家入レオ、7枚目のオリジナルアルバム『Naked』を買いました。
間にEP、ベストアルバムを挟んだとは言え、久しぶりのオリジナルアルバムですね。
実はこのアルバムも、ずーっと買おうかどうか、迷っておりました。
というのも今の時代、発売日からサブスクで聴けてしまうので、私は購入意欲が削がれてしまっていました。
プラス、私の欲しかった初回A盤の価格があまりにも高くて・・・
彼女に限ったことでは無いのですが、最近のアーティストは、通常盤と初回盤で、ジャケ写が違うことが多くて・・・
そして大抵、初回盤の方が良いジャケ写なのです。
この売り方に、私は以前から疑問を感じていました。
ジャケ写はアルバムという”作品”のイメージを構成する、大事なものです。
そのイメージが、買った人によってバラバラになってしまう、この売り方はどうなのかなぁと、思うのです。
なので私は、通常盤であろうと、初回盤であろうと、ジャケ写は統一して欲しいな、と強く思います。
それで悩んでいたのですが、やはり買うことにしました。
やっぱりフィジカルで所有したかったので。
前置きが長くなってしまいましたが、繰り返し聴いていますが、買って良かったと思えるアルバムでした。
1曲目「Winter」から「悩みたいだけ」を挟んで3曲目「レモンソーダ」までの流れで、良いアルバムだなぁと確信しました。
「悩みたいだけ」のサビでの爆発力が凄く、ノリノリで聴いていしまいます。
先行シングルだった「レモンソーダ」は、キラーチューンが少ないこのアルバムの中では、重要な役割を占めているような気がします。
その後、ダークな曲が続き、8曲目の「Hikari」で一気に、世界観が変わります。
彼女の伸びやかな歌声、美しいメロディ、どこか切ない歌詞・・・
どこを取っても完璧な、名曲です。
このアルバムで、1番好きな曲になりました。
続く「愛は鎖じゃない」も、なかなかキャッチーで耳に残ります。
気に入りました。
そしてアルバムも終盤、10曲目「君に未練はないけど、恋に未練がある」から「かわいい人」を挟んで、ラスト12曲目「Boyfriend」まで、どれも良い曲でした。
ただ、少しインパクトが弱いかなぁ、とも感じました。
今回のアルバムにはキラーチューンが少ないと書きましたが、去年のベストアルバムに収録された「Answer」や「空と青」がこのアルバムにも収録されれば、もっとメリハリの利いた、名盤になったのではないかなぁと思います。
やっぱり1st~4thアルバムのようなアルバムを、また聴いてみたいです。
とは言え、このアルバムも良作であることには違いありません。
作詞・作曲者はバラバラですが、不思議と統一感はありますし、良い曲も多く、ファンの方には是非聴いてほしいと思います。
繰り返しになりますが、買って良かったと思えるアルバムでした。
サブスクで聴くより、こうしてCDで歌詞カードを眺めながら聴く方が、後々思い入れも強くなるものですね。
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