好きなクイーンの曲 ベスト50

今年デビュー50周年を迎えた、クイーン。

もはや説明不要の、世界的ロックバンドですね。

そんなクイーンの音楽が、今の私を作り上げた、と言っても過言ではありません。
ヒット曲満載のクイーンですが、隠れた名曲もたくさんあるのです。

そんな素晴らしい名曲達を、この50周年という大きな節目に紹介出来たらな、とこの企画を思いつきました。

実は10年前。
デビュー40周年の際にも、同じような企画をやっているんですよね。

当時の記事と比較しても面白いのかな、と思います。

好きなQUEENソングベスト40 40位→31位
好きなQUEENソングベスト40 30位→21位
好きなQUEENソングベスト40 20位→11位
好きなQUEENソングベスト40 10位→1位

それでは行きましょう!

これが、私の好きな好きなクイーンの曲 ベスト50 です!

(曲名の横に、収録アルバムと発売年、作者を記します。)

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50位 Let Me In Your Heart Again / Queen Forever (2014) Queen

2014年に発売されたラヴソングベスト『Queen Forever』の1曲目を飾った、当時としては正真正銘の新曲。
2009年にクイーンファンになった私にとって、初めてのクイーンの新曲でした。
それはそれは感動しました。
こんな良い曲が長年、眠っていたなんて・・・
ブライアンが書いた曲のようですが、クレジットはクイーン名義です。
(後期クイーンは、クレジットがクイーンに統一されているのが特徴です。)

49位 Too Much Love Will Kill You / Made In Heaven (1995) Brian May

こちらは元々、ブライアンのソロ曲として発表され、それを気に入ったフレディがカバーして、クイーンバージョンとして発売されたものです。
私が初めて買ったクイーンのアルバム『Jewels』収録曲とあって、ファンになりたての頃から大好きだった曲です。
優しく包み込む、アコースティックなブライアンバージョンも素晴らしいのですが、やっぱりフレディのボーカルって凄いなぁ、と改めて実感させられる曲でもあります。

48位 Seven Seas Of Rhye / QueenⅡ (1974) Freddie Mercury

邦題は「輝ける7つの海」。
クイーン初期のヒット曲です。
前作『戦慄の王女』ではピアノのみの同曲が収録され、『クイーンⅡ』にてこのバージョンが収録。
そして次作の『Sheer Heart Attack』では、口笛のメロディで登場します。
1stから3rdアルバムまでの連続性を感じさせる、重要な曲とも言えますね。
『クイーンⅡ』においては、サイドホワイトとサイドブラックを統括する、これまた重要な役割を担っています。
2016年の武道館ライブでは、1曲目に披露され、このピアノイントロが鳴り響いた瞬間のときめきを忘れられません。

47位 Funny How Love It / QueenⅡ (1974) Freddie Mercury

『クイーンⅡ』において、大曲「The March Of The Black Queen」から流れるように始まる、この曲。
初めてこの流れを体感したときの感動といったら、凄いものでした。
それまでアルバムを通して音楽を聴く、という行為をしてこなかった自分は、衝撃を受けました。
以降、すっかり”アルバムアーティスト”、クイーンの虜に。

46位 Procession / QueenⅡ (1974) Brian May

『クイーンⅡ』の曲が続きます。
このアルバムの幕開けを飾るインストでもあり、2014年のサマソニで、この曲の鼓動が聴こえた瞬間の、胸の高まりが今でも鮮明に思い出されます。
何とも上品で、且つ胸を熱くさせるメロディ。
堪りません。

45位 Liar / Queen (1973) Freddie Mercury

EMIがクイーンの才能を認めて契約に動いたのは、この曲のデモテープがきっかけだったそうです。
初期のクイーンの、ライブのハイライト的な曲ですね。
1分強にも及ぶハードな演奏の後の、静寂。
そして味のあるフレディのボーカル、中盤のブライアンのギターソロと、この頃すでにクイーンサウンドは確立されていたんですね。
ただ、それが評論家の評価を得るまでに時間がかかったという話で、大衆の心は掴み始めていた訳です。

44位 Under Pressure / Hot Space (1982) Queen , David Bowie

クイーンにとって外部アーティストと初共演となった、デヴィッド・ボウイとの共作。
デヴィッド・ボウイも含め、グラムロック全盛の時代にデビューしたクイーン。
批評家から「グラムロックの残り〇〇」など、散々嫌味を言われ続けたクイーンですが、そんなクイーンもこの頃には世界的なバンドに成長し、批評家も認めざるを得なくなったのでしょう。
ノンポリとも言われるクイーンですが(それが大きな魅力でもあります)、この曲では痛烈に社会を批判したMVも話題となりました。
フレディとボウイの掛け合い、生で観たかったですよねぇ。

43位 It’s A Beautiful Day / Made In Heaven (1995) Queen

私がクイーンファンになりたての2008年当時、テレビCMではたくさんのクイーンの曲が流れていました。
そのうちの1曲が、この「It’s A Beautiful Day」です。
確か、車のCMだったかなぁ。
何て美しい曲なんだろう、と思いました。
『Jewels』のボーナストラックに収録されていたこともあり、ずっと聴いている曲です。
ちなみに、この曲のピアノはブライアンが弾いています。

42位 No One But You / Queen Rocks (1997) Brian May

クイーンのロックベスト『Queen Rocks』に収録された、唯一の新曲。
元々はブライアンが、亡くなったフレディに捧げる為に書いた曲でしたが、ダイアナ元妃の死に触発された形でレコーディングされたという経緯も、合わせ持っています。
ブライアンとロジャーが交互にボーカルを取り、淡々とベースを弾くジョン。
この曲を最後に、ジョンは音楽業界を引退。
色んな意味で、泣けてくる名曲です。

41位 Was It All Worth It / The Miracle (1989) Queen

邦題は「素晴らしきロックン・ロール・ライフ」。
題名の通り、ロックンロールライフを唯一無二のフレディのボーカルで歌い上げた、佳曲です。
昨年になって、ここに貼り付けた新たなMVが発表になりまして、これが最高にカッコ良いのです。
曲の世界観とも見事にマッチしているし、4人のメンバーがそれぞれの地から、ロンドンへ集結するアニメーションに胸が高まりました。

40位 Heaven For Everyone / Made In Heaven (1995) Roger Taylor

元々はロジャーのバンド、”ザ・クロス”の曲で、それをフレディが歌ったクイーンバージョンです。
『Made In Heaven』は、私が1番最初に買ったクイーンのオリジナルアルバムなので、この曲もたくさん聴いて思い入れがあります。
でも、ロジャーがこんな優しい感じの曲を作るなんて、当時の私には驚きでした。
他の曲にも言えることですが、こうした色んなバージョンがある曲は、原曲との聴き比べも楽しいものですね。

39位 Another One Bites the Dust / The Game (1980) John Deacon

邦題は「地獄へ道づれ」。
アメリカで売れに売れた、ジョンの曲です。
ジョンは当初、あまりにもディスコ色が強いこの曲を、クイーンの曲として発表するのはどうなのかと、悩んでいたそうです(実際、ロジャーも難色を示していたようです)。
そんな中、ジョンの背中を押したのは、フレディ。
そしてフレディと親交のあった、マイケル・ジャクソンだった、というのは有名な話ですね。
事実、今でも根強い人気を誇っているこの曲、クイーンの音楽の幅を広げたのは間違いないですし、本当に2人が後押ししてくれて良かったなぁと思います。
ファンになりたての頃の私は、この曲の良さが理解出来なかったのですが、様々な音楽を聴くうちに、今では大好きな曲になりました。

38位 Love Of My Life / A Night At The Opera (1975) Freddie Mercury

数あるフレディの名バラードの中でも、別格なのが、この「Love Of My Life」です。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、恋人のメアリーを歌った曲だと、フレディが語っていますね。
何とも美しいメロディに、絶品のフレディボーカル、そしてブライアンの泣きのギターも堪りません。
ここで貼っているのは、ライブバージョンです。
ライブでは、ブライアンのアコースティックギターと、フレディのボーカルのみで披露されるのが定番でした。
観客の心を鷲掴みにする、フレディのパフォーマンス、是非ご覧下さい。

37位 These Are The Days Of Our Lives / Innuendo (1991) Queen

邦題は「輝ける日々」。
クレジットはクイーン名義となっていますが、ロジャーが主体となって作られた曲のようです。
病に侵され、もう長くは生きられないフレディを思って、作られた曲とのことで、ファンなら涙なしでは聴けません。
初期の頃の美しいクイーンのメロディが、さらに洗練されたような、美しいの上を行くメロディ。
近年のクイーン+のライブで披露される際には、フレディは勿論、ジョンの姿もスクリーンに映し出され、ファンから歓声が沸き起こります。
「輝ける日々」、素晴らしい邦題ですね。

36位 Who Wants To Live Forever / A Kind of Magic (1986) Brian May

クイーンで初めて、フルオーケストラを加えたバラード。
どこかの美しい教会で流れていそうな、美しい曲ですよね。
優しいブライアンのボーカルで始まり、力強いフレディボーカルに切り替わる際、クイーンの懐の深さを見たような気になります。
ちなみに、アダム・ランバートが歌ったこの曲も素晴らしいので、興味のある方は是非ライブ映像を観て頂ければと思います。

35位 Don’t Try So Hard / Innuendo (1991) Queen

クイーン後期の作品を語る際には、どうしてもフレディの病についても、語る必要が出て来てしまいます。
この曲もクレジットはクイーン名義となっていますが、主にフレディが作ったと言われています。
自らの命があと僅かと悟りながら、こんな曲を作り、歌う・・・
フレディの音楽に対する情熱を、感じずには聴けません。
サビの熱唱、凄まじいとしか言いようがありません。

34位 One Year Of Love / A Kind Of Magic (1986) John Deacon

邦題は「愛ある日々」。
クイーンは良い意味でメジャー過ぎて、隠れた名曲が隠れなくなって来ている、という現象が起こって来るのですが・・・
この曲は、本当に隠れた名曲だと思います。
シンプルな曲構成なだけあり、フレディのボーカル力がいつも以上に際立ちますね。
サックスが登場するのも、珍しいです。
ジョンは、本当に良い曲を書きますね。

33位 One Vision / A Kind of Magic (1986) Queen

1986年というと、『ライヴ・エイド』の翌年。
クイーンに脂が乗り切った時期ですね。
ウェンブリースタジアムライブのオープニング曲としても選曲され、圧倒的なパフォーマンスに魅了されました。
4人の結束が感じられるMVも、何とも良いですね。

32位 Back Chat / Hot Space (1982) John Deacon

クイーンの問題作と言われることもある、『Hot Space』収録曲。
私は以前から好きなアルバムなのですが、当時の往年のファンからすれば、求めていたクイーンの音楽とはあまりにも掛け離れていて、戸惑った部分が大きかったのだと想像します。
確かに私からしても、「これ、クイーンなの?」という曲もありますが、こんなカッコよい曲だってあるのです。
問題作の名の下に、隠れてしまうのは勿体ないくらいな曲です。
これは聴いた瞬間に、ジョンの作品だ、とすぐ分かりました。
こういったファンキーな曲調、ジョンは得意ですよね。

31位 Spread Your Winds / News Of The World (1977) John Deacon

邦題は「永遠の翼」。
ジョンの代表作のひとつとして、ファンに認知されています。
「Back Chat」のようなファンキーな曲も書ければ、このような優しい曲も書けるジョンは本当に凄いな、と思います。
というか、そういった才能をメンバー4人全員が持っている、このバンドであります。
優しい曲なのですが、しゃがれたフレディのボーカルが印象的。
ライブバージョンでは、サビでファンがフレディと共に大合唱し、感動的な雰囲気に包まれます。

30位 Keep Yourself Alive / Queen (1973) Brian May

邦題は「炎のロックン・ロール」。
クイーンの記念すべき、デビューシングルです。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、4人のメンバーが揃っての、初ステージで披露された曲でしたね。
あのシーンも素晴らしいものでした。
印象的なギターリフで始まる、この曲。
ロジャーのドラムソロから始まるブライアンのギターソロ、1人多重録音がとてつもなく素晴らしいです。
デビュー曲でこのクオリティー、凄いです。

29位 Who Needs You / News Of The World (1977) John Deacon

邦題は「恋のゆくえ」。
クイーンはハードな曲が大半を占めている、と思われている方もいらっしゃると思いますが、実はこんな曲もあるんです。
カフェで聴いたら、さぞ素敵な時間が過ごせるであろう、ジョンの佳曲です。
実際、私もカフェで聴く音楽のプレイリストを作っているのですが、この曲は必ず入れています。
何とも優雅な気持ちで、美味しいコーヒーを戴いて、幸せな気持ちになれます。

28位 Killer Queen / Sheer Heart Attack (1974) Freddie Mercury

クイーン最初の大ヒット曲、「Killer Queen」。
この曲で、クイーンというバンドが、世間に広く認知されることになります。
仮に、この翌年の「Bohemian Rhapsody」が無かったとしても、これだけでクイーンは十分人気ロックバンドだったと思うのですが、いかがでしょう?
若干不気味なフレディに、英国紳士のブライアン、ジョン、そして厳ついロジャー・・・
何とも凄いメンツが揃ったバンドであると、このMVからも感じることが出来ます。

27位 Stone Cold Crazy / Sheer Heart Attack (1974) Queen

+アダム・ランバートのライブでも時々披露される、今でも人気の曲です。
ほぼ、スラッシュメタルの原型とも言われる、この曲。
この時代にこのリズム感の曲を、アルバム曲としてサラッと入れてしまうのが、また凄いです。
メタリカもカバーしていますね。
私は、以前観たクイーンのドキュメンタリー番組で、クイーン初来日時の映像と共に、この曲が流れていたのが印象に残っています。

26位 Lazing On A Sunday Afternoon / A Night At The Opera (1975) Freddie Mercury

邦題は「うつろな日曜日」。
『オペラ座の夜』の2曲目に収録されています。
1曲目が暗い感じの曲なのですが、そこからミュージカル要素満載の、この曲が始まります。
ロックの名盤にも数えられる『オペラ座の夜』は、「Bohemian Rhapsody」だけではなく、こういった素敵な曲がたくさん収録されています。
それにしても、この何か乗り移ったような遊び心のあるフレディのボーカル、素晴らしいとしか言いようがありません。

25位 The Show Must Go On / Innuendo (1991) Queen

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のエンドロールでも流れた、この曲。
胸を打たれた方も、多いのではないでしょうか。
フレディの晩年を代表する名曲中の名曲、まさに魂の名曲です。
主にブライアンが作ったとされる曲で、「今のフレディにこの曲が歌えるのか」といったブライアンの心配をよそに、圧倒的なボーカルで他の追随を許さないフレディ。
魂が揺さぶられるというのは、こういうことなんだと、この曲を聴くと思います。
フレディ存命時最後のアルバム『Innuendo』、このアルバムの最後を飾るのもこの曲。
『Innuendo』は、この曲を最高の状態で聴く為のアルバム、といっても過言ではないはずです。

24位 Is this The Word We Created…? / The Works (1984) Brian May , Freddie Mercury

邦題は「悲しい世界」。
『ライヴ・エイド』にて、バンドとして ”伝説の21分間” のステージを終えた後のことです。
フレディとブライアンが再び登場し、この曲を披露しました。
飢えに苦しむ人々をテーマにした歌詞は、「アフリカ飢餓難民救済」を謳った『ライヴ・エイド』の趣旨と合致したのです。
先ほども記したように、ときにはノンポリとも評されるクイーンですが、こういったメッセージ性の強い曲も少ないですが存在するのです。
優しいブライアンのアコースティックギターの音色が、寄り添ってくれる感じがして、癒されます。

23位 Tie Your Mother Down / A Day At The Races (1976) Brian May

ブライアンお得意のハードロックナンバーで、後期クイーンのライブ定番曲でもありました。
『華麗なるレース』の1曲目に収録されていますが、同時に『JewelsⅡ』の1曲目にも収録されています。
『JewelsⅡ』は『Jewels』でクイーンファンになった私が、2枚目に買ったクイーンのアルバムでした。
なので、繰り返し繰り返し聴いた、私にとって思い出の曲でもあります。
ただ、CD音源も勿論カッコよいのですが、やはりこの曲はライブバージョンが似合います。
賛否が分かれた+ポール・ロジャースとのライブでも、オープニングナンバーとして披露されましたね。
私は、ポールが歌うこの曲も大好きです。
やっぱりブライアンの作る曲は、ポールに合うんだろうなぁ。
(勿論、1番合うのはフレディというのは大前提です。)

22位 We Will Rock You / News Of The World (1977) Brian May

この曲は、クイーンファンになる遥か前から、知っていました。
ブライアンの代表作でもあり、ロックを代表する1曲と言っても過言ではないでしょう。
私自身、クイーンファンになりたての頃は、この曲はメジャー過ぎて、あまり好きではなかったんですよね。
ただ時間が経ち、様々なことを経験し、この曲の偉大さが、身に沁みて理解出来るようになりました。
普段音楽を聴かない方ですら、1度は耳にしたことのある曲なんて、そう多くはありません。
そんな曲が、この「We Will Rock You」なのです。
今でも、世界中のスポーツイベントで、流れ続ける「We Will Rock You」。
そして、それを大合唱するスポーツファン。
時代もジャンルも超越した、本当に偉大な曲だと思います。
これからも時代を越えて、皆に愛されていくクイーンの曲の1つでしょう。

21位 Somebody To Love / A Day At The Races (1976) Freddie Mercury

邦題は「愛にすべてを」。
『オペラ座の夜』の核が「Bohemian Rhapsody」なら、『華麗なるレース』の核はこの「Somebody To Love」ですね。
この曲と言えば、フレディの追悼ライブで、クイーンのメンバーとジョージ・マイケルが披露したバージョンが素晴らしくて・・・
勿論、フレディが歌うライブバージョンも、素晴らしいものです。
仕事に没頭する人間を歌った歌詞も、自分と重ね合わせて聴き入ってしまいます。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』ではオープニングで流れる曲なので、ゴスペル調のこの曲に驚いた方もいらっしゃったと思います。
最初は「何なんだ」と思う曲かもしれませんが、聴けば聴くほど、味わいを感じることの出来る曲でもあります。

20位 There Must Be More To Life Than This / Queen Forever (2014) Freddie Mercury

邦題は「生命の証」。
『Queen Forever』の中で特に話題になったのが、マイケル・ジャクソンとの、このコラボ曲でしたね。
元々フレディのソロ曲だった「There Must Be More To Life Than This」に、マイケルのボーカル、そしてクイーンの演奏を加えて、2人の死後に発売となりました。
本当は2人の存命時に、日の目を浴びるはずだった、この曲。
諸説ありますが、レコーディングスタジオにマイケルがラマを連れて来たことにフレディが気分を害し、曲が完成しなかったんだとか。
いずれにせよ、こうして2人の素晴らしいボーカリストに、クイーンの素晴らしい演奏が加わったこの曲が、時間はかかりましたが発売になり、本当に良かったです。
聴き終えた後、何とも言えぬ感動が込み上げてくる、名曲だと思います。

19位 Seaside Rendezvous / A Night At The Opera (1975) Freddie Mercury

「うつろな日曜日」にも通ずる、『オペラ座の夜』の世界観にピッタリの、遊び心満載の曲です。
これはフレディの曲と、すぐ分かりますね。
ミュージカルのような楽しい曲ですが、1番の聴きどころは、フレディとロジャーによる声のオーケストラ。
4オクターブを誇るボーカリスト・フレディですが、1番高いところはロジャーが担当している、というのもクイーンの面白いところ。
そんなロジャーのコーラスを、この曲でも堪能出来ます。
突如、芝居がかったフランス語の歌詞や口笛が登場したりと、本当に楽しい曲です。

18位 White Queen (As it Began) / QueenⅡ (1974) Brian May

ブライアン主体の ”サイド・ホワイト” と、フレディ主体の ”サイド・ブラック” で構成された、コンセプトアルバム『クイーンⅡ』。
ファンから圧倒的な支持を得る傑作アルバムであると同時に、多くの方はフレディ主体の ”サイド・ブラック” を好まれる傾向がある、と私は認識しています。
そんな私はどちらも大好きですが、どちらか選べと言われれば、”サイド・ホワイト” になるのかなぁと思います。
ダークなイメージの強い ”サイド・ブラック” に対し、”サイド・ホワイト” は気品に満ちているんですよね。
何ともブライアンらしい構成になっていて、その中心を担うのが、この「White Queen」なのです。
この曲は私の中では、ブライアンの最高傑作だと思っていますし、仮にシングルになってタイミングが合えば、クイーンの代表曲の1つになっていたんじゃないか、とさえ考えています。
それだけ上品に、そしてドラマチックに作り込まれた、ブライアンの大作です。

17位 Radio Ga Ga / The Works (1984) Roger Taylor

ロジャー最大の大ヒット曲、「Radio Ga Ga」。
この曲がレディー・ガガの芸名の由来になったのは、有名な話ですね。
一般的にこの時期のクイーンは、下り調子であったと言われています。
ラジオの人気の陰りを憂いたこの曲。
結果として、ラジオとクイーンというバンド、その両者を鼓舞する意味合いを持つ曲になり、大ヒット。
まさにクイーンにとっても、起死回生の曲となった訳です。
『ライヴ・エイド』での演奏は、本当に圧巻でしたね。
前述した意味合いを持つ歌詞も良いし、軽やかなメロディが心地良く、私はウォーキングの際に良く聴いています。

16位 My Melancholy Blues / News Of The World (1977) Freddie Mercury

フレディ作の、カフェにピッタリの名曲。
ジョン作の「恋のゆくえ」と共に、私はセットで聴くことが多いです。
『世界に捧ぐ』は、冒頭の2曲があまりにも有名すぎるので、他の曲が注目されないこともありますが、こんな素晴らしい曲達が入っているんです。
そして、この曲でもフレディのボーカルが際立っています。
ごまかしが利きにくい、シンプルな曲構成ですが、「フレディって歌が本当に上手いなぁ」と改めて唸らされてしまいます。

15位 Let Me Live / Made In Heaven (1995) Queen

フレディ、ロジャー、ブライアンが交互にボーカルを取った、唯一の曲、「Let Me Live」。
ファンには感涙ものです。
『Jewels』に収録されていた曲だったので、ファンになりたての頃から聴いていますが、当時はどこが誰の声か分からなかった思い出が蘇って来ます。
それから、ゴスペル調のこの曲の良さを、高校生の私にはまだ理解出来なかったことも、合わせて思い出されます。
大好きな曲なので、いつかライブでもアダム、ロジャー、ブライアンのボーカルで聴いてみたいものです。

14位 Teo Torriatte (Let Us Cling Together) / A Day At The Races (1976) Brian May

邦題は「手をとりあって」。
当時、世界的にはまだまだ無名だったクイーン(イギリスではしっかり売れていました)。
そんなクイーンを、極東にある日本のファンが熱狂的に迎え入れ、それに感激したメンバーが恩返しで作ったのが、この曲なのです。
サビの日本語が日本人として本当に嬉しく、こんな素晴らしい曲を作ってくれたクイーンのメンバーには勿論、当時の日本のクイーンファンの方々への感謝もしたいものです。
クイーン+の来日公演では、ブライアンが必ず歌ってくれます。
そしてブライアンの「Japanese」の掛け声と共に、日本語での大合唱が起こります。
洋楽なのですが、メロディもどこか東洋的な美しさを感じます。

13位 Great King Rat / Queen (1973) Freddie Mercury

典型的なハードロック曲かと思いきや、突如フラメンコのようなメロディが現れたり、複雑な曲構成になっているこの曲。
こういった部分で、当時は批評家から色々言われたらしいですが、時代を超えると何ともなくなりますね。
曲中盤、静寂に包まれたかと思いきや、始まるブライアンのフラメンコギターソロは堪りません。
1stアルバムとあって、まだ粗削りな部分も垣間見える曲ですが、そこがまた良いのです。

12位 A Winter’s Tale / Made In Heaven (1995) Queen

これは、クイーン冬の名曲ですね。
『Made In Heaven』の世界観にもピッタリですし、曲単体で聴いても本当に素晴らしいです。
サビでシャウトするフレディに対し、優しいコーラスで他のメンバーが追随するのが、何とも印象的。
そして何と言っても、天に誘われるような、ブライアンの美しいギターソロ。
真冬の夜、温かい飲み物を飲みながら聴くこの曲は、格別です。

11位 I Want It All / The Miracle (1989) Queen

私にハードロックのカッコ良さを教えてくれた、ブライアンのナンバー。
曲自体も最高にカッコ良いのですが、何と言っても、このMV。
もう私は、数えきれないくらい観ました。
円熟味を増したメンバーによる演奏は、何にも形容しがたいくらい、カッコ良いです。
曲中盤、突如ブライアンボーカルとフレディボーカルが交差する遊び心もクイーンらしいですね。
その後のギターソロが大好きで、何度真似たことか。
ロジャーのタイトなドラムもカッコ良いし、淡々と演奏するジョンも素敵です。
そして先日、このMVの視聴回数が1億回を突破。
1億回以上再生された曲がゴロゴロあるクイーン、まさにモンスターバンドです。

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ベスト10発表の前に・・・
ベスト50と言いつつ、100位から50位も載せておきます。

100位 The Fairy Feller’s Master-Stroke / QueenⅡ (1974) Freddie Mercury
99位 Life Is Real (Song For Lennon) / Hot Space (1982) Freddie Mercury
98位 Dead On time / Jazz (1978) Brian May
97位 Mustapha / Jazz (1978) Freddie Mercury
96位 Thank God It’s Christmas / The Works (1984) Brian May , Roger Taylor
95位 The Miracle / The Miracle (1989) Quenn
94位 Need You Loving Tonight / The Game (1980) John Deacon
93位 Headlong / Innuendo (1991) Quenn
92位 Keep Passing The Open Windows / The Works (1984) Queen
91位 I can’t Live With You / Innuendo (1991)
90位 Khasheggi’s Ship/ The Miracle (1989)
89位 Cool Cat / Hot Space (1982)
88位 Good Old-Fashioned Lover Boy /A Day At The Races (1976) Freddie Mercury
87位 The Millionaire Waltz /A Day At The Races (1976) Freddie Mercury
86位 The Prophet’s Song / A Night At The Opera (1975) Brian May
85位 In Only Seven Days / Jazz (1978) John Deacon
84位 Play The Game / The Game (1980) Freddie Mercury
83位 Man On The Prowl / The Works (1984) Freddie Mercury
82位 You’re My Best Friend / A Night At The Opera (1975) John Deacon
81位 I’m Going Slightly Mad / Innuendo (1991)
80位 I Want To Break Free / The Works (1984) John Deacon
79位 Dreamer’s Ball / Jazz (1978) Brian May
78位 Rock It (Prime Jive) / The Game (1980) Roger Taylor
77位 Long Away / A Day At The Races (1976) Brian May
76位 Breakthru / The Miracle (1989) Queen
75位 Some Day One day / QueenⅡ (1974) Brian May
74位 You And I /A Day At The Races (1976) John Deacon
73位 Sheer Heart Attack /News Of The World (1977) Roger Taylor
72位 Dear Friends / Sheer Heart Attack (1974) Brian May
71位 Ogre Battle / QueenⅡ (1974) Freddie Mercury
70位 The March Of The Black Queen / QueenⅡ (1974) Freddie Mercury
69位 It’s A Hard Life / The Works (1984) Freddie Mercury
68位 Modern times Rock’N Roll / Queen (1973) Roger Taylor
67位 You Take My Breath Away /A Day At The Races (1976) Freddie Mercury
66位 Now I’m Here / Sheer Heart Attack (1974) Brian May
65位 Hammer To Fall / The Works (1984) Brian May
64位 Las Palabras De Amor (The Words Of Love) Hot Space (1982) Brian May
63位 Dragon Attack / The Game (1980) Brian May
62位 Face It Alone / Single (2022) Queen
61位 I’m In Love With My Car / A Night At The Opera (1975) Roger Taylor
60位 My Fairy King / Queen (1973) Freddie Mercury
59位 It’s Late /News Of The World (1977) Brian May
58位 My Life Has Been Saved / Made In Heaven (1995) Queen
57位 Lily Of The Valley / Sheer Heart Attack (1974) Freddie Mercury
56位 Brighton Rock / Sheer Heart Attack (1974) Brian May
55位 Father To Son / QueenⅡ (1974) Brian May
54位 Bicycle Race / Jazz (1978) Freddie Mercury
53位 Crazy Little thing Called love / The Game (1980) Freddie Mercury
52位 Save Me / The Game (1980) Brian May
51位 Bijou / Innuendo (1991) Queen

こちらも名曲揃いです。
50曲に絞るのはとても難しく、圏外になってしまった曲も是非聴いてみて欲しいな、と思います。

正直、100位の「The Fairy Feller’s Master-Stroke」が1位になっても、全然不思議ではないです。
それほど、私の中で接戦でした!

それでは、ベスト10の発表です。

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10位 We Are The Champions / News Of The World (1977) Freddie Mercury

邦題は「伝説のチャンピオン」。
「We Will Rock You」と同じく、もはや世界中でスポーツ観戦のアンセム曲になりつつある、「We Are The Champions」。
ライブでは「We Will Rock You」とセットで披露され、この曲でライブは終演を迎え、会場には「God Save The Queen」が流れて、誰もが幸せな気持ちに包まれます。
そんな ”ライブの型” が出来ているのって、本当に凄いことですよね。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、歌詞を噛みしめながら、そして涙を流しながら聴いていました。
クイーンから送られた、永遠の応援歌です。

9位 Innuendo / Innuendo (1991) Queen

アルバム『Innuendo』の表題曲。
ロジャー曰く、イギリスらしいサウンドになったとのことです。
この曲も、後期クイーンの代表曲ですよね。
初めて聴いたときの、感動と言ったら、忘れられません。
本当に宝箱を空けるような気持ちで、聴いたことを鮮明に覚えています。
クイーンお得意のドラマチックな曲展開が繰り広げられ、中盤のフラメンコギターにイエスのスティーヴ・ハウが登場。
その後のブライアンのレッド・スペシャルソロも、凄まじい迫力です。
こんな素晴らしい曲で幕を開けて、”あの曲” で終演を迎えるのだから、このアルバムは本当に特別ですね。

8位 Don’t Stop Me Now / Jazz (1978) Freddie Mercury

私がクイーンを好きになるきっかけとなったのが、高校2年生のときに観た『CDTV』でした。
「洋楽アルバム歴代売り上げランキング ベスト10」の特集を偶然目にして、クイーンの『Jewels』がランクインしていました。
そこで取り上げられていたのが、この後ランクインする曲と、この「Don’t Stop Me Now」だったのです。
「おぉ、聴いたことある~、これがクイーンなんだ!」と興奮したことを覚えています。
その後すぐに、近所のCDショップに走り、『Jewels』を購入。
まずはテレビで観たその2曲を、繰り返し繰り返し聴きました。
私にとって、あれは青春だったんだなぁ、と今振り返って思います。
何と言ってもサビの入りが最高に気持ち良く、テレビCMでも幾度となく使用されるもの納得です。
フレディ中心のピアノロックなので、終盤のソロまでブライアンのギターは登場しませんが、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のバージョンでは序盤からギターが登場します。
そのバージョンも良いので、是非聴かれてみて下さい。

7位 Made In Heaven / Made In Heaven (1995) Freddie Mercury

私が初めて買った、クイーンのオリジナルアルバム『Made In Heaven』の表題曲。
初めて聴いたときは、「何て美しい曲なんだ」、それしか言葉が出て来ませんでした。
元々はフレディのソロ曲でしたが、クイーンバージョンとなり、音にグンと厚みが出ました。
「A Winter’s Tale」同様、天に誘われるようなギターソロ。
全ギターソロの中でも、私はトップレベルに大好きです。
ギターソロから道が開け、フレディが再び歌い始めるシーンも堪りません。
私の学生時代、通学時間を彩ってくれた曲でもあり、この曲を聴くとあの頃のことを思い出します。
クイーンは私にとっても、青春の一部であったなぁと。

6位 Friends Will Be Friends / A Kind of Magic (1986) Freddie Mercury , John Deacon

邦題は「心の絆」。
タイトル通り、メンバーの絆を感じられるMVが何とも素敵で、微笑ましいです。
私の大好きなブライアンの、特徴的なギターの音色が全面に出ているこの曲、疲れているときに聴くと、特に癒されます。
1986年ですから、クイーンのメンバー全員が1番良い時期ですものね。
それは、こんな良い曲も出来ますね。
この年のライブでは、「We Will Rock You」と「We Are The Champions」の間に、この曲が演奏されたのも印象的でした。
メンバーもそれだけ気に入っていた曲、ということなのかな。
ブライアンの作品かと思いきや、フレディとジョンの共作ということに驚きです。

5位 I Was Born To Love You / Made In Heaven (1995) Freddie Mercury

前述の通り、私をクイーンファンに導いてくれた1曲です。
当時、ビールのCMで頻繁にこの曲が流れていて、良いなぁと思っていたところで、あの『CDTV』を観たので、衝撃でした。
もう本当に全身に電流が流れるような、凄まじい衝撃でした。
こんなカッコ良い曲があったんだと。
また、このMVのフレディのターンも強く印象に残っています。
私のロック原体験です。
こちらも元々はフレディのソロ曲で、ソロバージョンは、いかにもフレディらしいピアノロックといった感じですが、こちらのクイーンバージョンは音の厚みがやはり違います。
フレディのボーカルも、他のメンバーの演奏も、最高にカッコ良いです。
この曲で洋楽デビュー出来たことに、誇りを覚えます。
2000年代になり、日本でドラマの主題歌になり、リバイバルヒット。
以後、第2次クイーンブームが巻き起こります。
(映画『ボヘミアン・ラプソディ』によるクイーンブームは、第3次と言われています。)
この曲の影響も大きく、『Jewels』は大ヒットしました。
要は、この第2次クイーンブームが無ければ、私はクイーンファンになっていなかったのかもしれません。
(第2次ブームに乗れなかった私ではありますが・・・)
日本でこの曲が人気ということを知ったメンバーは、クイーン+の来日公演で演奏してくれるようになりました。
何とも嬉しい話ですね。

4位 Doing All Right / Queen (1973) Brian May , Tim Staffell

クイーンの前身バンド『スマイル』による曲を、フレディが歌ったクイーンバージョンがこちら。
スマイルはブライアンとロジャー、それからティム・スタッフェルというボーカリストによる3人組バンドでした。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、スマイルの演奏にフレディが惹かれる様子や、その後ティムが脱退したのを機に、クイーンが結成されるストーリーが再現されています。
以前から大好きな曲だったのですが、なかなか日の目を浴びない曲で・・・
それが映画の影響もあり、2020年の+アダム・ランバートの来日公演にて、ロジャーのボーカルでこの曲を披露してくれたのには大感激しました。

3位 Bohemian Rhapsody / A Night At The Opera (1975) Freddie Mercury

この曲は、私が解説するまでも無いかもしれませんね。
ただ、正直に言うと、高校生の頃『Jewels』でこの曲を聴いたときは、この曲の良さがほとんど理解出来ませんでした。
良い意味で、難解にも程があるこの曲。
今でも、この曲の持つ意味を完全に理解出来ているかと問われれば、「はい」とは言えませんが、あの頃よりはずっと深く聴くことが出来るようになりました。
バラードで始まり、突然始まるオペラ、そしてハードロック、再びバラードで幕を下ろす、組曲のような複雑な構成にも関わらず、大ヒット。
映画の大ヒットもありましたし、仮に映画が無かったとしてもですが、クイーンというバンドを象徴する曲に。
『オペラ座の夜』では、この曲の後に「God Save The Queen」が続き、クイーンはイギリスを象徴するバンドなんだなぁと、改めて実感します。
「天国への階段」がロックの到達点とするならば、「ボヘミアン・ラプソディ」はポピュラー・ミュージックの到達点と言えるのではないでしょうか。
まさに永遠の名曲です。

2位 Nevermore / QueenⅡ (1974) Freddie Mercury

『クイーンⅡ』の ”サイド・ブラック” の中の1曲。
緊張感の連続の ”サイド・ブラック” において、この曲が持つ癒しの効果は凄いものがあります。
1分少々の非常に短い曲ですが、クイーンのコーラスワークの美しさがこれでもか、と詰め込まれた名曲です。
アルバムの流れで聴くのが1番ですが、この動画だけでも、この曲の素晴らしさは伝わると思います。
「やっぱりフレディって凄い」、「クイーンのコーラスワークって凄い」と唸らされる曲でもあります。
大好きでは言い表せないくらい、大好きな曲です。

1位 ’39 / A Night At The Opera (1975) Brian May

1位は、ブライアンボーカルの「’39」となりました!
この曲を始めて聴いたのは、『JewelsⅡ』でした。
当時の私は、「あれ?ボーカルの声が違うな」と戸惑ったことを思い出します。
そこで調べると、この曲はギターのブライアン・メイがボーカルを取っているということ、さらにはクイーンはドラムのロジャー・テイラーもボーカルを取れるということ・・・
さらにさらに、メンバー全員が大ヒット曲を書いているということを知ったのです。
そこで、凄いバンドを好きになったんだなぁ、と実感した訳です。
牧歌的な雰囲気が漂うこの曲ですが、歌詞を読むと、天文学博士であるブライアンらしい内容となっています。
以前、ロンドンからパリまで列車に乗って、イギリスの田舎町を車窓に眺めながら聴いたこの曲は、最高でした。
これからも大好きな、そして大切な曲です。

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以上、私の好きなクイーンの曲 ベスト50でした。
大好きな曲達に順位を付けるのは、楽しい反面、難しい作業でした。

これはあくまで、私のベスト50。
そして、今現在の気分で選んだ部分もあります。

また10年後、同じことをやるとしたら、順位は大きく変わっているかも知れませんね。

そしてクイーンは、ヒット曲が多い影響で、シングルアーティストと思われている方が多いかも知れません。
ただ、初期のクイーンは、れっきとしたアルバムアーティストでした。

アルバムの曲順で聴いてこそ、本当の良さが理解できる、といった側面もあります。

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そんなクイーンのオリジナルアルバム、どれから聴いていいか迷われている方は、こちらを参考にして頂ければ幸いです。

そしてそして、クイーンは4人全員が大ヒット曲を書ける稀有なバンド。
メンバーそれぞれにフォーカスした記事も過去に書きました。

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こちらはクイーンの曲に加えて、各メンバーのソロ曲も含まれています。
合わせてご覧いただけると、嬉しいです。

さて、長くなってしまいましたが、これらクイーンの名曲達は、今後も時代を越えて愛されていくことでしょう。
ご覧頂き、ありがとうございました!

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