小橋建太 名勝負ベスト10 10位→6位

小橋引退記念試合まで1週間となりました。
そこで、小橋建太の数え切れない程の名勝負の中から、10試合厳選します。
本当は、もっとマニアックなものになるはずでしたが、それだと動画が無いのと、初めて観る方が分かりづらいということで、それなりに有名な試合から選びました。

容量が大きいので、まずは10位から6位まで。

10位 2004・5・25 日本武道館
    GHCへービー級選手権試合
    (王者) 小橋建太 VS (挑戦者) 高山善廣


まずは絶対王者時代の試合から、高山戦。
この頃の小橋は強すぎで、試合を見ていても負ける気がしませんでした。
一方、高山も脳梗塞で倒れる前で、プロレスラーとして1番油が乗った時期で、激しい戦いになりました。
高山の打撃やスープレックスを耐えしのいで、終盤に放ったカウンターのラリアットには痺れました!
そして最後は、膝の怪我で封印していたムーンサルトプレスで決着。
高山としか出来ない、絶対王者時代で1番手に汗握る名勝負でした。

9位  1998・6・12 日本武道館
    三冠ヘビー級選手権試合
    (王者) 川田利明 VS (挑戦者) 小橋健太


小橋2度目の三冠戴冠となった試合。
川田といえば、三沢との死闘ばかり注目されますが、小橋とも激闘を繰り広げています。
ノアになってからは幻となったカードで、当時私はプロレスを観始めてからまだ1年少し、テレビ中継に食いついていた記憶があります。
解説が馬場さんというのも、泣けてきます。

8位 1989・7・25 後楽園ホール
    ジャンボ鶴田 VS 天龍源一郎
    小橋健太       スタン・ハンセン 

 
天龍は無名で入ってきた小橋を馬鹿にするレスラーに対し、「いつかコイツに食わせてもらう日が来るぞ。」と言ったことは有名。
小橋を買っていたからこその、天龍とハンセンの潰し方が容赦ないのです。
この経験があったから、その後四天王プロレスと呼ばれる凄まじい戦いに加わっていけたのだと思います。
「小橋、返せ!返せ~!!」と叫ぶ、若林アナの実況も大好きです。

7位 2004・7・10 東京ドーム
    GHCヘビー級選手権試合
    (王者) 小橋建太 VS (挑戦者) 秋山準   


東京ドーム初進出をしたノアのメインを飾ったカード。
ドームなので、遠くの人にも分かりやすい豪快な技の応酬が軸ではありましたが、序盤はきちんとグラウンドの展開もありましたし、しっかりプロレスを体現してると言えます。
四天王プロレス時代の究極の展開であった、エプロンサイドでの攻防。
断崖式ブレーンバスターにエクスプロイダー・・・こんな技を受けても立ち上がれるのはプロレスラーだけでしょう。
キチンとした舞台での両者の一騎打ちはこれが最後となりました。
ドームのメインを飾るに相応しい、このカードはノアのブランドとなりました。

6位 2007・12・2 日本武道館
    小橋建太 復帰戦
    三沢光晴 VS 小橋建太
    秋山準      高山善廣


小橋、腎臓がんからの復帰戦。
それまでも、怪我に悩まされて欠場しては、必ずファンの前に帰ってきてくれた小橋。
しかし、このときは状況が違いました。腎臓を摘出して復帰したレスラーなんていませんし、何より小橋の体が心配で、もう無理しないでほしいと思っていました。
それでも小橋は必死のリハビリに耐えて、我々ファンの前に帰ってきてくれたのです。
この試合を涙なしでは観れません。この試合が人々に与えた勇気・感動は計り知れないものがあると思います。
入場シーンだけでも鳥肌物!4人それぞれの個性が際立って、これだけでもお金を払う価値があります。
そしてマシンガンチョップを受けて、嬉しそうな表情の秋山も何とも良い!
試合終了後はノーサイドで4人が健闘を称えあい、観客からの温かい拍手・・・
プロレスは最高です。

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