ロンドン・パリ旅行 ⑦ [1日目] (機内に日本人は自分だけ!?遂にロンドンの地を踏む、地下鉄でホテルへ)

ロンドン・パリ旅行 (序)
ロンドン・パリ旅行 ① [準備編] (憧れのヨーロッパ)
ロンドン・パリ旅行 ② [準備編] (そもそも行けるのか?)
ロンドン・パリ旅行 ③ [準備編] (難航した行き先選び)
ロンドン・パリ旅行 ④ [準備編] (出発2か月前に思い切って予約)
ロンドン・パリ旅行 ⑤ [準備編] (大きな期待と不安を抱えながらの最終準備)
ロンドン・パリ旅行 ⑥ [1日目] (遂に出発!エールフランスで12時間もの長旅、乗り継ぎ地のパリへ)

2015年11月11日(水)

成田を飛び立ってから、12時間。

ようやく乗り継ぎ地の、パリ・シャルルドゴール空港に着きました。

今日の目的地はロンドンなので、パリはあくまでも今日の時点では通過点。
まだまだ気が抜けません。

このときパリは、17:00。
日本はもう夜中の1時と考えると、眠たいわけです。

ここから自分の力で、乗り継ぎをしなくてはいけません。
緊張感から写真が撮れませんでした。

今回の目的地はイギリスなので、ここフランスでは入国審査をする必要はありません。

私が着いたのはターミナル2E。
飛行機を降りたら『Transfer』の案内表示方面へ進みます。

隣のターミナルへ、シャトルトレインに乗って移動。
この時点で周りに日本人はほとんど居なくなり、欧米人ばかり。

ついにヨーロッパの地に降り立ったんだ、という実感が湧いてきました。
シャトルトレインの写真を撮りたかったけど、スリに警戒してそれどころではありませんでした。

隣のターミナルに移動して、再度手荷物検査があります。

ここで何と、バックにスリ対策で付けていた南京錠を係員に壊されてしまいました・・・。
ただでさえ不安なのに、南京錠が壊れてさらに不安に。

早く新しい南京錠を買わないと。

手荷物検査を通過してようやく、私が乗るロンドン行きの搭乗口前まで来て、一安心。

このとき17:30なので、飛行機を降りてから約30分で乗り継ぎ手続きが終了したことになります。

19:00発の飛行機なので、あと1時間半。
思ったより余裕がありました。

それにしても、シャルルドゴール空港は広すぎる。

今まで訪れた空港の中では、間違いなく1番広いと思います。
これは初めてだと迷うよなぁ。

でも思ったより、空港内の治安は悪くなさそうなので、少し安心しました。

成田でポンドとユーロに両替したので、さっそく飲み物でも買ってみようかな。

そうすると自販機を発見!

オランジーナを買ってみようかと思ったけど、紙幣が使えないみたい。
まだ小銭は無いし、結局これでは買えませんでした。

少し離れたところに売店があったので、ここで買い物を。

機内食からそこまで時間が経っていないので、食べ物は買いませんでした。
それでも売っている物が、日本では見ないものも多くて、とても新鮮でした。

レジで搭乗券の提示を求められて少し焦りましたが、何とかヨーロッパ初買い物に成功。

”フランスの国民的炭酸”のオランジーナとトロピカーナを購入。

椅子に座って一気に飲み干しました。
緊張から喉が渇いていたので、余計に美味しく感じました。

フランスに来たら、まずはオランジーナを飲むのが夢だったので、もう1つ夢が叶いました。

私の乗るエールフランス1180便、ロンドン・ヒースロー行きはK34からの出発です。

辺りを見渡してみるも、やはり日本人はゼロ。

成田からここまではなんだかんだ言っても周りに日本人は居たし、いざとなったら助けを求めることも出来ましたが、ここからはそうはいきません。

ただでさえ飛行機が苦手なのに、この状況はかなり不安でした。

そして19:00少し前に、搭乗開始。

パスポートと搭乗券を提示して、本日2度目のエールフランス機に乗り込みます。
写真は撮れなかったけど、かなり今まで乗った飛行機で1番小さい機体でした。

私の席は1番後ろの窓側。

搭乗率は3割くらいでガラガラ。
隣の席も誰も居なくて気は楽でした。

それにしてもこんなに空いているなんて、パリ・ロンドン間はやっぱりみんなユーロスターを使うのかなぁ。

フランスとイギリスの間にも、1時間の時差があります。

席に着いたら、イギリス時間に時計を合わせます。

定刻より少し遅れて、シャルルドゴール空港を離陸。
機内アナウンスはフランス語と英語で、日本語アナウンスは勿論ありません。

シートベルトサインが消えたら、搭乗時にもらったイギリスの入国カードの記入を始めました。
地球の歩き方に記入例が載っていたので、それを参考にして丁寧に記入。

少しすると、機内サービスのパンと飲み物が配られ始めました。

飲み物は眠気覚ましにホットコーヒーに。
このパン、フランスパンで中にレアチーズが入っていて、絶妙な美味しさでした!

フランスパンなので噛みごたえがあって満腹に。
これを夕食とすることに。

入国カードを書き終える頃には、もう着陸態勢。
機体はどんどん高度を下げ始め、ロンドンの街が見えてきました!

写真では伝えきれませんが、美しすぎる夜景に言葉を失ってしまいました。

この夜景を見れただけで、わざわざパリ乗り継ぎにした甲斐があったなぁと思います。
本当に美しい夜景でした。

空から見て、ロンドンは大都会だと実感しました。
小さい機体でしたが、ほとんど揺れることなく、無事に着陸。

さあ、ここからはイギリス時間。
20:00にロンドン・ヒースロー空港に到着。

イギリスに着いたぁ~!と感動の思いに浸りたいところですが、まずは入国審査を通過しなければいけません。

イギリスの入国審査は、厳しいことで有名。
英語でいろいろ質問されるということは事前に調べてわかっていたので、準備はしていましたが、やはり不安。

日本人は『All other Passports』の列に並びます。

自分の番が来て、パスポートと入国カードを審査官に提示。
滞在目的と滞在期間、ロンドンの次はどこへ行くのかを聞かれただけでした。

審査官によって質問する内容も違ってくるみたいですが、入国カードを手を抜かずしっかり書いていたおかげで思ったよりあっさり入国することが出来ました。

パスポートにスタンプを押してもらい、正式にイギリスに入国しました!
なんだか夢のようです。

乗り継ぎだし、スーツケースがちゃんと出てくるのか不安でしたが、無事に出てきました。

スーツケースを転がして出口へ、というところで警察官に質問攻めに合いましたが、私が日本人だとわかるとニコッと笑って出口まで案内してくれました。
あれは何だったんだろう?

さあ、地下鉄でホテルへ向かう前に、一応ここで飲み物などを買っておくことに。
この売店で飲み物とパンを買いました。

南京錠は売ってなかったなぁ・・・。

さて、地下鉄に乗ってホテルに向かいますよ。

私が泊まるホテルの最寄り駅までは、乗り換えなし1本なのでとても便利です。

日本で事前に用意しておいたオイスターカード(日本でいうSuica)を改札にピッとかざしてホームへ入ります。

日本と同じように改札に残高が出るのは、さすが先進国イギリスですね。

ホームには、もう列車が入線済み。
始発だから、乗り間違える心配もありません。

これから何度もお世話になるPiccadilly線はヒースロー空港から「Hammersmith」駅、「St.Pancras」駅を通り、「Cockfosters」駅まで結ぶ路線です。

さっそく乗車!

世界で最初に開通したのが、このロンドンの地下鉄なので、ずっと乗りたかったのです。

『チューブ』の愛称でも久しまれている、ロンドンの地下鉄。
丸っこい形がとても愛くるしくて、乗れて感激です!

結構揺れるので、スーツケースを持ちながら座るのは大変。

隣に座ったおじさんが、降りるところわかる?と聞いてくれたり、席の譲り合いや整列乗車もしっかり守られていて、さすが紳士の国だなと実感しました。

まだ地下鉄に乗っただけですが、ロンドンの治安の良さも肌で感じました。

ウトウトしながら約50分でホテルの最寄り駅、「Russell Square」駅に到着しました。

50分だから結構な距離だと思うけど、こうやって空港が地下鉄で繋がっているって、分かりやすくてありがたいです。

乗ってきた列車は行ってしまいました。

ロンドンの地下鉄はホームの天井を丸いんですね。
どこを見ても歴史を感じて、絵になります。

さあ、地上階に出ようと階段を上り始めたのですが、上っても上っても到着しません。

重たいスーツケースを持っていたので、こんなことならエレベーターに乗ればよかったと後悔するほど階段が長く急でした。
この駅のホーム、一体どれだけ深いところにあるのでしょう?

5分以上階段を上り続け、ようやく地上階に出ました。

階段ではほとんど人とすれ違うことがなかったので、皆さんこのことを知っているのでエレベーターを使うのですね。
オイスターカードをかざして、ホームを出ます。

これから2日間お世話になる、「Russell Square」駅。

事前にストリートビューで見ていましたが、なかなか賑やかな良い感じの駅でした。
ホテルまでの道も調べていたので、迷うことはありませんでした。

駅から徒歩5分で到着。
『ロイヤル・ナショナル』という大型ホテルです。

疲れているので、どこにも寄らずにホテルに直行です。
早速フロントでバウチャーを見せて、チェックイン。

外国人観光客が多く利用するホテルのようで、フロントの方はとてもわかりやすい英語で、鍵や朝食会場について説明してくれました。

ルームキーを預かって3階の部屋へ。
想像していたより遥かに大きなホテルで、部屋に行くのも少し迷いました。

ようやく部屋に着きました。

ネットだとあまり良いレビューが無かったけど、それが不思議なくらい、私には大満足の部屋でした。
強いて言うならベッドが小さいけど、2つ合体させれば問題無しです。

思いのほか広いし清潔感もあって、バスタブの広さもお湯の出も満足でした。
部屋について安心したのか一気に疲れが出てきて、眠くなってきました。

このとき22時。
日本は朝の7時になるところで寝てないので、無理はないですね。

とりあえずバスタブにお湯をためて、日本から持参した入浴剤を入れてゆっくりと温まりました。
入浴剤を持って行ったのが大正解。

とてもリラックス出来ました。

ちょとだけテレビを。

BBCのニュースだ!
イギリスに来たって感じがします。

ロンドン観光で大いに役立つ、オイスターカードをパシャリ。

私は日本で買いましたが、わざわざ高い手数料を払って日本で買わなくても、ロンドンに来てからでも簡単に買えたような気がします。

このカードは、ロンドン観光に必須ですね。

それから成田で両替したポンド。

いわずと知れた、世界大通貨のひとつですね。
まさかポンドを使う時が来るなんて夢みたいです。

風呂から出てさっぱりしたところで、1階の自販機に買い出しへ。
飲み物からお菓子まで売っているのでとても便利です。

スーパーも近くにありますし、ルームキーなのでフロントに預ける必要が無いのも、面倒でなくていいですね。

夕食が少なかったので、ちょっと夜食を。

空港で買ったサンドイッチを、下の自販機で買ったお菓子とオレンジの炭酸飲料。
BBCを観ながら食べる夜食は、最高でした。

そろそろ眠たくて、起きてるのも限界になってきました。

長い長い日でした。
深夜1時、日本時間朝の10時に就寝しました。
(ちなみに時差ボケ対策としては、今日本は何時だろう?と考えるのは良くないようなので、旅の最中はこういったことは考えずに過ごしました。)

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ロンドン・パリ旅行 ⑲ [6日目&7日目] (エールフランス直行便で無事日本に帰国)
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