miss you

Mr.Children、21枚目のオリジナルアルバム『miss you』を購入しました。

全曲新曲ということから、Mr.Childrenというバンドとしての覚悟を、発売前から感じることに。

前作の『SOUNDTRACKS』は、コロナ禍真っただ中ということもあり、どこか暗い印象のアルバムでした。
なので今回は、明るくポップなアルバムを期待していたのですが・・・。

結論、『SOUNDTRACKS』以上に暗い、そして取っつきにくいアルバムに感じました。

1曲目の「I MISS YOU」のシンプルなバンドサウンドがとにかくカッコ良く、このアルバムへの期待値が高まったのですが、ここがピークでした(私の感想です)。

「くるみ」の続編MVが出た「Fifty’s map ~おとなの地図」が、このアルバムで1番キャッチーな曲になるのかな?
でも私には、ちょっとハマりませんでした。
ミスチルならもっと、胸がキュンとなる曲が出来るはず、と感じてしまったのです。

そして、「Are you sleeping well without me ?」は良い感じだなぁと思ったのですが・・・

「アート=神の見えざる手」で、一気に聴く気が失せてしまいました。
私が1番苦手なタイプの曲です。

ミスチルにもダークな曲は結構あるのですが、ここまで露骨な曲な無かったはず。

ミスチルに限ったことではないのですが、私は品の無い歌詞が多用されてる曲を好みません。

洋楽を聴く際は、歌詞をほとんど気にしない私(英語が分からないからですが・・・)。
でも邦楽を聴く際、歌詞を結構重要視して聴くんですよね、私。
やっぱり、日本語が持つ独特な美しさに惹かれている、というのもあるんだろうな、とも分析します。

そんな美しい日本語にも、醜い表現というものは存在し、それが露骨に表現されてしまったのが、この曲かなと思います。

次の「雨の日のパレード」がもっと明るい曲だったら、これもこれでありだと思えたかもしれませんが、やっぱりあの怖い歌詞を引きずったまま、何だかモヤモヤしたままアルバムを聴き進めていくことになってしまいます。

「We have no time」のカッコ良いギターリフで、ようやくその呪縛から解放された感じかな。

ジャジーな「deja-vu」からの、静かなラスト曲「おはよう」の流れは良かったと思います。

アルバムを通して何回も聴きましたが、やはり「アート=神の見えざる手」で、全て台無しになってしまっている感が、個人的にはあります。
本当に「I MISS YOU」が、このアルバムのピークだったと、感じているところです。

今回、このアルバムを引っ提げてのツアーをホールにした理由、良く分かりました。
アリーナ・ドーム・スタジアムで、これらの曲をやっても、何だか違うなぁという感じになると思うんですよね。
ホールのような小さい会場だったら、このアルバムの世界観がしっかり表現出来るのは分かります。

アルバムを聴くまでは、私もこのツアーに行きたいなと、先行に申し込んでいたのですが(さすがのミスチル、全て落選しました)、今となっては今回はパスで良かったかなとさえ、思っています。

ただ、これは個人の好みの問題。
このアルバムを好きな方もたくさんいらっしゃるでしょうし、もしこの記事を読んでご気分を害されてしまったら、申し訳ありません。
大好きなミスチルだからこそ、正直に感想を記しました。

次作は『重力と呼吸』のような、次から次へとキャッチーなメロディーが繰り出されるような作品を、私は聴きたいです。

そして、このアルバムを何度も聴いた後に、ミスチルのベストを全て聴いたんです。
「innocent world」、「Tomorrow never knows」、「口笛」、「くるみ」、「Sign」、「HANABI」、「エソラ」、「365日」、「祈り ~涙の軌道」、「Your Song」・・・

聴き馴染みのある、名曲の数々にホッとしました。
同時に、このふり幅も、ミスチルの魅力のひとつだと感じました。

それから最後になりますが、このアルバムは今現在もサブスクで解禁されていません(もう少しで解禁でしょうか)。
桜井さんが以前、「アルバムを発売日にCDで聴く喜びを感じてほしい」という旨の発言をされていたという話もあり、これはバンドの意向でしょうか。
だとすれば、発売日にCDを買った人間からすれば、これは本当に嬉しいことですね。

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