QUEEN+Adam Lambert / SUMMER SONIC 2014 @QVCマリンフィールド

miwaのステージが終わったら、もう観たいのはクイーン+アダムだけ!
幕張メッセからマリンフィールドへまた移ろうと歩き出すと、クイーンのコーナーを発見。

過去に来日したときの写真や、クイーンの特集本なんかも売っていて、次から次へ人が流れ込んでくる状態でした。

フレディの衣装と、ブライアンのギターも展示!

鑑賞を終えて、マリンフィールドへ戻ります。
4時を過ぎて、暑さはだいぶ収まってきた感じ。

グッズ売り場を覗いてみると、かなりクイーンのグッズを取り扱っていてビックリ!

さすが、ヘッドライナーだけあるな!

ここで4000円のクイーンTシャツLサイズを買って着替えたんですが、かなり大きくてダボダボ。
いつもLサイズでちょうどいいのに、このTシャツは大きな作りで、これならMでもよかったかも。

お馴染みの、クイーンのエンブレムが描かれたデザイン!
着替えたら、ますますクイーンの気分になってきました。

裏にはアジア・オセアニアツアーの開催地が書かれていました。
JAPANってあるとやっぱり嬉しいなぁ~!

会場周辺はクイーンのTシャツを着ている人が物凄い多くて、ここでも人気の高さが伺えましたね。

「出れんのか?サマソニ」ではクイーンのコピーバンドも演奏してました。

いい時間になってきたので、リストバンドを提示してマリンフィールドへ入ります。
考えていた通り、今回はスタンド席から観る事にして、アリーナとは別の入場口から入場。
売店でパンと飲み物を買って、3階の2列目の席を確保。
ポールのときと同じくらいの距離かなぁ。本当はアリーナで観たかったけど、その夢は単独公演で叶えるとしましょう。

席に着くとちょうど、リッチー・サンボラのステージが始まりました。
リッチーの頃はまだアリーナも余裕がある感じが、上から見ていてもわかりました。
リッチー、なかなか良かったですよ。
ボン・ジョヴィの曲も聴けましたし、リッチーの時間から入場していて良かったです。

その次はアヴリル・ラヴィーン。
アヴリルも良かったなぁ~。
代表曲2曲聴けて、この前買った1stからも結構演奏されました。
結構ロックだったし、アヴリルいいなぁと思いました。
アヴリルのステージ中にどんどん日が暮れていき、その感じも良かったなぁと思います。

7時にアヴリルのステージが終了し、次は遂にクイーンの登場です!
この辺りからはもう我を失うくらい興奮していましたね。
アヴリルがステージを去ったと同時にクイーンのステージの準備が進められます。

Qという文字のスクリーンや花道まで登場し、明らかに今までのアーティストとはかかっている金額が違う感じです。

空はもう真っ暗に。
クイーンのエンブレムが描かれたカーテンがステージを覆い、会場からどよめきが!
フェスでこんな演出があるなんて、凝ってるなぁ。やっぱりかかっている金額が他のアーティストと違う!
定刻の7時半になってもなかなか始まらず、ドキドキが止まらない!単にメンバーが遅れているのか焦らしているのか分かりませんが、この待ち時間は何ともいえないドキドキ感でした。

そして7:40、パッと照明が落ちて、クイーンⅡのオープニングである「Procession」が流れ出します!遂に来るぞ~という期待が最大限に高まって、終わると同時に「Now I’m Here」のギターが!
そしてアダムが歌いだします。
「Jast a new man」のところでステージを覆っていたカーテンが落ちてメンバーが登場!

うわ~!生のブライアン・メイとロジャー・テイラーだ!!

もう今まで経験したことの無い興奮でした!
遂にクイーン+アダムのライブが始まったんだ!嬉しくて嬉しくて最初から泣けてきちゃいました。

興奮していて何が何だか分かんないうちに終わってしまって(笑)、「Stone Cold Crazy」
こんな隠れた名曲を最初からやっちゃいますか!この出だし3曲で往年のファンの方はきっと涙ものですよね。
それにしても3人のハモリが完璧!これぞクイーンという感じですよ。
そこからの「地獄へ道づれ」、ジョン・ディーコンの曲は絶対にやって欲しかったので嬉しかった!
ファンになりたての頃は、この曲の良さってわかんなかったけど、いろんな音楽を聴いているうちに、カッコイイなと思うようになってきた曲です。こういう曲もアダムに合いますね。

「Fat Bottomed Girls」も出だしのハモリから最高。ポール・ロジャースとやったときもよかったけど、今回のほうが厚みを増しているような感じもしました。
そして「In The Lap Of The Gods…(神々の業)」。これは初期のライブでは定番曲でしたよね。「オーオーラララー」と大合唱。この曲で大合唱が起こるということは、往年のファンの方がたくさん来ていたということだろうなぁ。

そこからクイーン初のヒット曲となった「輝ける7つの海」
これは1番だけだったかな。サビのロジャーとブライアンの分厚いコーラスを聴いていると、あぁクイーンのライブなんだと思いますねぇ。
そして流れるように「Killer Queen」のピアノのイントロが流れ始めて大歓声!
ソファーが登場してそこにアダムが座って、センスを扇ぎながらの熱唱!
いやぁ~!アダムの不気味さがかつてのフレディを彷彿とさせるもので素晴らしかった!不気味っていうのは彼らには褒め言葉なのです。
そしてあのブライアンのギターソロも堪能できました。
これぞクイーンの世界!アダムが加わったからこそ再現できました!
最後にアダムがシャンパンを一気飲みして、吹き出して曲は終了。この演出も素晴らしいの一言!
ポール・ロジャースではこの世界観は絶対出来なかった!

息つく暇もなく完璧なハモリからの「I Want It All」
クイーン史上、もっともハードなロックと言ってもいってもいいでしょう、この曲は。
凄まじいブライアンのギターソロとロジャーのパワフルなドラムが聴きごころ。

ここでロジャーとアダムが下がって、ブライアンだけステージに残ります。
ブライアンが「初めて日本に来て以来、本当に日本のファンの皆さんは素晴らしい!ここで日本のファンの皆さんの為に作った曲をやります。」とコメント!
ということは、そう、「手をとりあって」を弾き語りでやってくれました!
「手を取り合ってこのまま行こう 愛する人よ 静かな宵に光を灯し 愛しき教えを抱き」
しっかりとブライアンが日本語で歌ってくれました。もう涙が止まりません。日本人で良かった!クイーンを好きになって本当に良かった!
この特別な曲を本当にやってくれるなんて思いませんでしたよ。良かった良かった!

続けてブライアンの「Love Of My Life」弾き語り。
これはブライアンと一緒に大合唱です!
フレディも見守ってくれているだろう、と思ったところで、巨大スクリーンにフレディが登場!
フレディと一緒にみんなで最後大合唱。そのままフレディは消えてゆき、フレディに大してブライアンがありがとうのポーズ。
もうなんて素晴らしいんだ!

ロジャーが戻ってきて「輝ける日々」
この曲はロジャーがボーカルをとり、それがわかるや大歓声!とりわけ中高年の女性の方のロジャー人気はやっぱり凄かったなぁ~!
スクリーンには過去の来日映像が流され、ジョンの姿も見えて、これも凄い歓声!きっとジョンも見てくれているはず!
ブライアンのソロは美しかったなぁ。

続いてアダムも戻ってきて、デヴィット・ボウイとのコラボ曲「Under Pressure」
だいたいデヴィット・ボウイのパートはアダムが、フレディのパートはロジャーが歌った感じです。
アダムとロジャーの掛け合いがまた良かった!
フレディの「デレレ」というところを少し照れながら歌うロジャーがまた可愛らしかった!

そして何と!あの曲をやってくれました!
「I Was Born To Love You」
私をクイーンファンに導いてくれた曲をやってくれましたよ!
この曲はやっぱり特に若い人に人気がある感じでしたね!
北米ツアーではセットリストになかった曲ですが、日本でかなり人気の曲で、これで私のようにクイーンのファンになった人が多いということを、メンバーは十分に知っていてくれたんですね!
感無量というのはこういうこと!ここまでサビの入りが気持ちよい曲はないでしょう!
ギターソロになるとアダムが客席にダイブ!
ブライアンのレッドスペシャルの音色もロジャーの切れのあるドラムも堪能できました。やってくれてありがとう!

それから、ライブの定番曲でロジャーの代表作「RADIO GAGA」
レディー・ガガの芸名の由来にもなった曲ですからね。やっぱりみんな知ってますよね。
サビではお決まりの手拍子で盛り上がりました。この曲は意外にもギターの音が気持ちよかった!
アダムが「トーキョー、クレイジー!」と叫んでお馴染みのギターからの「愛という名の欲望」
原曲は短めですが、ライブではしっかりと間奏をするので長い時間演奏を楽しめるんですよね、この曲は!

そして少し間が空いて、あのあまりに有名なピアノのイントロが流れ始めます。
「Bohemian Rhapsody」です!
「ママ~」と哀愁たっぷりに歌い上げるアダムは素晴らしい。アダムの歌うボヘミアンに酔いしれていると2番からはフレディが登場!
やっぱりフレディ!あなたは凄い!
曲はブライアンのギターソロになって最高潮の盛り上がりに。
そこからのあのオペラ!
初めて聴いた人は唖然としたことでしょう。こんな曲を作ってしまうなんて・・・。
オペラ部分が終わってハードロックに突入!
座っていた人も一斉に立ち上がって両手を挙げる盛り上がり!
そして曲はバラードへ戻り、アダムとフレディのあまりにも美しい掛け合いから、「どっちみち風は吹くのさ」という歌詞と共に静かに幕を閉じるのです。
1曲の中にこれほどドラマを詰め込んだ曲はほかにないでしょう。歴史的な名曲に誰もが時を忘れて酔いしれました。
メンバーは一旦下がっていきます。

少しして、大きな手拍子と共にメンバーが戻ってきます。
ズンズンチャ!ズンズンチャ!
これまたあまりにも有名な曲!「We Will Rock You」
この曲が始まったということはライブももう終わりの時間が近づいているのかと考えたりして、寂しい気持ちにもなりましたが、ここは思い切り盛り上がります!
この曲を知らない人は会場に誰もいないでしょう。そんな曲を何曲も持っているクイーンの凄さといったら本当に凄い!
「We Will We Will Rock You!」とこの日一番の大合唱!

あっという間に終わってしまい、そこから来るのは勿論、この曲「We Are The Champions」
この日最高の盛り上がりと言った「We Will Rock You」を超える盛り上がり!
サビは知らない人同士でしたがみんなで方を組んで大合唱しました!
この会場の一体感は一生忘れないだろうなぁ~!
肩を組んで合唱したので、みんながもう仲間という意識が芽生えて、新たに友達も出来ました。
あんまり偉大だ偉大だって言うのは好きじゃないんですが、クイーンというバンドは本当に偉大だと思います。

アダムのボーカル、ブライアンのギター、ロジャーのドラム&コーラス、会場の雰囲気、全てに酔いしれて曲は終わり、メンバーが前に出てきて「God Save The Queen」が流れて深々とお辞儀。
モニターに映し出されたロジャーの表情がやりきった感に満ち溢れていて印象に残っています。

そして大きな花火が上がって、アダム、ロジャー、ブライアンの順に去っていってしまいました。
勿論、ブライアンは満面の笑みで右手を挙げていました。
メンバーが去った後、更に大きな花火が上がってサマーソニック2日間も終了となりました。

終わった後もしばらく放心状態で動けず余韻に浸っていたんですが、一緒に盛り上がった同士の方に声をかけて頂き、みんなで一緒に駅まで歩いていきました。
あれがよかった!これがよかった!と話は尽きないまま、大混雑の海浜幕張駅へ着いて解散。

何とか電車に乗って東京へ。
京葉線はほぼサマソニ帰りの人達です。
いろんな人の話に耳を傾けましたが、そのほとんどがクイーンは凄かった!という話でした。
東京駅でやっと大混雑からは開放。
上野からはグリーン車で埼玉の自宅まで、いろいろ思い出しながら帰りました。
自宅に着いたのは深夜1時過ぎ、終電にギリギリ間に合いました。

次の日、朝起きると全身が痛かったけど、これは心地の良い痛みでした。
もうクイーンを生で観れたという満足感で一杯。

ずーっと夢に見ていたクイーンのライブに今回参加出来て本当に良かったです!
伝説のチャンピオンとはクイーンのことだということを実感しました。
憧れのブライアンとロジャーを見れたのも感激だし、そこには確かにフレディとジョンの魂もありました!絶対2人とも見てくれているはず!
それからアダムにも感謝の気持ちで一杯。去年までは全く受け付けなかったんですが、アダム無しでは今回のクイーン来日はあり得なかったはず。
なによりアダムはクイーンに最上級のリスペクトをしているし、またフレディに近くも独自の世界観を持っている!アダムはクイーンと相性抜群ということを、やっとわかったような気がします。

この興奮を文字では切れないですが、本当に素晴らしいライブでした!
興奮ありのままに書いたので、めちゃくちゃな文章になっているかもしれませんが、ご了承下さい。

ブライアン、ロジャー、アダム、天国のフレディ、どこかで観てくれているであろうジョン、ありがとう!
クイーン+アダム、最高!!

(セットリスト)

Procession
Now I’m Here
Stone Cold Crazy
地獄へ道づれ
Fat Battomed Girls
In The Lap Of The Gods…(神々の業)
輝ける7つの海
Killer Queen
I Want It All
手をとりあって(弾き語り)
Love Of My Life(弾き語り)
輝ける日々
Under Pressure
I Was Born To Love You
RADIO GA GA
愛という名の欲望
Bohemian Rhapsody
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We Will Rock You
We Are The Champions
God Save The Queen

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