ロンドン・パリ旅行の翌日にエルトン・ジョンのライブに行ってきました。
会場は横浜アリーナ。
クイーンの次に好きな洋楽アーティストと言ってもいいくらい、大好きなエルトン・ジョン。
ずっと来日を望んでいたので、今回の来日が決まったときは本当に嬉しくて、チケット代は凄く高いけど迷うことなく購入しました。
でも結論から言って、全く楽しめませんでした。
理由は時差ボケとパリのテロ。
特に後者ですね。
パリのテロからまだ数日後だったので、全然音楽を聴く心境ではなくて・・・。
それでもせっかく取ったエルトンライブのチケット、行かないわけにはいかない、と思って何とか仕事を早く切り上げて横浜まで行ったんですが、楽しめませんでした。
正直このライブのことを思い出すだけで辛くて胸が苦しくなります。
周りの人達が素晴らしいライブだった、と言うのを聞くのも辛いものがあります。
あれだけ楽しみにしていたエルトンのライブなのに。
いつかまたエルトンが来日してくれたら、そのときは万全の体調で臨みたいものです。
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(2023年追記)
あれから8年。
エルトンが再び、日本に来ることはありませんでした。
今年、エルトンはライブ活動の引退したのです。
当時はこのように、”とにかく楽しめなかった” というオーラ全開の文章ですが(確かに当時はそう感じていました)、時間が経つと共に、少しずつこれが美しい思い出になって来たのです。
それには色々な理由が考えられますが、1番はこの日のライブ映像が、公式として今も記録として残っていることですかね。
あれから何回も何回も、この日のライブ映像を観ました。
今では「何て素晴らしいライブなんだろう」、「この場に居れて本当に幸せだった」と心から思っています。
出来ればもう1度、来日して欲しかった気持ちは間違いありませんが、もうライブ活動の引退は決まったこと。
仕方ありません。
覆せないことで落ち込むより、私はあの日、あの場所でエルトンのステージを観れたことに感謝したいです。
そしてエルトン、長年に渡るライブ活動、お疲れ様でした。
ライブ活動は引退しても、エルトンの素晴らしい作品は、いつまでも輝き続けることでしょう。
コメント
ああ、よりにもよって帰国翌日がライヴでしたか。
あれだけの事があった直後では、楽しめるはずがありませんね。どうにも運が悪かったとしか...残念でしたね。
ライヴを楽しめるかどうかは、自分の体調や精神状態が大きく左右しますね。僕も、ポール・マッカートニーのライヴで実感しました。チケット確保までのいざこざと失敗、そして当日の体調不良と。
いくら大好きなアーティストが大好きな音楽を目の前で奏でていても、楽しめない時はあるって事。
思い出すと辛くなる、嫌な思い出のライヴになってしまって、悔しくて悲しくて。
それを払拭するには、もう一度来日してもらって、こちらも万全の状態で臨むしかないんですよね。
次がある事に期待するしかないですね。
ロンドン・パリ旅行記、全20回の大作になるそうで。
さっきのライヴの話じゃないですけど、思い出すのも辛くなるというわけではありませんか?
旅行記を書かなければという使命感に追われて、辛い思いをしてまで書くというのでしたら...決して無理はなさらないでくださいね。
もちろん、こちらとしては旅行記を読むのは楽しみにしてるのですが、fmさんが書ける範囲で結構ですからね。
カフェブリュさん、こんばんは。
そうなんです。休みが別々だと取りにくいので、あえて翌日にしたのですが、テロのショックを引きずったままの参加となってしまいました。
ライブでの体調、精神状態は大事ですよね。1番良い状態で臨めればいいんですが、ライブにだけ照準を絞って生活も出来ないので難しいものですね。
カフェブリュさんのポールのライブの件も存じ上げていたので、ライブ終了後の虚しく悲しい気持ち、カフェブリュさんならわかって下さるだろうなぁと思っていました。
大好きなアーティストの待ち焦がれたライブですら、楽しめない精神状態になることもあるんですね。辛い思い出になってしまいましたが、またエルトン、そしてポールも来日してくれることを期待しましょう。
ロンドンは楽しい思い出ばかりですが、パリのことは今でも思い出すと少し悲しい気持ちになります。
ロンドンとパリは近いし必ずセットで、と考えていたので、いくらロンドンが良い思い出ばかりといっても、パリのテロによって全体的に暗い印象になってしまった感も否めない感じです。
温かいお言葉、ありがとうございます!自分が書ける範囲で書いていこうと思いますので、カフェブリュさんもよろしければご覧下さい。