ロンドン・パリ旅行 ⑥ [1日目] (遂に出発!エールフランスで12時間もの長旅、乗り継ぎ地のパリへ)

ロンドン・パリ旅行 (序)
ロンドン・パリ旅行 ① [準備編] (憧れのヨーロッパ)
ロンドン・パリ旅行 ② [準備編] (そもそも行けるのか?)
ロンドン・パリ旅行 ③ [準備編] (難航した行き先選び)
ロンドン・パリ旅行 ④ [準備編] (出発2か月前に思い切って予約)
ロンドン・パリ旅行 ⑤ [準備編] (大きな期待と不安を抱えながらの最終準備)

2015年11月11日(水)

遂に、当日の朝を迎えました。

4時半に起床。

前日は期待と不安で、なかなか寝付けなくて、寝不足です。
支度を整えて、5時半に自宅を出発。

1週間後、無事ここに帰って来れるか不安な気持ちもありましたが、この段階ではそれ以上の楽しみな気持ちが大きくなってきました。

スーツケースをゴロゴロ転がして、最寄りのバス停へ。
始発のバスで、駅に来ました。

予定通り、上野東京ラインに乗ることが出来ました。
これでまずは「上野」まで出ます。

いつもなら日暮里で、京成に乗り換えるのが定番ですが、今回は始発駅である「京成上野」駅から乗ってみたい気分だったので、そうすることに。

スーツケースがあるので、今回も奮発してグリーン車に乗りました。
列車は順調に走り出し、いい旅のスタートを切れたと思ったら、「桶川」駅を過ぎたあたりで列車が急停止。

「大宮」駅での事故の為、しばらく列車は運転を見合わせるというのです。
そのまま45分くらい経過して、ようやく運転再開。

遅れの影響で、グリーン車の中も大混雑。
きっと普通車は、凄まじい混み具合だったんだろうなと想像出来ます。

グリーン車に乗って、正解でした。

そのまま45分遅れで、「上野」に到着。

だいぶ余裕を持って自宅を出たので、これくらいの遅れなら慌てる必要がありません。

やっぱり余裕を持ったプランニングは重要だな、とこういうときに感じます。

朝食がまだだったので、「上野」駅と「京成上野」駅の中間くらいにあるフードコートで、何か食べていくことに。
しばらく大好きな「蕎麦」が食べれなくなるので、ここで食べておくことに。

寒い朝に食べる温かい「蕎麦」は、一段と美味しいです。

食べ終えて店を出ます。

「京成上野」駅は目と鼻の先。

JRの「上野」駅から出口さえ間違わなければ、迷うこともありません。

券売機でライナー券を買って、ホームへ。

「京成上野」駅から乗るのは初めてですが、ホームが地下に為か、始発駅という感じがあまりしません。
ここから普通列車、あるいはアクセス特急で行くことも考えましたが、これから12時間にも及ぶフライトがあるというのにその前に疲れてしまっては仕方ないということで、スカイライナーで行くことにしました。

『成田』まではアクセス特急でも、えらい時間かかるんですよね。

乗車する『スカイライナー』が入線。

やっぱり『スカイライナー』、カッコいいなぁ。
5周年のヘッドマークが、付いていました。

もう新型になって、5年も経つんですね。

京成上野から私が降りる、終点の『成田空港第1ターミナル』までは約50分。

全席指定でスーツケース置き場やコンセントもあるし、車内は快適そのもの。

値段が高すぎるのが難点ですが、快適に移動したいときは、『スカイライナー』がやはり1番良いですね。

9時半に、『成田空港第1ターミナル』に着きました。

台湾に行ったときは『第2ターミナル』利用だったので、『第1ターミナル』は多分初めて。

『第2ターミナル』と比べて、こじんまりした印象を受けます。

行き先の電光掲示板は、いつ見てもワクワクします。

私が乗るのは12:05発の『エール・フランス』275便です。

あれ?
出発時刻が10分早まっている。
遅れるのはよくあることだと思うけど、早まることってあるんですね。

保険には加入済みなので、あとはWi-Fiを受け取らなくては。
ネットで予約しておいた、『イモトのWi-Fi』を受け取りました。

台湾に行ったときはスマホは使わなかったので、Wi-Fiも要らなかったのですが、今回はネットが繋がらないと不安で仕方ありません。
事前にしっかりと準備をしておきました。

この『イモトのWi-Fi』は、今後もお世話になろうと考えています。
変圧器も無料で付いてくるので、便利です。

Wi-Fiを受け取って、早々と『エール・フランス』のカウンターで、チェックインしてスーツケースを預けます。
初めての乗り継ぎで心配なので、「この荷物はロンドンまで行くんですよね?」「パリでは引き取る必要は無いですよね?」と聞いてしまいました。

パリでは引き取る必要が無いとわかったので、一安心。

それでも何かあったときの為に、スーツケースには名前と搭乗便、宿泊ホテルを書いたタグを付けて、自分のスーツケースと一目でわかるようにシールを貼り付けておきました。

そのまま手荷物検査を通過して、出国審査でパスポートに出国スタンプを押されて、これで後戻り出来なくなりました。

10時半には搭乗口付近に着いたので、だいぶ余裕がありました。

売店で水を買って、処方してもらった安定剤を飲んで準備完了。

そして11:40くらいには、搭乗開始になりました。

列に並ぶと、もうフランス人ばかりで日本人があまり居ません。

この段階で、早くも海外の気分になってきました。

良い隙間が無かったので、乗る飛行機を撮影出来なかったのがちょっと残念。
さあ、憧れの『エール・フランス』機に乗り込みます。

問題なのは座席。
短時間のフライトなら窓側が良いけど、今回は12時間にも及ぶフライトなので通路側になってくれと願っていました。

その願いが叶って通路側でした。
これでトイレにもすぐ立てるし、一安心。

さあ自分の席を確認し座ろうとすると、フランス人女性がフランス語でペラペラと話しかけてきました。
席間違っちゃったかな?と思い、もう1度チケットを確認するも合ってるみたい。

そこにフランス人の男性が現れ、「すいません、チェンジプリーズ」と話しかけてきました。
そうか、カップルで席が離れ離れになっちゃったから、交換してほしいんだとやっと理解出来ました。

せかっく通路側の席を確保できたのに、交換して通路側じゃなくなったら嫌だなぁと思いつつ、そのフランス人男性の席を見に行くと通路側でした。

これなら問題ないと、快く交換してあげました。

それにしても搭乗してこんなすぐに、フランス人と会話することになるとは思いませんでした。

『エール・フランス』のエコノミーは狭いと聞いていたから覚悟していたけど、普段LCCばかり乗っている私からすれば全然問題無く、許容範囲でした。

それにしても、機内はフランス人ばかり。
飛行機に乗った瞬間からフランス気分になれるので、海外気分も高まって来ます。

それから忘れてはいけないのが、時計の針をフランス時間にすること。

機内に乗ってすぐ現地時刻を意識し始めれば、時差ボケも軽くなります。

ただいま、日本時間は12時。
フランスは8時間遅れなので、まだ朝の4時ということになります。
ここから先は、そのつもりで過ごすこととします。

扉が閉じて、安全のビデオがモニターに流れ始めました。
このビデオがお洒落で、いかにもフランスらしくて気に入りました!

さて、離陸の準備が整ってもうすぐ離陸。

飛行機が苦手な私は、いつもここで緊張するのですが、今回は薬のお蔭で、かなりリラックスして離陸を迎えることが出来ました。

12:10頃に、『成田空港』を離陸!
通路側なので外の景色はわかりませんが、今回はほとんど揺れませんでした。

今回はモニターを観て、今自分はどこを飛んでいるのかを知るのも楽しみのひとつ。

あっという間に、新潟県上空です。

いやぁ〜飛行機って速いなぁ。

機内食の前に、ウェルカムドリンクとでも言いましょうか、「飲み物」と「おつまみ」が配られます。

「オレンジジュース」を頂きました。

「おつまみ」を食べ終える頃には、もう北海道近く!

12時間というフライトを前にすると、北海道がとてつもなく近く感じます。

このあと程なくして、ロシア上空に入りました。

さあ、そして楽しみにしていた機内食の1回目!

「フレンチ」か「和食」を選べるようなので、「フレンチ」を選びました。
メインが「かつ丼」なのは、日本便ならではでしょうか。

「ポテトサラダ」に「フランスパン」、「チーズ」、「レモンケーキ」・・・どれも美味しかったです!
やっぱり機内食っていいものだなぁ。

本当に優雅な気持ちになります。

食後にはお茶などが配られます。
「イングリッシュティー?ジャパニーズグリーンティー?」と聞かれたので私はイングリッシュティー(紅茶)をもらいました。

隣の席はおそらくイギリス人と思われるおじさんが座っていたのですが、イングリッシュティーにする私を見て、じゃあ俺はジャパニーズティーにするよ!的なことを言って「これはジョークだよ!」と周りを和ませてくれました。

日本人は「紅茶」を頼んで、イギリス人は「緑茶」を頼む。

このおじさんのお蔭で、とても良い気分になりました。

映画をちょこっと観ましたが、あまり面白くなかったので、ウォークマンでフレンチポップスやブリッティッシュロックを聴いてウトウトしていると、数時間があっという間に過ぎていきました。

いつまでたってもロシア上空なので、画面を観ていても少し飽きてくるところですが、ようやくロシアの終わりが見えてきました。

こうやって飛行機に乗ってみると、ロシアの大きさが実感出来ますね。

サンクトペテルブルク上空を、飛行中。

そしてロシアを抜けて、フィンランド上空に来ました!

フィンランドも凄く好きで来たかった国なので、テンションが上がります!
日本から1番近いヨーロッパがフィンランドなのですが、近いと言ってもだいぶ遠いですね。

席を立って、窓からヘルシンキの街を眺めようとしてみたけど、あまりよくわかりませんでした(苦笑)

スウェーデンに入った頃に、2回目の機内食。

「ラザニア」と「サラダ」、「パン」に「フルーツ」。
これも、美味しく頂きました。

どうやら機内食と機内食の間に、「アイス」が配られていたようだけど、ウトウトしていて気づきませんでした。

なんだかロシアが長すぎたせいで、ヨーロッパに入ったら次から次へ国が移り変わるので楽しくて仕方ありません。
デンマークをあっという間に通過して、ドイツ上空に入りました。

ここまで来れば、フランスももうすぐ。

程なくして、フランス上空に入りました。

徐々に高度を下げ始め、そこからはあっという間にパリの『シャルル・ド・ゴール空港』に着陸となりました。
前半は果てしなく長く感じたけど、後半はヨーロッパに突入してテンションが上がったからか、あっという間に感じました。
かなり快適な空の旅でした。

でも今日はこれから、乗り継いでロンドンに行かなくてはいけません。
果たして無事に乗り継ぐことが出来るのか・・・

次回に続きます。

ロンドン・パリ旅行 ⑦ [1日目] (機内に日本人は自分だけ!?遂にロンドンの地を踏む、地下鉄でホテルへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑧ [2日目] (国会議事堂にタワーブリッジ、クイーン生誕の地・インペリアルカレッジへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑨ [2日目] (タワー・ブリッジにロンドン塔、フィッシュ&チップス、アビー・ロードへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑩ [3日目] (ロンドン最後はフレディ・マーキュリーに想いを馳せる)
ロンドン・パリ旅行 ⑪ [3日目] (憧れのユーロスターで国境越え、フランス・パリへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑫ [3日目] (治安の悪さを感じつつ、ルーヴル美術館を見学)
ロンドン・パリ旅行 ⑬ [3日目] (パリで同時多発テロ発生)
ロンドン・パリ旅行 ⑭ [4日目] (一夜明けて)
ロンドン・パリ旅行 ⑮ [4日目] (凱旋門にシャンゼリゼ、エッフェル塔・・・哀しみのパリを歩く)
ロンドン・パリ旅行 ⑯ [5日目] (タリスでベルギー・ブリュッセルに日帰りのはずが・・・)
ロンドン・パリ旅行 ⑰ [5日目] (憧れたパリのカフェ、再びの美しき凱旋門)
ロンドン・パリ旅行 ⑱ [5日目] (最後の夜に何を想う)
ロンドン・パリ旅行 ⑲ [6日目&7日目] (エールフランス直行便で無事日本に帰国)
ロンドン・パリ旅行 ⑳ [帰国後] (旅の総括)

コメント

  1. rollingwest より:

    羨ましいですね~!
    今年も色々お世話になりました。また来年もよろしくお願いたします。

  2. STERNNESS より:

    ローリングウエストさん、こちらこそ、色々とありがとうございました!来年もよろしくお願い致します。

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