素泊まりのプランでしたが、チェックインの際に朝食割引券をもらったので、ホテルで食べることに。

ちょっとお高めですが、かなり良い感じの朝食バイキングでした。
朝食会場の窓からは、『オランダ坂』も少し見えて、なんとも良い雰囲気。

「スクランブルエッグ」も、ふわふわで美味しかったなぁ。

ゆっくりテレビや新聞を観て、10時にチェックアウト。

ギリギリで予約したホテルでしたが、とても良いホテルでした。
長崎を訪れたら、またお世話になりたいと思います。

「大浦海岸通」電停から市電に乗って、一旦「長崎」駅へ向かいます。
荷物をコインロッカーに預けて、観光案内所で今日も市電の1日乗車券を購入。

そして、再び市電へ。

まずは前回行けなかった、『眼鏡橋』へ行くことにします。

「長崎駅前」から『眼鏡橋』最寄り電停「公会堂前」に行くには、「築町」で乗り換えるよりも「諏訪神社前」で乗り換えたほうが速そうなので、初めて「蛍茶屋」行きに乗りました。

「公会堂前」電停着。

ここで降りる人は半分以上、『眼鏡橋』に行く観光客のような感じでした。

『長崎市民公会堂』。

そういえば昨日、miwaもこの公会堂の話をしていたっけ。
「修学旅行でも来たんですよぉ〜」という思い出にほのぼのしたなぁ〜。

長崎では『ブリックホール』に次ぐ規模の、客席数のホールなんだとか。

そして電停から徒歩3分、『眼鏡橋』が見えてきました!
やっぱり有名な観光地が見えてくると、テンションが上がりますね。

反対側の、有名なアングルで撮影。

この『眼鏡橋』は1634年に架設された日本最古の「アーチ型石橋」で、国の重要文化財にも指定されています。
やっぱり絵になりますねぇ〜!
長崎の街に溶け込んでいて、素敵です。

欧米からの観光客の皆さんも、見入っていました。

歩いて隣の「賑橋」電停へ。

そろそろ、昼食の時間。
昨日の夜に続いて、また「ちゃんぽん」を食べることは決めていました。

昨日は駅近くで食べたので、今日は駅から離れたところで食べたいなぁといろいろ検索していると、「思案橋」電停近くに福山雅治御用達の人気店があると知りました。

よし、ここで昼食にしようと決めて「思案橋」に向かうことに。

雨が強まって来ました。

昨日は快晴で、天気予報でも今日も晴れと言っていたのに雨。
長崎の雨を体験したい、という願いが叶いました。

雨の中、走る市電を眺めること5分。
「賑橋」電停に列車がやって来ました。

「正覚寺下」行きの列車は、空いていました。

『天主堂』や『原爆ドーム』方面は混むけど、やっぱりこちらは空いていて、ゆっくり路面電車の旅を楽しめます。
運転間隔が短いので、後ろから列車が迫って来る現象が、しばしば起こります。

「思案橋」電停に到着。

お目当ての思案橋ラーメンは、徒歩すぐでしたが・・・

この行列。
私は並ぶのは嫌いでは無いですが、今日は並ぶ時間が惜しいのでここはキャンセルにしました。

人気店で食べたかったなぁ。
さすが福山雅治人気、恐るべし!

さて、どこで食べようかと歩いていると裏路地発見!

こういう路地に、隠れた名店があったりするんだよなぁ。

そして路地を進んでいくと、すぐにラーメン屋を発見!

なんという偶然。
しかも店は程よくお客が入っていて、活気もあって良い感じ!
この店に決めました。

2階席に案内されて、注文して景色を眺めながら楽しみに待ちます。

注文したのは、「特製ちゃんぽん」と「焼き餃子」。

この「ちゃんぽん」も、具だくさんの濃厚スープで、とっても美味しかったなぁ〜!

昨日の「ちゃんぽん」が有名店の味なら、この「ちゃんぽん」は下町の味って感じ。
さっきの店に並ばずに、この店に入って良かったと、心から思えました。

お腹が満たされたところで「思案橋」を離れ、観光へと戻ります。

「市民病院前」で降りて『オランダ坂』へ向かおうとすると、いきなり物凄い本降りの雨に。
傘を差してもびしょ濡れになってしまうくらいなので、一旦『ホテルニュータンダ』に避難。

ホテルの方が「雨宿りして下さい」と、言って下さいました。
非常に心温まる、ありがたいお言葉です。

お言葉に甘えて、少し雨が弱まるまで待機させてもらいました。

少し経って、先ほどよりは雨は弱まってきたものの、まだ本降り。
でも時間が無いので、仕方なく出発しました。

雨水が流れる中、坂を上っていきます。

ここで、また雨が強まって来ました。

滝のように坂の上から雨水が流れてきて、靴も濡れてしまいました。
テンション下がるぅ・・・

もっとじっくり『オランダ坂』を堪能したかったけど、雨が強すぎるので、ここまでにしました。

この後はどうしようか考え、まだ駅に戻るには早いし、前回も行った『グラバー園』に行くことに。
『オランダ坂』からなら、市電に乗らなくても歩いて行ける距離なので、歩いて行きました。

「大浦天主堂」電停を通過して、この通りにやってきました。
前回の思い出も蘇ってきて、懐かしい気持ちに。

『グラバー園』に続いて、長崎観光ハイライトのひとつ、『大浦天主堂』です。

現存する最古の「木造ゴシック様式教会」です。
入館料300円で中へ入れるのですが、かなり混んでいたのでやめました。

長崎と教会、やっぱり合うなぁ!

『グラバー園』に到着。

入園料600円を受付で支払って、入場します。

前回来たときは、晴れだったんですよねぇ。

それまでずっと雨だったのに、長崎に入った途端、嘘のような快晴に。
そのおかげで、ここ『グラバー園』でも素晴らしい景色を眺めることが出来たので、晴れた日の様子を知りたい方は是非過去の旅行記をご覧下さい。

晴れた日のほうが歩きやすいし、海は綺麗に見えますが、雨の景色だってなかなかいいものです。
傘だって、良い絵になるし。

和洋折衷の建築様式で造られた、『旧ウォーカー住宅』。

親日家としてもしられるウォーカー氏のこの家は、中は時間がゆっくり流れているような感じがします。
何とも、ノスタルジックな気分にさせてくれます。

それから、世界遺産候補になっている『旧グラバー住宅』。

私が帰った、2日後くらいだったでしょうか?
世界遺産候補になった、というニュースが流れたのは。

このときは全く知らなかったので、勿論見学したけれど、きちんとカメラに収めるのを忘れてしまいました。
次に来るときには、きっと世界遺産に登録されていて、さらに人も増えているはず。

雨に濡れた花が、また綺麗なこと。

心が洗われるなぁ。

さて、そろそろ駅へと戻りますか。

時間があれば、ここでいくらでも過ごせると思います。
それくらい素晴らしい雰囲気だし、長崎ならではの観光名所だなぁと改めて思います。

本当は、「カステラ」と「ミルセーキ」もゆっくりと楽しみたかったけど、それは次回に回しましょう。

帰りの市電は1番後ろに座れ、窓の景色を独占出来ました。

贅沢な時間です。
長崎の市電、本当に最高です。

「長崎駅前」に帰って来ました。

これでしばし、長崎の路面電車ともお別れ。
名残惜しいなぁ。

また必ず、乗りに来たいと思います。

まずは「博多」までの乗車券と特急券を買ってから、『アミュプラザ』内でお土産を買ったり、『タワーレコード』を見たりもして、そろそろ良い時間。

『アミュプザ』のレストラン街にあるカフェで、「ミルセーキ」を食べようと考えていたのですが、物凄い混雑で諦めざるを得ませんでした。

なので「ミルセーキ」は残念だけど諦めて、改札近くの観光案内所に併設されているカフェで、列車が到着するまで待つことに。

「ミルクティー」と「クリームスコーンセット」。

美味しかった!
カウンター席からはホームの様子も伺えるので、列車の待ち時間には最適なカフェです。

さあ、帰りも白い『つばめ』です。
これで「博多」へと戻ります。

行きはテンションも上がっていたから良かったけど、帰りはちょっとしんどかったです。
これから2時間もかけて、「博多」に戻らなくちゃいけないんだぁと・・・

やはり帰りは、どこも経由せずに直で帰るべきですね。

今回もmiwaのライブを筆頭に、素晴らしい思い出が出来ました。
ありがとう長崎!

帰りは指定席が取れて、「博多」まで良く寝れました。
白い『つばめ』は、乗り心地が最高です。

17:13、「博多」着。

疲れているので、どこにも寄らずに、直で地下鉄で空港へと向かいました。

17:30、『福岡空港』着。

2時間前に着けたので、良かったです。
行きの『成田』のように並ぶことなく、スムーズに荷物を預けて、ゆっくりと夕食の店探し。

『ジェットスター』が乗り入れる「第1ターミナル」には、レストランが少ないので、「第2ターミナル」に移動して探しました。

「明太子」と「うどん」は昨日食べたので、今日は「鯛茶漬け」で旅を締めたいなと思い、この店に決定。

久々の、本格的な「お茶漬け」。

それに、「鯛茶漬け」は初めてです。
これがまた美味しかった!

「わさび」のツーンとくる感じも、ダシで緩和されて最高の状態。
「番茶」も美味しかったし、旅の締めに相応しい食事だったと思います。

19:35発、『ジェットスター』で帰京。

相当疲れが溜まっていたので、帰りの飛行機は爆睡でした。

『スカイライナー』で「日暮里」、常磐線で「上野」、なんとか最終の高崎線に間に合いました。
帰宅したのは深夜1時過ぎ。
大分、疲れました。

長崎でmiwaの素晴らしいライブが観れたし、美味しい「ちゃんぽん」も食べれたので、今回の旅も満足。
ただ、やっぱり福岡経由は疲れる、というのは身を持って体験しました。

長崎にも、LCCが就航するといいな。

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