ロンドン・パリ旅行 ⑧ [2日目] (国会議事堂にタワーブリッジ、クイーン生誕の地・インペリアルカレッジへ)

ロンドン・パリ旅行 (序)
ロンドン・パリ旅行 ① [準備編] (憧れのヨーロッパ)
ロンドン・パリ旅行 ② [準備編] (そもそも行けるのか?)
ロンドン・パリ旅行 ③ [準備編] (難航した行き先選び)
ロンドン・パリ旅行 ④ [準備編] (出発2か月前に思い切って予約)
ロンドン・パリ旅行 ⑤ [準備編] (大きな期待と不安を抱えながらの最終準備)
ロンドン・パリ旅行 ⑥ [1日目] (遂に出発!エールフランスで12時間もの長旅、乗り継ぎ地のパリへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑦ [1日目] (機内に日本人は自分だけ!?遂にロンドンの地を踏む、地下鉄でホテルへ)

2015年11月12日(木)

さあ、ここから2日目です。
今日は終日、ロンドン市内を観光です。

移動時間が長い今回の旅行で、丸一日観光出来るのは、貴重なことです。

ぐっすり眠って、8時頃に起床。

太陽の光を浴びて、今は朝なんだと言い聞かせます。
心配していた時差ボケですが、この段階ではそこまで感じることはありませんでした。

さあ、まずは朝食です。

朝食会場は1階で、チェックイン時に貰った朝食券を係員に提示して、まずは座席確保。

種類は少なめですが、バイキング形式。
「パン」と「シリアル」、「フルーツ」に「紅茶」とシンプルながら、イギリスらしい朝食です。

追加料金を支払えば、「ベーコン」なども付いてもっと豪華な朝食にも出来るようですが、私はこれで十分でした。
「フルーツ」がジューシーで、とても美味しかったです。

「紅茶」は「ミルク」が見つからなかったので、「レモン」を入れました。

部屋に戻って支度を整えて、市内観光に出かけます。

このホテルはルームキーなので、外出時にフロントに鍵を預ける必要が無いのでとても楽です。
ホテル出入り口付近は、ツアー客などでごった返していました。

世界の国旗の中に、『日の丸』も加わっているのが嬉しい!

そういえばロンドンを走る路線バスの車両にも、世界の国旗がデザインされていて、そのほとんどに『日の丸』がありました。

さあ、出発。

ホテル前の風景です。
昨日は暗くてよくわからなかったけど、異国情緒を感じる風景です。

走る車から信号機まで日本とは全然違って、見るものすべてが新鮮で感動の連続です。
これは有名観光地に行かないで、近所を歩くだけでも十分楽しめそうです。

まあ、有名観光地は行きますが(笑)

外から見た『ロイヤル・ナショナルホテル』。
本当に大きなホテルです。

どうやら近くに、バス停もある模様。
明日パリに行く前に、乗ってみようかな。

ホテルを出て、駅へは一回の左折のみ。
その左折ポイントに、個人がやっていると思われるお土産屋さんがありました。

絵になる風景ですねぇ。

ちょっと覗いてみると ”I ♡ London”「Tシャツ」や、イギリス国旗の「キーホルダー」や「ステッカー」が、たくさん置いてありました。

駅周辺は、なかなかの賑わい。

入りやすそうなファストフード店もあって、観光の拠点にはピッタリなところだと感じます。

あっという間に「Russell Square」駅に着きました。

本当に近いです。
茶色い駅舎が街の風景のひとつになっていて、洒落ていますね。

『オイスターカード』に少しだけチャージして、改札を抜けてホームへ向かいます。

またあの長い階段を下るのは気が引けたけど、エレベーターが混雑していたので、また階段にしました。
それにしても、凄まじく長い階段。

これは体力がある人にしかお勧め出来ませんが、実際に階段を歩いていると、これだけ深いところに鉄道が走っているということを実感できるので、そういった意味では良いと思います。

ホームにたどり着くと、すぐに列車がやって来ました。
早速乗り込んで、まずは国会議事堂の「Westminster」駅に行きます。

ロンドンの地下鉄は、路線がたくさんあって若干複雑ですが、路線図を手にしていれば迷うこともあまり無いと思います。

東京の地下鉄を乗りこなせる人なら、全く問題無く乗りこなせると思います。

Piccadilly線でまずは5駅の「Green Park」駅まで出ます。

乗り換えも案内表示に従って進めば、迷う心配はありません。
さすがのロンドン、案内表示は本当にわかりやすかったです。

東京より、わかりやすいかも。

「Green Park」駅からJubilee線で1駅、「Westminster」駅に着きました。

念願の『国会議事堂』を見れる興奮からか、駅の写真を撮るのは忘れていたようです。

駅を出ると、まず『ロンドン・アイ』が見えました!

『国会議事堂』は振り返るとすぐ見えるのですが、まだあえて見ません。
そう、テムズ対岸からの1番美しく見える場所で、まずは見ようと考えたのです。

『テムズ河』の橋を渡って対岸に着きました。

ベストポジションから、満を持して振り返ります。

これが憧れのイギリスの『国会議事堂』!

いやぁ〜!
感動して、しばらく何も言えずに見入ってしまいました。

物凄い貫禄です!
これが日本も大いに影響を受けた、議会政治が生まれた場所かぁ。

何より歴史の重みを感じますし、本当に美しい建物です。

天気が良くて、『テムズ河』のせせらぎが聞こえてくるよう。

本当に心地よかったです。

ここで1日座って、ボーっと過ごすも良いだろうなぁ。

ここにも「お土産屋」さんがあって、バックには『国会議事堂』が入って、このロンドン旅のハイライトとなる写真が撮れました!

心地よい風を受けて、たなびく『ユニオンジャック』のバックには『国会議事堂』。
この写真を見ると、本当にイギリスに行ったんだなぁ、と実感が湧いてきます。

近くで見ると歴史を感じます。

やはり結構、年季の入った造りですね。

『ビッグベン』をアップで、パシャリ。

『ビックベン』の鐘は15分ごとに、4つの小さな鐘が鳴るそうです。
1時間ごとには大きな鐘が鳴るということで、聞きたかったのですが、時間があまりないので次に向かうことに。

さっきまで晴れていたのに、このときにはもう曇ってきました。
晴れているうちに見れて良かった!

『国会議事堂』とセットで観るのは、『ウェストミンスター寺院』です。

両者は近いから、まとめて見るのが効率的だと思います。
出入り口は2つあるようで、こちらが観光客用の入り口の面です。

墓地の前を通るときは、神聖な気持ちになります。

世界遺産にも登録されている、華麗なイギリス中世の華麗なゴシック建設『ウェストミンスター寺院』です。
あまりの美しさに、見惚れてしまいました。

西暦960年にベネディクト派修道院として建設された、この『ウェストミンスター寺院』。

女王エリザベス2世の戴冠式や、元ダイアナ妃の葬儀、最近ですとウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式など数々の重要な式が執り行われた、イギリス王室を語る上でも欠かすことのできない王室の教会なのです。

『国会議事堂』と並んで、ロンドン観光のハイライトです。

『国会議事堂』と『ウェストミンスター寺院』を見たら、あとは『バッキンガム宮殿』も見なくては。

『バッキンガム宮殿』も歩いて行ける距離なので、歩きました。

その中間に『セント・ジェームズ・パーク』という大きな公園があることを知ったので、その公園を通っていくことに。

それが大正解で、こんな良い雰囲気の公園でした。
落ち葉が何とも言えぬ美しさ。

哀愁漂うロンドンの雰囲気を、肌で感じることが出来ました。

人間は勿論、鳥たちなどの動物も、ゆったりと思い思いの時間を過ごしていました。

そして何と、野生の「リス」を発見!

野生の「リス」を見れるなんて、東京では考えらませんよね。
「リス」は何度も見かけ、観光客にも大人気でした。

後ろ姿、愛くるしい!

可愛いなぁ。

今回の旅は音楽ともリンクしているので、そのとき聴いた曲も紹介していこうと思います。

イギリス王室を象徴する『ウェストミンスター寺院』から、この黄昏の公園を歩いていると、エルトン・ジョンを聴きたくなってきました。
ベンチに座って、しばしウォークマンでエルトンを聴くことに。

「Candle In The Wind」と「Goodbye Yellow Brick Road」を聴きました。

それはそれは、本当に贅沢な時間でした。

この落ち葉が美しい公園で聴く「Goodbye Yellow Brick Road」は格別で、黄昏てしまいました。
いやぁ〜、この公園に寄って本当に良かったです。

『バッキンガム宮殿』に着きました。

パラパラと雨が降ってきたかな?と空を見上げると、一気にザーッと降ってきました。
慌てて傘を差しましたが、驚くことにロンドンの人たちは傘を差しません。

濡れてもお構いなしといった感じ。
イギリスは天気が変わりやすく、雨が降ったりやんだりの天気で面倒なので皆傘を差さないようです。
これには驚きでした。

衛兵の姿も、少し見ることができました。

雨が強まってきたので、足早に駅に戻ることに。

雨に濡れる落ち葉も、良いものですね。

大都会にこういった公園がたくさんあるロンドン、羨ましいなぁ。

その次は『タワー・ブリッジ』に行こうと考えていたのですが、予定より時間に余裕があったので、翌日に予定していた『インペリアル・カレッジ』に今日行くことに。

「St.James’s Park」駅からDistrict線で3駅の、「South kensington」駅へ。

駅から徒歩10分でイギリスを代表する名門、『インペリアル・カレッジ』に到着しました。

なぜここに来たかと言うと、この大学はクイーン生誕の地としてファンの間では有名で、いつか訪れたいと思っていたからです。

クイーンは、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが在籍していた “スマイル” というバンドに、フレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンが参加することで誕生したバンドなのです。

そのクイーンの前身となるスマイルが結成されたのが、この『インペリアル・カレッジ』で、ブライアンとロジャーはここで、運命の出会いを果たすわけです。

後に、「良い演奏をする奴がいる!」と、噂を聞き付けたフレディが、ちょくちょく顔を出すようになるわけです。

そんな『インペリアル・カレッジ』は、校舎にも名門校の貫禄が漂います。

行き交う学生たちはみんな品があって、とても素敵でした。
せっかくクイーン生誕の地に来たわけだから、ここでも近くのベンチに腰掛けて音楽に耳を傾けることにします。

やはり聴くのはこの曲、「Doing All Right」。
スマイルのメンバーであるティム・スタッフェルとブライアン・メイが作った曲で、ティムが歌うスマイルバージョンと、フレディが歌うクイーンバージョンがあります。

私は両方聴いて、当時のメンバーに思いを馳せるうちに2時間近く経ってしまいました。
本当に来た甲斐がありました。
ありがとうクイーン、そしてティム!

このあとは『タワー・ブリッジ』、そして『アビー・ロード』に行きます。

ロンドン・パリ旅行 ⑨ [2日目] (タワー・ブリッジにロンドン塔、フィッシュ&チップス、アビー・ロードへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑩ [3日目] (ロンドン最後はフレディ・マーキュリーに想いを馳せる)
ロンドン・パリ旅行 ⑪ [3日目] (憧れのユーロスターで国境越え、フランス・パリへ)
ロンドン・パリ旅行 ⑫ [3日目] (治安の悪さを感じつつ、ルーヴル美術館を見学)
ロンドン・パリ旅行 ⑬ [3日目] (パリで同時多発テロ発生)
ロンドン・パリ旅行 ⑭ [4日目] (一夜明けて)
ロンドン・パリ旅行 ⑮ [4日目] (凱旋門にシャンゼリゼ、エッフェル塔・・・哀しみのパリを歩く)
ロンドン・パリ旅行 ⑯ [5日目] (タリスでベルギー・ブリュッセルに日帰りのはずが・・・)
ロンドン・パリ旅行 ⑰ [5日目] (憧れたパリのカフェ、再びの美しき凱旋門)
ロンドン・パリ旅行 ⑱ [5日目] (最後の夜に何を想う)
ロンドン・パリ旅行 ⑲ [6日目&7日目] (エールフランス直行便で無事日本に帰国)
ロンドン・パリ旅行 ⑳ [帰国後] (旅の総括)

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