桑田佳祐 / LIVE TOUR 2017「がらくた」@朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター

2017年10月17日(火)

桑田さんのがらくたツアー、初日の新潟に行って来ました。

※ネタバレありです!これから行かれる方はご注意下さい!※

アルバム『がらくた』が素晴らしくて、これは絶対ライブにも行きたいと思っていたのですが、今回はなかなか大変でした。

1番良いのは、日帰りで行ける東京ドームです。
ローソンチケットの先行抽選に申し込むも、3回連続で落選。

次に観光を兼ねて、広島公演も狙ったのですが、先行・一般共に取れませんでした。

となると、一般発売が売り切れていなかった新潟か仙台に行くしかありません。
新潟は2年前のミスチルライブでも行ったので、今回は仙台に行きたかったのですが、仕事が休めない日だったので断念。
妥協して新潟初日のチケットを購入しました。

せっかく遠征するのだから、ライブも観光も楽しみたいということで、いつものように旅行の計画も練っていると、カフェブリュさんからお誘いを頂き、一緒に新潟へ行くことになりました!
(詳しくは別途、旅行記に書こうと思います。)

夕食を済ませて、会場へ。
桑田さんのライブは身分証の確認があるのですが、スムーズに入場出来ました。

天気も良くて、信濃川沿いを歩いて会場に向かうのが気持ち良かったです。
朱鷺メッセはすごく綺麗な会場でした。

グッズ売り場を覗いてから座席へ。
まさかの最後方でした(汗)

でも通路側で、東京ドームの後ろの方よりは断然見やすかったですし、音も非常に良かったので満足です。

18:30に開演しました。
セットリストです。

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しゃアない節
男達の挽歌
MY LITTLE HOME TOWN
愛のプレリュード
愛のささくれ〜Nobody loves me
大河の一滴
簪 / かんざし
百万本の赤い薔薇
あなたの夢を見ています
サイテーのワル
古の風吹く杜
悲しみよ こんにちは
Dear Boys
東京
恋人も濡れる街角
Yin Yang(イヤン)
君への手紙
若い広場
ほととぎす[杜鵑]
Moby Dick
過ぎ去りし日々(ゴーイング・ダウン)
オアシスと果樹園
悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
波乗りジョニー
ヨシ子さん
~~~~~~~~~~~~~~
スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
明日へのマーチ
白い恋人達
祭りのあと
明日晴れるかな
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注目の1曲目は「しゃアない節」でした!
ラジオで桑田さんは、「みんながどっちらけると思う」と仰っていましたが、全然そんなことは無くて、物凄い盛り上がりでした。
鈍くてダンディーな桑田さんのボーカルが際立ち、社会風刺の歌詞も物凄くカッコよく感じました。
今まではそんなに好きな曲では無かったけど、このライブで好きになりました。

2曲目の「男達の挽歌」への流れもスムーズで、この曲もそんなに好きでは無かったけど、ライブ栄えする曲で、大好きになりました!

「MY LITTLE HOME TOWN」では「にいがた~!」と桑田さんが絶叫!
そうか!今新潟に居るんだと実感させられます。

3曲終わって最初のMC。
「新潟に戻って参りました!初日なので緊張しています。長くなるけど最後までよろしく!」というようなお話でした。

続いて「愛のプレリュード」「愛のささくれ」「簪 / かんざし」「百万本の赤い薔薇」「あなたの夢を見ています」「サイテーのワル」と『がらくた』の曲の連発!

「大河の一滴」の桑田さんとタイガーさんのやり取りが面白かったなぁ。
「簪 / かんざし」はじっくりと聴き入って、大好きな「百万本の赤い薔薇」にはテンションがマックスに!
こんな序盤で来るとは思わなかったので、気を抜いていました(汗)
「あなたの夢を見ています」はダンサーさんも登場して、華やかなステージ。
これからクリスマスにかけて、この曲はすごく聴きたくなる感じの曲ですね。

「古の風吹く杜」は「やさしい夜遊び」のエンディングに流れる曲で、大好きなので、やってくれて嬉しかったなぁ。
同じく『MUSICMAN』からの「悲しみよ こんにちは」も良かったですし、「Dear Boys」には驚きました。
これは今までライブでやったことあるのかなぁ?かなりレアな曲だと思います。

「東京」は金原さんのバイオリンと桑田さんのエレキで始まり、徐々にバックバンドが入ってくる感じで、とてもカッコよかった!

「恋人も濡れる街角」も地味に好きな曲だったので、聴けて良かったです。

そこから「Yin Yang」のイントロが流れ始めたときの歓声が凄かった!
この曲もライブ栄えするなぁ。
誠さんのギターソロがカッコいい!

曲の終盤でダンサーの女性が桑田さんに近寄って来ました。
この方は佐藤郁美さんで、ヨシ子さん役も演じている方。
桑田さんが郁美さんを指さして「ヨシ子?」と言うと、「シー!」とポーズする郁美さん。
面白かった!

曲が終わり、モニターに桑田さんとヨシ子さん?と思われる女性が映し出され、爆笑のストーリー。

次に来るのは当然「ヨシ子さん」と思いきや、なんと「君への手紙」でした。
不意を突かれ過ぎて、ズッコケそうになりました(汗)

続く「若い広場」は、みんなで大合唱!
いやぁ〜素晴らしかった!感無量!

「ほととぎす[杜鵑]」は胸に沁みたなぁ。
切なくも美しい歌詞に、何とも言えぬ感動を覚えました。
「面影が揺れている」という歌詞からのサビが堪らなかったです。

「ほととぎす」の余韻が残る中、まさかのツェッペリンの「Moby Dick」が演奏されたのは驚きました。
さすがの桑田バンド、演奏力高いなぁ。

「過ぎ去りし日々(ゴーイング・ダウン)」で盛り上がって、これで本編終了かと思いましたが、ここからが凄かった!

お気に入りの「オアシスと果樹園」からの「悲しい気持ち」
この日1番の盛り上がりでした!
イントロでここまで盛り上がるとは、さすが桑田さんデビュー曲ですね!

で、続けて「波乗りジョニー」です!
これには会場が割れんばかりの大歓声!
私はこの曲で桑田ファンになったので、今回も聴けて嬉しい限りです。

曲が始まり、ビキニ姿のマッチョな男達が現れ、桑田さんが「気持ち悪いよ!」と一喝しました(汗)
でも2番からはお姉さんが出て来て、安心しました(笑)

これで終わりかな?と思ったら、怪しげなBGMが。
これはまさか?
やっぱり「ヨシ子さん」でした。

この曲はあんまり好きでは無いのですが、ライブで聴くと凄く良い感じでした!
よりインドや中東のカオスな雰囲気が漂い、不思議な空間でした。

最後にヨシ子さんが「これにて本編終了です。アンコール!アンコール!」と場内を盛り上げて、本編が終了しました。

いやぁ〜凄いボリュームで、この時点でもう大満足!

恒例のウエーブでアンコールの大合唱。
がたくたTシャツに着替えたバンドメンバーと桑田さんが戻って来ました。

アンコール1曲目は、まさかの「スキップ・ビート」でした。
KUWATABANDの曲を聴けるなんて思っていなかったので、ビックリしました。
歓声が凄かったなぁ!

続いて「明日へのマーチ」
東北の方の幸せを願って作られたこの曲は、桑田さんにとっても特別な曲だと思います。
それを肌で感じましたし、日本の原風景を感じさせる、ほのぼのとした曲調が素晴らしい!
最後のオチャラケも温かみに溢れていて良かったなぁ。

そして来ました!
「白い恋人達」です!
大好きなこの曲を雪国・新潟で聴けるなんて感無量です。

場内の美しい光も曲にマッチして素晴らしかった!
本当に聴けて良かったです。感動しました。

さらに、また大好きな曲が!
「祭りのあと」です。

ここでこの曲を持ってくるとは、桑田さんの粋な計らいですね。
過ぎ去った夏を思い出しながら、じっくり聴きました。

これで本当に終わりかと思いましたが、最後にまだサプライズが!

桑田さんがアカペラで「明日晴れるかな」を歌い出したのです!
徐々にバックの演奏も入って来て、感動的な展開に。

前回5年前のライブも、最後はこの曲だったんですよね。
また聴けるとは、感慨深すぎます!

「明日晴れるかな~」の大合唱からの、桑田さんが「遥か空の下」と歌い上げ、
「みんな、また明日から頑張ろうね!」と桑田さんからのメッセージ。
これには涙してしまいました。

「いろいろ辛いこともあるけど、前を向いて頑張ろう」、桑田さんがそんな気持ちにさせてくれました。

「今日は本当にありがとう!新潟、また帰って来ます!」と挨拶して、桑田さんは去って行きました。

3時間弱、大ボリュームの素晴らしいライブでした。
あまりにも感動して、終演後はしばらく立ち上がらず、ステージを見つめて余韻に浸ってしまいました。
それくらい、本当に素晴らしいステージだったし、大好きな曲をたくさんやってくれて最高の思い出になりました。

ライブ後はカフェブリュさんと待ち合わせて、ゆっくりとホテルに戻り、お風呂に入りながらライブのことを思い出して、胸が一杯になりました。

本当に新潟まで行った甲斐がありました。

退場時に全員に配られたサイダーです!
来年はきっとサザンの年ですね。

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