長崎コンサート旅行 ① [1日目] (旅の経緯、ジェットスターで福岡へ)
2015年5月2日(土)
定刻通り、『福岡空港』に着きました。
『福岡空港』に来るのは、2回目。
前回は夕食の為に寄っただけで、ここから飛行機を乗り降りするのは初めてです。
やはり、大きな空港ですね。
『千歳空港』と、同じくらいの規模かな?
外に出た瞬間から、熱気がモアッとして暑い!
この日は、全国的に季節外れの暑さになった模様。
まずは地下鉄で、「博多」駅へ向かいます。
ここ、『福岡空港』は福岡市街地にある為、「博多」駅まで地下鉄でわずか5分という、素晴らしいアクセスの良さが自慢です。
アクセスの良さでは、日本一の空港でしょう。
これだけアクセスが良いから、LCCで東京から日帰り旅行だって可能となります。
ただ、「博多」まで260円と少し高いです。
何往復もする場合は、1日乗車券を利用した方がお得です。
そういえば空港に地下鉄が直結しているのも、日本では『福岡空港』だけなんだよな。
海外では割と当たり前なんだけど、住宅やビルが密集している日本の都市はおのずと、空港も郊外になるから、地下鉄は難しいんだろうなぁ。
列車がホームに、入線してきました。
この昼間の時間帯は、10分に1本間隔で列車はやってきます。
「博多」、「天神」経由の「姪浜」行きで、列車によってはJRに接続して「西唐津」まで行きます。
茶色がメインの落ち着いた感じの車内も、九州って感じがしますね。
地下鉄好きなので、本当は1日乗車券を買っていろいろと乗り降りしたいのですが、あくまで今日は長崎メインなので、「博多」までの5分間を楽しみました。
そして「博多」駅着!
九州はこれで4度目ですが、福岡(博多)だけは必ず来ています。
やはり九州の中心ですから、どこへ行くにもまずはここですもんね。
4回も来ているので、博多にはだいぶ愛着があり、かなり好きな街です。
一昨年初めて18きっぷで来たときは若干のアウェー感があったものの、今では完全にホームといった感じです。
相変わらず駅周辺は賑わっていて、関東から来ても都会だなぁと思います。
列車まで1時間半あるので、駅ビルで昼食に。
博多といえば、「とんこつラーメン」に「もつ鍋」、「明太子」、「水炊き」・・・
などなど、名物料理が沢山あります。
「明太子」や「水炊き」は大好きなのですが、「とんこつラーメン」と「もつ鍋」、特に九州の「とんこつラーメン」は私の口に合わないということを一昨年身を持って体験したので(九州の皆さん、ごめんなさい)、今回も「ラーメン」を食べる気は無く、隠れた福岡名物の「うどん」を食べようと思っていました。
YUIも大好きだという『Shin Shin(しんしん)』という「博多ラーメン」の店を外から見学。
YUIファンとしてはここで食べたいところだけど、ちょっと勇気が出ませんでした。
いつか、「とんこつラーメン」を美味しく食べれる日が来たら、入ってみたいと思います。
同じビル内にある『能古うどん』という店をリサーチしていたので、ここで昼食に。
店内は活気はあるけど、落ち着ける良い雰囲気。
福岡って「ラーメン」に隠れてあまり知られていないけど、「うどん」も名物なんですよね。
前回の九州旅でも、福岡空港で「うどん」を食べて美味しかったので、また「うどん」を選択。
とは言っても、やはり「明太子」は食べたいので、「うどん」とセットになった、「明太子かけご飯セット」を注文。
「温泉卵」も付いてきますが、「ご飯」には「明太子」があるし、「うどん」は本来の味を楽しみたいので、「温泉卵」はそのまま食べました。
こうして「明太子」を食べると、福岡に来たって感じがします。
「うどん」もコシがあって、あっさりしていて美味しかった!
暑かったので、冷たい「うどん」で結構涼めました。
食べ終えて、駅構内へと戻ります。
「博多」12:55発、『特急かもめ』で「長崎」へ向かうのですが、GW期間ということもあり、行きの指定席は満席だと数日前にJR九州の予約サイトで知りました。
自由席だけど「博多」は始発駅だから、30分くらい前から並んでいれば座れるだろうと、暑い中並ぶことに。
その前に少しだけ、ホームでいろいろな列車を楽しむことに。
「博多」駅は九州一のターミナル駅ですから、様々な列車を見て楽しむことが出来ます。
まずはJR九州の特急を代表する、顔の黒い『かもめ』。
私が乗車する、1本前の『もめで』した。
前回乗った、大分からの『ソニック』。
またこれに乗って、「別府」に行きたくなってきます!
そして本州は、「門司港」とを繋ぐ普通列車。
『18きっぷ』で九州入りしたときに乗った列車なので、懐かしく感じます。
こちらは、『ハウステンボス』行きの特急。
『ハウステンボス』は綺麗なテーマパークだなぁと思いますが、それだったら本当にオランダに行きたいなぁと思ってしまうので、後回しになっています。
ホームの『KIOSK』で車内での「お菓子」と「飲み物」を買ってから、並びました。
30分前から並び始めましたが、かなり人が多かったので座れるのか不安になりましたが、何とか座れたので良かったです。
長崎まで、約2時間の列車旅。
途中、地元の学生が乗ってきて賑やかになったりして、凄く雰囲気を楽しめました。
関東とは明らかに違うイントネーションの喋りだから、九州の人の会話に耳を傾けるのも楽しい時間。
しかし、何で『かもめ』では、車内販売を行わないのかなぁ。
車内販売は、列車旅の大きな魅力のひとつなのに。
なので、『KIOSK』で事前に買いました。
博多の銘菓である、「通りもん」。
このお菓子が好きなんです。
佐賀を通過して、南国の九州らしい景色になってきました。
福岡県ではずっとYUIを聴いていましたが、佐賀を通過して長崎に入ると、完全にmiwaモードに切り替わりました。
14:48、「長崎」着。
この時点で、大分疲れが・・・
やっぱり長崎は遠いなぁ。
「博多」では撮れませんでしたが、乗ってきた白い『かもめ』です。
若干、新幹線のようでカッコいい!
乗り心地も、『ソニック』のような揺れもなく快適でした。
この『かもめ』に乗車できるのも、西九州新幹線の開業までなんですよね。
さあ、miwaがライブを行う、長崎に着きました。
長崎は大好きな街なので、ここでmiwaのライブを観れるなんて、気持ちも高まって来ます。
まずは、観光案内所で市電の1日乗車券を買って、ホテルにチェックインしてからライブ会場へと向かいます。
至る所で、西九州新幹線をPRする看板を目にしました。
出来れば便利になるだろうけど、長崎の場合、ここから更に延伸は考えられないから、どうなんだろう?
北陸新幹線や、来年開業の北海道新幹線に比べると、あまり報じられていない印象も受けます。
橋を渡ると、路面電車が見えてきました!
長崎と言えば路面電車!
これにまた乗りたくて、この風景を見たくて、堪らなかったのです。
長崎の街並みには、路面電車が良く合います。
ここから市電に乗って、ホテルの最寄である「市民病院前」電停まで行きます。
ライブ会場の『ブリックホール』と逆方向なのが残念ではありますが、仕方ない。
車内はだいぶ混み合っていて、撮影どころではありませんでした。
やはり長崎、人気観光地ですから、外国の方もかなり多かったです。
「築町」で乗り換えて「市民病院前」電停まで10分少々。
私は1日乗車券があるので関係なかったのですが、普通に料金を払われる方は「築町」で乗り継ぎ券を貰ってください。
そうしないと、倍の料金が必要になるのでご注意を。
「市民病院前」電停から徒歩3分で、予約していた『ホテルニュータンダ』に到着。
『オランダ坂』がすぐそばにあり、観光に何かと便利な立地です。
GW期間なのでなかなか長崎市内のホテルが取れない中、たまたまキャンセルが出て取れたのがこのホテル。
想像以上に広くて、綺麗な部屋に驚きました!
窓からは『オランダ坂』付近の、異国情緒溢れる景色が楽しめて大満足。
ホテル自体は古いようですが、古さを感じさせない造りで清潔感に溢れていて、このホテルにして良かったと思いました。
一息ついたら荷物を置いて、『ブリックホール』へと出発。
今度は「大浦海岸通り」電停から乗ることに。
比較的人が少なく、ゆっくり路面電車の旅を楽しみます。
路面電車って遅くてなかなか進まないってイメージですが、長崎の路面電車は結構なスピードでビックリ!
「築町」で乗り換えて、そこから「長崎駅前」を通過して、「茂里町」へと向かいます。
「大浦海岸通り」から約20分で「茂里町」へ。
この距離だと、さすがに歩くのはキツイでしょうね。
やっぱり長崎の路面電車は絵になるなぁ。
素晴らしい!
ここまで来ると、辺りはmiwaのツアーTシャツを着た人がチラホラ。
心を躍らせ、会場へ歩いて行きます。
16:50、『長崎ブリックホール』着!
ようやく着いた。
遠かったぁ!
ライブの感想は、こちらをご覧下さい。
miwa / concert tour 2015 “ONENESS” @長崎ブリックホール
ライブの参戦記でも書いた通り、本当に素晴らしいライブで大満足!
埼玉から来た甲斐が、十分ありました。
満足感で満ち溢れて、会場を後にするのが名残惜しく、離れたくない気持ちでしたが、夕食をとらなくてはならないので、出発。
市電は、miwaファンで埋め尽くされていました。
先頭に座れて、「長崎」駅まで景色を存分に楽しめました。
「長崎」駅と戻り、夕食は『アミュプラザ』内のレストランで。
ここのレストラン、23時まで営業しているので本当に助かりました。
勿論食べるのは「ちゃんぽん」なので、中華料理の店へ。
注文したのは「特製ちゃんぽん」。
もう最高!
素晴らしく美味しかった!
「エビ」、「イカ」、「ホタテ」、「アサリ」・・・と非常に具だくさんで、「スープ」も深みがあって絶妙!
本場で食べる「ちゃんぽん」は違います!
「スープ」も全て、飲み干してしまいました!
デザートに「杏仁豆腐」。
これで、かなり満腹になりました。
「ちゃんぽん」美味しかったなぁ。
「大浦海岸通り」に戻って、少しだけライブの余韻に浸りながら歩いてみました。
さっきまであれだけ沢山の人と同じ時間を共有したというのに、ここには誰もいなくて一人ぼっち。
なんだか切ない気持ちになってきたので、明るい道の方へと戻ることにしました。
しばらく散歩して、23時頃にホテルへと戻りました。
楽しかったライブを思い出しながら、故郷から遠く離れた地で就寝。
この日は良い夢が見れました。
素晴らしい1日でした。
翌日は少し市内を観光して、また福岡経由で帰ります。
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