ロンドン・パリ旅行 (序)
ロンドン・パリ旅行 ① [準備編] (憧れのヨーロッパ)
ロンドン・パリ旅行 ② [準備編] (そもそも行けるのか?)
ロンドン・パリ旅行 ③ [準備編] (難航した行き先選び)
ロンドン・パリ旅行 ④ [準備編] (出発2か月前に思い切って予約)
ロンドン・パリ旅行 ⑤ [準備編] (大きな期待と不安を抱えながらの最終準備)
ロンドン・パリ旅行 ⑥ [1日目] (遂に出発!エールフランスで12時間もの長旅、乗り継ぎ地のパリへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑦ [1日目] (機内に日本人は自分だけ!?遂にロンドンの地を踏む、地下鉄でホテルへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑧ [2日目] (国会議事堂にタワーブリッジ、クイーン生誕の地・インペリアルカレッジへ)
2015年11月12日(木)
インペリアル・カレッジを後にして、次はタワー・ブリッジとロンドン塔を見に行きます。
最寄の「Tower Hill駅」までは「South Kensington駅」からDistrict線とCircle線のどちらを使っても行けます。
11駅なので結構時間がかかりました。
「Tower Hill駅」を出ると、タワー・ブリッジとロンドン塔が見えてきました!
雨がちょうど止んできたのでタイミングが良かったです。
ベストポジションで見る前に、実際に橋を渡ることに。
実はこのタワー・ブリッジ、内部の見学も出来るんですよね。
でも行った人の感想を見ていると、イマイチな感じだったので行きませんでした。
ベストポジションに着いてゆっくりタワー・ブリッジを眺めます。
国会議事堂と共にロンドンを象徴する観光スポットですよね!
気分が高まるなぁ。
この橋が出来たのは1894年。
日本でそんなに歴史のある有名な橋なんてないですし、やっぱりスケールが違いに驚かされるばかりです。
天気が悪かったのが少し残念でしたが、こうやってみると、このぼんやりとした曇り空の中のタワー・ブリッジもロンドンらしいのかなと思います。
そしてこちらは世界遺産のロンドン塔。
高校の世界史の先生が、イギリスに行ったら必ず見るべきと言っていたロンドン塔です。
もともとは要塞として建設されながら、今まで王の居住地、議会会場、公文書館、牢獄、銀行など数々の役割を担ってきたロンドン塔。
中でも牢獄として使われていた時期は、この塔を語る上で欠かせません。
かつてはここで、多くの王族や皇族が投獄されて残虐な方法で処刑されていたのです。
それは当時ロンドンの一大見世物だったということ。
そういう背景を知っているのでとても楽しい気分で見学出来る塔ではありませんが、世界史の先生がイギリスに来たら必ず行くべきと言っていた訳が分かったような気がします。
当時ここで命を絶たれた人たちに、思いを馳せました。
ロンドン塔を見終えて、次のアビー・ロードへ向かう前に、もう13時過ぎなので昼食をとれる店を探すことに。
食べ物が美味しくないことで有名なイギリスですが、有名なフィッシュ&チップスは是非とも食べておきたかったのです。
お洒落な通りに出てしまい、ここにはスタバやマックしかありませんでした。
雨上がりのテムズ河沿いを歩くのは、本当に心地が良いです。
歩くとどんどんお腹が減って来ます。
近くにフィッシュ&チップスの店を見つけたんだけど、高級店のようなオーラが漂っていて、ちょっと1人では入る勇気が出ず・・・。
そんな中、いい感じのテイクアウトの店を発見!
あたりには観光客もたくさん居るので、ここでテイクアウトして、近くのベンチで食べることにしました。
注文は簡単に出来ました。
ケチャップなどはセルフで自分でかけます。
ロンドン名物のフィッシュ&チップスとミルクティーです。
まずはミルクティーを一口すすると・・・
美味しい!!!素晴らしく美味しい!
今まで飲んだミルクティーで1番美味しかったです!
イギリスの紅茶、特にミルクティーが美味しいのは知っていたけど、こんなに違うものだとは!本当にまろやかでクリーミーで感動する美味しさでした。
そしてメインのフィッシュ&チップスは・・・想像通りの味でした(笑)
いや、でも普通に美味しい料理ですよ。ちょっと雑なだけで。
かなりのボリュームで満腹になりました。
周りには私と同じく観光客の方がベンチに腰掛けて、フィッシュ&チップスを懸命に食していました。
ロンドンらしい大満足の昼食でした。
この角度で見るタワー・ブリッジも綺麗だなぁ。
タワー・ブリッジを後にして、次の目的地へと向かいます。
「Tower Hill駅」に戻ります。
ロンドンの地下鉄はどの駅も結構深いところにある印象を受けます。
そのせいかエスカレーターも日本より速い気がします。
Circle線で「Westminster駅」へ出て、Jubilee線に乗り換え。
Jubilee線はほかの路線より心なしか、空いているような印象でした。
「Westmnster駅」から4駅で「St.John’s Wood駅」に到着。
そう、ここはあのアビー・ロードの最寄り駅。
駅から若干迷いながら歩くこと5分で見えてきました!
世界で1番有名な横断歩道、ビートルズのアルバムジャケットが撮影された『アビー・ロード』です!
我々ロックファンは勿論、そうでない方も1度は何かで目にしたことがあるのではないでしょうか?
私は中1で初めてアビー・ロードを聴いて以来、この横断歩道にずっと憧れを抱いていてずっと来たかったので感激です!
ジョン、ジョージ、ポール、リンゴが歩いた横断歩道を私も渡ってみました。
あぁ、本当に夢みたい!
あと仲間が3人いれば、ジャケットのように4人で歩く姿を撮影してもらえましたが、今回は1人旅なのでほかの観光客の人が歩く姿を眺めることに。
いや〜!
こうやってじっくりアビー・ロードを眺める日が来るなんて、人生何があるか分からないものです。これは夢じゃないかと何度も思いました。
持参したアルバムと共に撮影。
アルバムのジャケットは45年も前に撮影されたものなので、結構変わってしまっているのかと思いきや、ジャケットのままの風景がそこにはあって感激です。
想像以上に交通量が多くて、車がバンバン走り抜けます。
写真を撮ろうとする人たちは車が無くなる瞬間を待ちわびているわけですが、なかなかその瞬間は訪れません。
写真を撮っている女の子は韓国の子。
私に写真を撮ってくださいと頼んできたので撮ってあげて、私も撮ってもらいました。
そういえば、このロンドン旅行中は中国人も居たけど、それ以上に韓国人をよく見たなぁ。
マナーの悪い中国人に対して、韓国人はちゃんと場をわきまえた行動をとるので、イギリスの人からも歓迎されている様子でした。
すぐそばのアビー・ロードスタジオも勿論見ましたよ。
中には入れませんが、外からじっくりと見ることが出来ました。
世界中のファンからの寄せ書きが(^^♪
ここでアビーロードのB面のメドレー、「Golden Slumbrers ~ Carry That Weight 〜 The End」を聴くことに。
映像はポールのソロになってしまいますが、ご了承下さい。
本当は全曲聴きたい気分ですが、さすがに時間が足りないので、最後のメドレーのみ、じっくりと聴きました。
ちょうど日も暮れてきて、最後のメドレーは心の底まで響き渡りました。
「TheEnd」最後の “Ah Ah〜”の部分では、黄昏てしまいました。
アビー・ロードでアビー・ロードを聴けて、本当に最高な時間でした。
この場を去るのが名残惜しくて、仕方なかったけど、またいつか来ようと決めて駅へと戻りました。
アビー・ロード、本当に来れて良かったです。
そうそう、駅にはビートルズコーヒーショップがありました。
入れなかったけど、これはファンには堪りませんね!
「Green Park駅」乗り換えで「Russell Square駅」へ。
歩き回って疲れたので、一旦ホテルに戻って休むことにします。
それにしてもこのホテルは広かったなぁ。
廊下がどこまでも続く感じです。
部屋に戻ると、綺麗に掃除してくれていました。
やっぱり自分の部屋は落ち着きますねぇ。
安心すると一気に疲れが出てきて眠くなります。
1時間くらいゴロンと横になったり、日記を書いたりして過ごして、18時くらいに再び出発。
と言ってもどこに行くとは決めておらず、どこかで夕食を食べようと、適当に地下鉄に飛び乗ったものの、ここにきて時差ボケなのか、再び激しい眠気が襲ってきました。
夕食をとる店を探すのもきキツかったので、夕食はホテルに戻って食べることに。
「Russell Square駅」の目の前にあるスーパーで買い物をして行きました。
本当に便利な駅です。
そこまで大きなスーパーでは無かったけど、一通り何でも売っていました。
レジに並んでいると、店員に「セルフレジに行ってくれ」的なことを言われて、言われるがままセルフレジへ。なんとか後ろに並んでいた地元のお客さんに教えてもらって会計出来たものの、急にそんなことを言われて焦ってしまいました。
ちなみにイギリスもビニール袋は有料でした。
パンとフルーツと飲み物を買ったのですが、どれもあんまり美味しくなかったな。
ここにきて体調が悪く、食欲もあまり無くなってきました。
今思うと、やっぱり時差ボケだったのかな?と思います。
明日はパリに行くので、早く寝て体調の回復を図らないと・・・。
寝る前にニュース番組を観ていると、イスラム国のテロの問題を取り上げていました。
まさか翌日、自分がその恐怖を身をもって体験することになるとは、このときは知る余地もありませんでした。
22時頃に就寝。
いろいろ歩き回って疲れたけど、充実した1日でした。
ロンドン・パリ旅行 ⑩ [3日目] (ロンドン最後はフレディ・マーキュリーに想いを馳せる)
ロンドン・パリ旅行 ⑪ [3日目] (憧れのユーロスターで国境越え、フランス・パリへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑫ [3日目] (治安の悪さを感じつつ、ルーヴル美術館を見学)
ロンドン・パリ旅行 ⑬ [3日目] (パリで同時多発テロ発生)
ロンドン・パリ旅行 ⑭ [4日目] (一夜明けて)
ロンドン・パリ旅行 ⑮ [4日目] (凱旋門にシャンゼリゼ、エッフェル塔・・・哀しみのパリを歩く)
ロンドン・パリ旅行 ⑯ [5日目] (タリスでベルギー・ブリュッセルに日帰りのはずが・・・)
ロンドン・パリ旅行 ⑰ [5日目] (憧れたパリのカフェ、再びの美しき凱旋門)
ロンドン・パリ旅行 ⑱ [5日目] (最後の夜に何を想う)
ロンドン・パリ旅行 ⑲ [6日目&7日目] (エールフランス直行便で無事日本に帰国)
ロンドン・パリ旅行 ⑳ [帰国後] (旅の総括)
コメント
10年後にビートルズ好きの大学同級生とロンドンに行ってアビーロード横断歩道に足跡を残す予定です!
ローリングウエストさん、こんばんは!
10年後ですか、だいぶ先ですね。ローリングウエストさんも是非行かれて下さい!本当に感動します。ロンドンは本当に良いところでした。
sternnessさん☆こんばんは♪
ロンドン旅行記、興味深く拝見させて頂いています。
音楽にも世界史にも精通されているんですね(^^)
私もいつかロンドンに行きたいです(^-^)/
物価が日本の倍くらいする?と聞くので、
お金を貯めないといけないですf(^_^;
☆Kamitora☆
kamietoraberuさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
拙い文章の旅行記ですが、見て頂けて嬉しいです。
音楽も世界史も大好きですが、もっと詳しい方はたくさんいらっしゃるので精通とまではいかないと思います(苦笑)
確かにロンドンの物価は高かったです。交通費は日本と同じくらいでしたが、食事代、あとお土産が凄く高かったです。
そのかわりに治安が東京以上に良く感じました。地元の人も親切な人が多くて、本当に旅行しやすい都市だと思いました。
kamietoraberuさんはパリもバルセロナも行かれているので、難なく旅出来ると思います。お勧めですよ♪