今日の夜はコーヒーを飲みながら、ゆったりと大好きなビリー・ジョエルを聴いています。
高校生のときに初めて買ったビリーの「ストレンジャー」の紙ジャケ。
数えきれないほど聴いたので、ボロボロだけど思い入れがあります。
このアルバムと同じくらい『ニューヨーク物語』、『ニューヨーク52番街』は好きだけど、初めて買ったビリーのアルバムということで、このアルバムから紹介します。
まず何と言ってもこのアルバムを象徴するのは、表題曲の「The Stranger」ですよね。
私はこの曲でビリーファンになりました。
哀愁漂うピアノのイントロからの口笛、そこからの盛り上がり・・・何度聴いても痺れます!
大都会ニューヨークで、仮面をかぶって素顔を隠して生きざるを得ない人々の葛藤を感じ取れる名曲中の名曲です。
続く「素顔のままで」、この曲もCMなどで有名ですが言うまでもなく大好き。
「イタリアン・レストランで」の曲展開は若干イギリス勢の影響も感じつつ、終盤のサックスやコーラスにはニューヨークを感じてしまいます。
それからアコーディオンの音色が哀愁を誘う「Vienna」は、このアルバムで1番大好きな曲!
まるで誰かがワルツを踊っている姿が思い浮かぶ名曲。
いつか行くかわからないけど、ニューヨークに行ったときは必ずカフェでこの曲を聴きたいな、と思っています。
そしてアコースティックなラブバラード、「She’s Always A Woman」も大好き。
眠れない夜にいつも聴いています。
ラストの「Everybody Has A Dream」の終盤、「ストレンジャー」のピアノと口笛が繰り返されて終わるのも憎い演出・・・いいなぁ〜
私はヨーロッパにずっと憧れてきたので、正直アメリカには全然憧れは無くて、ロンドンとニューヨークだったら断然ロンドン派なのですが、ビリーを聴いているとニューヨークも1回くらい行ってみたいなぁと思えてきます。
それだけビリー・ジョエルのイメージと言ったらニューヨークなんですよね。
ニューヨークという大都会に生きる人々の、姿と心情をリアルに歌い上げるのがビリーの大きな魅力です。
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