私のクイーン史

私がクイーンファンになったのは2009年、高校3年生のときでした。
なのでファン歴はまだまだ全然浅いのですが、大好きな気持ちは往年のファンの方と一緒だと思います。

高校3年生のときに観た『CDTV』の”日本で最も売れた洋楽ベストアルバム特集”で取り上げられたのがクイーンの『ジュエルズ』だったのです。
そこで流れたのが「I Was Born To Love You」と「Don’t Stop Me Now」でした。

曲自体はCMなどで聴いたことがありましたが、映像で観るクイーンはそれが初めて。
もう全身に電気が流れるくらいの衝撃だったのを今でも鮮明に覚えているんです!

当時洋楽で聴いていたのはビートルズくらい。
こんなにカッコいい、ゾクゾクするような音楽が世界にはあるんだ!と感動。
すぐにCDショップに走り、『ジュエルズ』を購入。
以来、数えきれないほど聴いてきました。

そんな経緯もあって、私にとってのクイーンのベストアルバムは『グレイテストヒッツ』では無くて『ジュエルズ』なのです。
このアルバムを十分聴き込んで、数か月後に隠れた名曲達が収録された『ジュエルズⅡ』を購入。
これでクイーンの音楽の幅の広さをまざまざと実感させられて、もうこの頃にはクイーンの完全に虜に。

翌年、短大に進学してアルバイトを始め、初めての給料で買ったのが『オペラ座の夜』と『クイーンⅡ』、それから『Made In Heaven』でした。
満を持して買ったクイーンのオリジナルアルバム、もうこの感動は言い表せないくらい。

それから少しずつアルバムを集め始め、1年かけて15枚のオリジナルアルバム、それから数多くあるベストアルバムやライブアルバムの多くを集めることが出来ました。
この楽しみがあったから、あの頃は本当にアルバイトも苦にはならなかった気がします。

アルバムを集め終えた頃には完全なクイーンファンとなり、なんでもっと早く聴かなかったんだろうという後悔が押し寄せてきたのも事実。

というのも、私がクイーンを聴き始めたのが2009年、すでに+ポール・ロジャースとのプロジェクトも終了してしまっていたのです。
ということは来日の可能性は限りなく低くなってしまいます。

あぁ、もうクイーンを生で観ることは出来ないのか・・・と思い聴き続けること数年・・・。

アダム・ランバートという若者と一緒にクイーンがライブをするというではありませんか!
正直、最初はアダムに対して良いイメージが無かったのですが、不意にライブ映像を観ると、あまりにもクイーンに合っていてビックリ。
ポール・ロジャースには歌えなかったオペラ的な要素を含んだ曲達も素晴らしく歌い上げているではありませんか。

これは是非観たい!と思ったときから約3年。
2014年、遂にそのときがやって来ました。
サマーソニックのヘッドライナーとして来日が決定したのです。

このライブは念願のブライアンとロジャーを観れた嬉しさで詳細をそこまで覚えていないのですが、本当に素晴らしいものでした。
そして、アダムのシンガーとしての凄さを実感させられたのです。
きっとこれはフレディも喜んでくれているなと、心から思えたのです。

” フレディやジョンが居ないクイーンなんてクイーンじゃない ”
という意見がありますが、それは私もその通りだと思います。

でも、そもそもポールにしろ、アダムにしろ、これはクイーンではなくて、” クイーン+ ” なのです。
それに世界にはクイーンの曲を生で聴きたいと思っている人が大勢いる。
そんな中で、アダム・ランバートという優れたシンガーがリスペクトの気持ちを持ってクイーンの曲を歌いあげてくれる・・・。
こんな素晴らしいことは無い!と素直に思えるようになったのです。

今度は単独で来日してくれないかなぁと願う中で、昨年はクイーン結成の地・イギリス・ロンドンを旅しました。
メンバーが通った大学やフレディの家を見たりと、本当に貴重な体験でした。
クイーンファンになっていなかったら、きっとヨーロッパに1人で行くなんて、出来なかったことだと思います。
この貴重な経験はクイーンあってのものだと、本当に心から思います。

そして今年、念願だったクイーン+アダムの単独公演。
しかもクイーンにとって特別な武道館でのライブが決まったのです!

チケットの確保には相当苦労しました。
更に、日本の前に台湾公演があるということで、台湾まで行くことを決断。チケットを購入しましたが、キャンセルになったのは前の記事の通りです。

とにかく、私にとってクイーンはそこまで好きな存在だということです。
クイーンの音楽と出会えて本当に人生が変わりました。

そんなクイーンの曲達をもうすぐ生で聴ける!
夢のようです!

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