fun on earth

ロジャー15年ぶり、通算8枚目のソロアルバム「ファン・オン・アース ～地上の愉楽」を買いました！

これはロジャーの最高傑作では！？
味わい深くなったロジャーのボーカルを全編で堪能でき、大満足。
素晴らしい大人のロックアルバムに仕上がっています。

曲の流れも見事。
1曲目「ひと晩だけやって何が悪い？」と歌うロジャーらしい過激なナンバー「ワン・ナイト・スタンド」から、
2曲目のアコースティックな「ファイト・クラブ」のサックスで早くもノックアウト！

先行公開された「sunny day」もこの流れの中で聴くと、一際曲の良さを感じます。
ロジャーのソロは他のメンバーのソロと比べて、クイーンぽい曲って少ない印象ですが、この曲は後期のクイーンを感じます。

9曲目「small」はどこかで聴いたことあるなぁと思っていたら、クイーン＋ポール・ロジャースの「コスモス・ロック」でポールが歌ってたお気に入りのナンバーでした！
アレンジも変わってこっちはイントロからのどかな雰囲気が漂いこっちも好きです。

そして10曲目「say it’s not true」にはジェフ・ベックがゲストで参加。
ロジャーのボーカルとマッチするベックのギターソロは堪りません！

11曲目「the unblinking eye」はアフガンでのイギリスの軍事行動を批判した反戦歌。
こういった政府を批判する曲はほとんどクイーンは無いけど、ロジャーは昔から政治批判の曲を書く唯一のメンバーでした。

最後の「smile」はライナーノーツにもあるように、全編にビートルズの香りが漂います。
クイーン結成前にブライアンと組んでいたバンド『スマイル』を最後のタイトルに持ってきたのは何か意味があるような気がします。

水曜に買ってから通勤時にウォークマンでずっと聴いていますが、今日は少し時間が出来たので自宅のコンポでコーヒーを飲みながらゆったり聴いてみました。
こういった落ち着いたアルバムはゆったり聴くに限りますね。

来年あたり、ライブがありそうで楽しみ！