11月も、あと少しで終わり。
秋が終わりを迎え、本格的な冬がやって来ますね。
その前に、どうしてもこのアルバム、この曲を聴いておきたかったのです。
エルトン・ジョンの名盤、『Goodbye Yellow Brick Road (黄昏のレンガ路)』です。
1973年リリース、全米・全英1位。
さらには、全米チャート8週連続1位という記録も保持している、正真正銘の名盤です。
本来は2枚組のアルバムなのですが(さらに言うと、当時はレコード時代だったので4回に分けて聴く必要がありました)、こちらの紙ジャケは1枚にまとまっています。
なので私は、当時の雰囲気を味わおうと、4回に分けて聴くことが多いアルバムなのです。
まず、何と言っても哀愁漂うジャケットが素晴らしいですし、『黄昏のレンガ路』という邦題も、このアルバムにピッタリですね。
「Candle In The Wind」(私がエルトンを知るきかっけになった曲です)、「Saturday Night’s Alright For Fighting (土曜の夜は僕の生きがい)」・・・といった名曲の数々が収録されているのですが、今回取り上げたいのは、やはりこの曲。
表題曲である「Goodbye Yellow Brick Road」です。
ベタではありますが、エルトンの曲で特別に好きな曲なのです。
最初に聴いたときの衝撃と言ったら・・・。
サビの何とも言えぬ、幸福感が満ち溢れてくる感じ。
いつ聴いても堪りません。
ロンドン・パリ旅行 ⑧ [2日目] (国会議事堂にタワーブリッジ、クイーン生誕の地・インペリアルカレッジへ)
8年前の2015年、ロンドンの紅葉を眺めながら、この曲を聴いたことがあるのですが、最高の時間でした。
そして、「さようなら」って言葉、私はあまり好きじゃなかったんです。
言ってしまうと、もう会えなくなってしまうような気がして。
でも、この曲の「さようなら」は何だか温かくて・・・
移り行く四季のように、巡り巡って、また会えるような気がするんです。
きっと、あの子にも。
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