QUEEN+Adam Lambert / LIVE IN TOKYO 2016 @日本武道館

クイーン+アダム・ランバートの武道館ライブに行って来ました!
21日・22日・23日連続参戦です!
(22日はチケットが無いので外から)

とりあえず、ここまでのことを簡単に振り返りましょう。

来日が決まったのが6月15日。
このときは9月22日・23日の2日間の予定でした。
ずーっと願っていた念願の来日、もう喜びで一杯でした。

それからすぐにチケットぴあで1次先行が始まって、勿論両日申し込み。
そして見事に両日当選!

でもここから悪夢が襲ってきたのです。
なんと、当選したにも関わらず、クレジット引き落としと勘違いしていて、入金をせずに支払期限を過ぎてしまったのです。
当選は無効となり、1次先行はこれにて終了。

これには落ち込みました。
かなり良い席だったのに、自分のミスのせいで当選が無効になってしまったのです。

そんな中でなんとか気持ちを取り戻して、2次、3次先行も申し込むも、全て落選。

残るは一般発売のみ。
人生で初めて、徹夜で並びました。
結果、ぴあ店頭では売り切れたものの、その後回ったローソンで奇跡的に23日のSS席が空席だったので、買うことが出来たのです。

これでとりあえずは武道館に入れる。
安心したけど、やっぱりもう1日観たい、けど22日は完売状態。

そんな中で発表された台湾・台北公演。
これは知った瞬間に行くしかない!と思いました。
大好きな台湾で大好きなクイーンを観れるなんて、夢のようじゃないか、と考えて代行業者に頼んでチケットを購入。
それから航空券とホテルも確保。
祝日だから航空券は高くて取るの苦労しました。

で、台北ライブの手配が終わったところで、まさかの21日武道館追加公演が発表になったのです。
これは全く想定外でした。
これで武道館3日連続になるし、前後には台北と上海公演もある。
これは相当ハードなスケジュールで、若いアダムはまだしも、ブライアンとロジャーの体調が心配にもなりました。
それでも3日連続なんて、日本だけ。感謝の気持ちを持ってチケットを取ることを決意。

そうして無事に21日のチケットを確保。
これで台北公演と武道館2日間の合わせて3日間、ライブを観れることになったのです。

今月初め、大事な試験が終わってからというもの、あっという間に時間は過ぎて気づけば台北ライブ1週間前。
天気予報を見ていると、恐れていたことが。
大型の台風が発生して、台湾と日本にゆっくり向かってくるとのこと。

それから当日を迎えるまで気が気じゃなくて、こまめに情報収集しながらライブ前日を迎えました。
18時に仕事が終わって、その足で上野へ。
翌日は朝早い飛行機なので、上野のカプセルホテルに前泊することにしたのです。

カプセルホテルに着いて、さあ寝るかと思ったときにエクスペディアから連絡が。
台風の影響で飛行機が大幅に遅れるとのこと。
これでライブに間に合わないことが確定となり、台北行きは取り消しに。

翌日、がっかりしながら帰宅。
自宅で、あぁ今頃本当なら台北で生でクイーン+アダムを観ていたのになぁ・・・と、本当にこの日は落ち込みました。

それでも2日後には彼らは日本にやって来るのです。
念願だった来日公演を楽しむため、気持ちを切り替えないと!と思って、何とか台風のショックを振り払うことが出来たのです。

ライブ当日の朝には台風は関東を通過。
メンバーも無事前日に来日。
ライブには影響なさそうです。

そんなこんなで、何とかライブ当日を迎えることが出来たのです。

チケットがあるのは初日の21日と最終日の23日。
22日はチケットが取れなかったけど、会場の雰囲気だけでも味わおうと、武道館まで行きました。
結果、結構音が聴こえました!
私と同じく外から音を聞く方は30名ほどいらしたので寂しい想いをすることなく過ごせました。

いずれも15時くらいには武道館に到着。
グッズの列が凄まじくて、2時間近く並びました。
でも1番欲しかった日本限定湯飲みが売り切れてしまってショック・・・。

Tシャツは買うことが出来ました。
日本限定、日の丸クイーンTシャツ!

裏がWe Will Rock Youになっていてカッコいい!
武道館と書かれているのも良いですねぇ。

こちらのグレーのTシャツはアジアツアーのもの。
裏にはツアーの日程が書いてあり、見るたびに気持ちが高まります。
日本だけ3日間・・・やっぱり嬉しい!

21日は会場近くまで友人と行って、ライブ終了後は、一昨年のサマソニで出会ったクイーン仲間の方達とオフ会。
そして22日と23日のライブ開演前には、ブログ仲間のryoさんに久しぶりにお会い出来て、とても楽しい時間を過ごせました!

そして18時に開場。
21日はS席で1階の2列目、ほぼ真横でブライアン寄りの席!
23日はSS席だけど、アリーナの後ろの方でした。
多分アリーナは全てSS席なんじゃないかなと感じました。

開演予定の19時を過ぎて、ステージを覆う幕の周辺にスモークが噴出され、なんとも幻想的な雰囲気。
どんどん気持ちが高まって行きます。

もうすぐブライアンとロジャーに会える!
もうここまで来たら冷静ではいられません。

15分くらい経ったでしょうか?
遂に会場が暗転!
場内大歓声!

いよいよ始まります!

セットリストは3日間少しだけ違いましたが、ここには1日目のものを載せます。

************************
Seven Seas of Rhye (輝ける7つの海)
Hammer to Fall
Stone Cold Crazy
Fat Bottomed Girls
Don’t Stop Me Now
Killer Queen
Somebody to Love (愛にすべてを)
Love Of My Life
Teo Torriatte (Let Us Cling Together) (手をとりあって)
These Are the Days of Our Lives (輝ける日々)
Drum Battle
Under Pressure
Crazy Little Thing Called Love (愛という名の欲望)
Another One Bites the Dust (地獄へ道づれ)
I Want It All
Who Wants to Live Forever
The Show Must Go On
Last Horizon
Guitar Solo
Tie Your Mother Down
I Want to Break Free
I Was Born To Love You
Bohemian Rhapsody
Radio Ga Ga
~~~~~~~~~~~~~~
We Will Rock You
We Are the Champions
God Save The Queen
************************

スクリーンにアダムとブライアンが登場。
ステージに歩いてくる様子が映し出されて、期待は最高潮に高まります!

そして次の瞬間、あの「輝ける7つの海」のピアノイントロと共に、ステージを覆っていたカーテンが一気に幕を開け、割れんばかりの大歓声!

特殊なサングラスをしたアダムとブライアンが登場し、2人で花道を進みながら演奏開始。
この2人揃って歩く姿が鳥肌が立つくらいカッコよかった!
3日目はアリーナなのでここで観れたのは、このアダムとブライアン中心でしたが、1日目は1階の真横なので2人は花道を歩けば歩くほど私からは遠くなっていきます。
そんなときにロジャーが目に飛び込んできました。
サングラスロジャー!カッコいい!

1曲目からもう確信しました。
アダムがクイーンの曲に最高に馴染んでいると。
これは凄いライブになるぞと思いました。

2曲目の「Hammer to Fall」で1日目はブライアンが目の前にやって来ました!
ギャー!!ブライアンの表情がハッキリとわかる!
「ブライアーン!」と大声で呼ぶと、こっちを見てくれて目が合ったような気がしました。
なんというにこやかで優しい表情なんでしょう。まさに天使。
感動で涙が止まりませんでした。
こんなに近くにブライアンが来てくれるなんて思いもしなくて大感動でした。

3曲目の「Stone Cold Crazy」はハードなステージ。
演奏が最高にカッコいい。
スクリーンに白黒で映し出されるロジャーがまた渋くて素敵。

続いて『Jazz』から「Fat Bottomed Girls」「Don’t Stop Me Now」の2曲。
「Don’t Stop Me Now」はクイーンファンになるきっかけになった曲でもあるので特別な想いで聴きました。
サビに入るまでの独特な間でアダムが焦らすもんだから、期待もどんどん高まります。
最後の”La La La~”の合唱も素敵だったなぁ。

そして「Killer Queen」
この曲をフレディ以外のボーカルが歌えるなんて誰が想像したでしょうか?
それがアダムに本当にピッタリハマって素晴らし過ぎ。
椅子に座って怪しげに歌うアダムはまさにキラークイーン。
ギターソロでブライアンがアダムに寄って、アダムはシャンパンを吹き出します。
この演出も素晴らしい。
そして「Hello Tokyo」とアダム!
ブライアンもロジャーも満面の笑みです。

アダムのMCが終わるとこれも有名なあのピアノイントロが。
「Somebody to Love」です!
序盤から大ヒット曲のオンパレード。もう凄すぎです。
この曲だってアダムだから歌うことが出来る曲ですよね。

そしてメンバーが一旦下がって、ブライアンがアコースティックギターを持って花道を1人で進んできました!
「こんばんは、東京!お元気ですか!」
「ちょっと待って下さい」、と日本語で話してブライアンが取り出したのは自撮り棒。
会場360度回ってブライアンと一緒に記念撮影です。

それからブライアンは静かに話し始めます。
「これはフレディが若い頃に作った曲です」と。
そして日本語で「一緒に歌って下さい」と!

ここまでくれば何を歌うのかファンなら誰でもピンと来るでしょう。
「Love Of My Life」です。
フレディが元気だった頃からのライブの定番曲で、ブライアンの弾き語りでフレディが歌うスタイルでした。
フレディが居ない今、歌うのはブライアン。
勿論みんなで大合唱です。
そして終盤、スクリーンにフレディが登場して、この日1番の大歓声。
もう涙が止まりません。みんな泣いていました。

フレディと共に最後のパートを大合唱。
消えゆくフレディをジッと見つめるブライアン。
最後には拳を突き上げて、フレディとの別れを惜しんでいるようにみえました。
この光景にまた涙。
フレディ、ありがとう!!

そこからブライアンは弾き語りで「手をとりあって」を歌い始めます。
クイーンと日本の絆を歌った、日本のファンには特別な1曲。
この曲をやってくれて本当に嬉しいです。
ブライアン、サビの後半は高音でかなりキツそうだったけど、日本のファンの為に一生懸命歌ってくれました。
そんなブライアンをフォローするように私達ファンは更に大声で熱唱。
まさしくそれは「手をとりあって」の光景でした。

ブライアンの日本への愛が伝わってくるステージでした。ありがとう!

そしてロジャーがギターを持ってブライアンがいる花道へ歩いてやって来ました!
そのギターをブライアンに渡して、ここで主役はロジャーにチェンジ。
ブライアンが「ロジャー・テイラーさん!!」と日本語で紹介するのが可愛かった!

ロジャーが歌うのは「輝ける日々」
フレディ最後のミュージックビデオとなった美しき曲です。
モニターには若かりし頃のメンバー4人が東京を観光する姿が映し出されます。
特にジョンが映し出されたときは大歓声。
その歓声を聴いたロジャーとブライアンもとても嬉しそうな表情。
ジョンもいつまでもクイーンのメンバーの一員です。会場にはジョンの魂もありました。

花道にドラムセットが用意され、ロジャーがスタンバイ。
一方ステージにはロジャーの息子のルーファスがドラムをスタンバイ。
何が始まるのかと思ったら、親子のドラムバトル!

ルーファスはお父さんの若い頃そっくりでかなりのイケメン!
そしてドラムは超パワフルで上手い!
でもお父さんだって負けていません。
圧巻のドラムソロでした。

ロジャーが「友を亡くしたよ」と言って始まったのが「Under Pressure」でした。
スクリーンには今年亡くなったデヴィッド・ボウイの姿が!胸が熱くなりました。
ここでアダムが戻って来て、ロジャーと熱唱。
主にフレディパートはアダムで、ボウイパートはロジャーが歌っていたような気がします。

アダムの和やかなMCの後始まったのがアメリカで大ヒットした「愛という名の欲望」「地獄へ道づれ」の2曲。
ジョンが作った曲もやってくれて嬉しかったなぁ。

ブライアン史上、最もハードでカッコいい「I Want It All」は最初のハモリに鳥肌が!

続く「Who Wants to Live Forever」「The Show Must Go On」はアダムのボーカルが伸びやかで実に素晴らしかったです。
「The Show Must Go On」は初日しか披露されなかったので、初日に行って聴けて良かったです。

そしてここから再びブライアンのソロタイム!
天に舞ったブライアンが奏でる「Last Hrizon」は本当に美しくて大感動!
バックの美しい宇宙の映像が、天文学者でもあるブライアンのイメージにもピッタリで本当に素晴らしかった。
本当にブライアンのギターの音色は唯一無二だと再認識しました。

そこから流れるように「Tie Your Mother Down」のリフが!
この曲はライブ序盤で披露されるイメージの曲だけど、中盤以降だとまた違った盛り上がりをみせます。
本当に最高に盛り上がる曲ですねぇ!ちなみにこの曲のドラムはルーファスが叩いて、ロジャーは裏でタンバリンを叩いていました。

こちらもジョンが作った「I Want to Break Free」もいい感じで終了。

そして私にとって特別なあの曲が!
「I Was Born Tove You」です。
あの日あのとき、あのタイミングでこの曲を聴いていなければ、今頃こうやってクイーンのライブに来ているのかなぁ?と考えると感慨深いものがありました。
そしてこの曲をやってくれるのは日本のみ。
日本で人気が高い曲だというのもメンバーは十分わかってくれているもの本当に嬉しいです。
この曲のギターソロはかなり難易度が高そうでしたけど、ブライアンはクールに完璧にタッピングもこなしていて圧巻でした。

さあ、そして遂にあの曲が演奏されました。
ロック史に刻まれた永遠の名曲「Bohemian Rhapsody」です。
始めはアダムのボーカル。実に伸びやかな美しいボーカルです。

そしてフレディが再び降臨。
歴史的な名曲を一瞬たりとも聴き逃すまいと、集中して耳を研ぎ澄まして聴きました。

オペラの後は爆発と共にハードロックに突入。
なんていう開放感なんでしょう!
その後のアダムとフレディの掛け合いがまた素晴らしかったです。

この曲で本編終了かと思いきや、「Radio Ga Ga」がまだ残っていました。
物凄い代表曲のオンパレードで、出し惜しみなんてそこには一切ありません。
サビの手拍子は気持ち良かったなぁ!

そうして本編終了。
すぐにメンバーが戻って来てアンコール。

ブライアンに比べてあまり喋らないロジャーが日本語で「ありがとう」と言ってくれたのが本当に嬉しかった!
そしてあの曲のドラムが!

「We Will Rock You」です。
今や世界中で歌われているクイーンの代名詞的な曲で、会場は完全に一体化。
この曲を武道館で合唱出来るなんて、本当に夢のようです。

そこから続くのは勿論、「We Are the Champions」です。
アンコールがここまで予想できるバンドってきっとクイーンくらいではないでしょうか?
偉大なるワンパターン!もはや伝統の域です。

最後に心行くまで大合唱しました。
あのときの光景は一生忘れたくありません。
本当に素敵な光景でした。

そうしていつの間にか「God Save The Queen」が流れてお別れの時間。
ブライアン、ロジャー、アダムが肩を組んで深々とお辞儀。
最後にブライアンは高く拳を突き上げて、去って行きました。

こうして3日間のお祭りは大盛況の中幕を閉じたのです。

特に3日目は全てを出し切って、満足感と終わってしまった寂しさで一杯で、帰路はあまり記憶がありません。
日付が変わった頃に帰宅。

SS席限定グッズは豪華でした!
トートバッグにラミネートパス、限定Tシャツとパンフレットです。

パンフレットはどれも良い写真ばかりで大満足です。

さて、念願だったクイーン+アダムの来日公演。
本当に夢のような楽しい幸せな時間でした。

セットリストも代表曲満載で誰でも楽しめる最高のものだったと思います。
演出もメンバーのパフォーマンスも最高レベルのものでした。

大好きなブライアンとロジャーを生で観れた感動は勿論ですが、フレディとジョンの魂も至る所で感じることが出来たライブで、本当に嬉しい気持ちで一杯です。

これもアダムのお陰です。
アダムがブライアンとロジャーを日本に連れてきてくれたのです。
本当にアダムにも感謝の気持ちで一杯です。

それにアダムのパフォーマンスは実に素晴らしかった!
間違いなく天国のフレディも喜んでくれているでしょう。

大好きなクイーンの曲を、特別な日本武道館でこうして3日間に渡って聴くことが出来て、本当に幸せでした。
私はこれからもクイーンを聴き続けます。

ブライアン、ロジャー、そしてアダム、本当にありがとう!
また会いましょう!!

ー完ー

コメント

  1. ミワニッチモ より:

    念願のクイーン武道館ライブ、お疲れさまでした!
    素晴らしいライブだったようで、僕も行きたかったです。
    セットリストを見ると有名な曲ばかりで、僕のような初心者でも楽しめそうです( ・∀・)
    次の来日までにもっとクイーンのアルバム聴いて、次は参加したいです!

  2. あけみちゃん より:

    こんばんは
    初日、行きました。
    楽しいコンサートでしたね。
    映像のフレディは、若い。
    ステージのロジャーとブライアン見ると、若々しい2人であっても親子ほど年が離れて見えてしまったことが切なかった。

  3. STERNNESS より:

    ミワニッチモさん、こんばんは!
    有名曲のオンパレードだったので、本当に誰でも楽しめるライブだったと思います。
    またきっと来日してくれると思います。
    そのときまで是非たくさんアルバムを聴かれてみて下さい!

  4. STERNNESS より:

    あけみちゃんさん、こんばんは!
    あのフレディはまだ30代ですものね。
    今でもフレディが元気だったら、どんな年の取り方をしているんだろう?と考えると切なくなります。
    「Love Of My Life」でブライアンが振り返ってフレディを見つめるシーンは泣けてしまいました。

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