秋に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)

9月になりました。
まだ暑い日は続きますが、それを乗り越えれば、秋がやって来ます。

最近の秋、短いですよね。
(やっと涼しくなったと思ったら、急に寒くなるなんてことも、しばしば・・・)

なので、気持ちばかりは長く秋を楽しもうと、企画しました。
私が秋に聴きたくなる名曲を、洋楽・邦楽に分けて取り上げます。

ここでのランク付けは、”本当に好きな曲順” というよりも、純粋に ”秋に聴きたくなる曲順” です。
それでは、私の秋に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編) です。

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30位 Hard To Say I’m Sorry / Chicago (1982)

邦題は「素直になれなくて」。
シカゴは、オリジナルアルバムが多くて、メンバーチェンジも激しく、追い切れていないのが実情ですが、ベストアルバムは洋楽ファンになった高校生の頃から聴き込んでいます。
政治的な難しさも皆無なこの曲は、気を張らずに聴けますねぇ。
普遍的な、美しいメロディ・・・
アメリカ第3の都市・シカゴのカフェで、いつかこの曲をこの季節に聴きたいなぁ、きっと黄昏るだろうなぁ、と思います。

29位 Run, Baby, Run / Sheryl Crow (1993)

シェリル・クロウは、miwaの影響で聴き始めたシンガーソングライター。
1st、2ndアルバムは名盤で、何度も聴きました。
この曲はどちらかというと、晩秋から初冬にかけての方が合うかな?
まだまだ楽しみたい秋、でもやって来る冬、そんな狭間で聴くのが何故か心地よい曲でもあります。

28位 What A Fool Believes / The Doobie Brothers (1979)

ドゥービーは夏のイメージがありますが、この曲は秋かなぁ。
マイケル・マクドナルドとケニー・ロギンスが共作した曲が、後にドゥービー・ブラザーズバージョンでリリースされました。
収録アルバム『Minute by Minute』は、父が愛聴していたので、私も物心付いたころから聴いていました。
アメリカンなジャケットに、サウンド、最高です。

27位 Waterloo Sunset / The Kinks (1967)

こちらは古き良き英国を感じる、ブリティッシュロックの名曲。
秋が1番しっくりくるかなぁ、と思います。
この曲を聴くと、ロンドンで生活する人々の生活が、生き様が、よぎるんだよなぁ。
決して洒落た曲では無いんだけど、それがまた、リアルで良いんですよね。
そしてそれが、キンクスの魅力の一部だったりもするのです。

26位 Never Marry A Railroad Man / Shocking Blue (1970)

邦題は「悲しき鉄道員」。
オランダ発のバンド、ショッキング・ブルー。
邦題にピッタリの、何とも言えぬ悲し気なメロディーライン、そして歌詞もまた悲しいものなのですが、昔は洋楽の歌詞を気にすることは無かったからなぁ・・・
メロディに惹かれて、いつしか秋に聴きたい曲になっておりました。

25位 Africa / Toto (1982)

Totoの代表曲。
こちらも洋楽ファンになりたての頃から、大好きな曲です。
この曲の影響で昔は、Totoはアフリカのバンドなんだと、勘違いしていました。
でもそれも無理ないくらい、アフリカの草原を見事なまでにイメージさせてくれる曲ですよねぇ。
そもそも、アフリカは広いし、秋という季節も国によっては無いのですが、秋に聴きたくなるんです。

24位 Dancing Queen / ABBA (1976)

こちらは、誰もが耳にしたことがあるでしょう。
そして、最高に幸せな気持ちにさせてくれる、アバの大名曲。
ここまで、気持ちを高ぶらせてくれる曲って、なかなか無いと思うんですよね。
華やかなメロディも歌詞も、MVも全てが秀逸。
クリスマスパーティーの時期にも良いのですが、私は秋(どちらかというと晩秋かな)に特に聴きたくなります。
アバはスウェーデンのグループなのに、英語で歌って世界で売れたのが本当に凄いですよね。

23位 Clair / Gilbert O’Sullivan (1972)

オサリバンは、秋に合う曲がたくさんあるのですが、やはり1番はこれでしょう。
イギリスの気候に、口笛って合うんですよねぇ。
去年の秋、オサリバンの来日公演を観に行きました。
オサリバンの良い人柄が滲み出たライブで、最高の思い出です。

22位 Yesterday Once More / Carpenters (1973)

カーペンターズは出会いと別れを連想する春、これから長い冬に入る前の気持ちを連想する秋、どちらに聴いても良いんですよねぇ。
そしてベタではありますが、この曲は1番好きなカーペンターズの曲です。
教科書に乗るような、お手本のような、美しいメロディに、いつでも心洗われます。

21位 Leaf And Stream / Wishbone Ash (1972)

邦題は「木の葉と小川」。
何とも美しいジャケット、そしてそれにも負けない美しさを持った曲。
旅立った、友人が教えてくれた曲です。
ギターの音色、心地良いなぁ。
やっぱり、秋っていろんなことを考える季節ですね。

20位 Willin’ / Little Feat (1971)

リトル・フィートは、桑田さんが影響を受けたバンドだと知って、高校生のときにアルバムをまとめ買いしました。
どれも美しいジャケットで・・・
でも、曲の良さを理解出来るようになるまで、10年程かかったんですよね。
これがサザンロックなのかぁ。
私には、秋って感じがするなぁ。
シンプルでここまで美しいって、凄いことです。

19位 Goodbye To You / Michelle Branch (2000)

ミシェル・ブランチは、YUIの影響で好きになりました。
この曲、YUIが弾き語りしていたんですよね。
YUIにも通じる透明感を持った曲(収録アルバム全編を通して聴いてもそうです)、こうして音楽は時代を越えていくんだなぁ、なんて思います。
夏を懐かしみながら、秋の海を眺めながら聴きたい曲です。

18位 I’m Not in Love / 10cc (1975)

こちらも美しいメロディのお手本と言えるような、極上のメロディとコーラスを楽しめる名曲です。
クイーンにも影響を与えたと言われている(出典は謎ですが)、10cc。
美しい紙ジャケットを集めたのは、もう10年以上前かぁ。
あれも秋のことでした。

17位 Blue Café / The Style Council (1984)

こちらも、10年程前かなぁ。
友人の影響で購入して大好きになった、『Café Bleu』の収録曲です。
インストゥルメンタルではありますが、何とも言えぬ美しさがありますね。
『Café Bleu』の世界観を象徴しているように感じます。
こんな素敵な曲を聴きながら、イギリスのカフェで紅茶を戴きたいです。

16位 In My Life / The Beatles (1965)

『Rubber Soul』は、全体的に秋のイメージがあります。
(欧米では、12月頭の発売でしたからねぇ。)
その中でも、やはり別格なのが、「In My Life」です。
最初は、桑田さんが歌っていて、なんて良い曲なんだと、思ったところがきっかけでした。
改めて私が言うまでも無いですが、ビートルズって本当に凄いバンドですね。

15位 Hotel California / Eagles (1977)

「Hotel California」は勿論、四季を問わずに聴ける大名曲ですが、夏の終わりから秋の始まり(まさしく今ですね)が1番感情移入して聴けると感じています。
イーグルス=アメリカ西海岸というイメージが定着していますが、それを決定付けたのがこの曲なのかなぁ。
私の海外アーティスト初ライブが、何を隠そうイーグルスでした。
世紀の名曲を、生演奏で聴けて、感激したなぁ。
いつかアメリカ西海岸に行って、黄昏ながら聴きたいです。

14位 Only Time / Enya (2000)

エンヤ=透明感の塊だと長らく思っていたのですが、それはこの名曲の影響でしょう。
この曲も、秋の海を眺めながら聴きたくなります。
まさしく、心が洗われることでしょう。

13位 ’39 / Queen (1975)

クイーンの曲で、1,2位を争うくらい大好きな曲。
2015年の11月、イギリス・ロンドンからフランス・パリに向かう国際列車にて、この曲を聴きました。
イギリスの田園風景を眺めながら。
人生の中で、5本の指に入る程の、幸せな体験でした。

12位 I Still Haven’t Found What I’m Looking For / U2 (1988)

邦題は「終わりなき旅」。
この夏は、U2をひたすら聴いて過ごしました。
というか、ここ数年毎年聴いていますね。
それくらい、U2は私の中で夏のイメージなのですが、『The Joshua Tree』は秋って感じがするんです。
特にこの曲ですね。
ミスチルの「終わりなき旅」って、ここから来ているのかなぁ?

11位 Driving Me Too Hard / The Rolling Stones (2023)

去年の秋、ストーンズの新作が出て、大いにハマりました。
本当に全曲素晴らしく、アルバム通して秋のイメージを持つのですが、1曲選ぶならこの曲かなぁ。
SNSにも書いたことですが、子供の頃は苦くて飲めなかった珈琲の美味しさが、分かるようになった感覚を覚えました。
ビートルズと同時期にデビューして、未だに第一線で活躍し続けている、偉大過ぎるバンドです。
もっともっと、ストーンズのことを知りたい、そんな風に思わせてくれる曲。

10位 Big Log / Robert Plant (1983)

ロバート・プラントのソロを聴き始めたのは、2014年。
ちょうど10年前です。
何があったのかというと、サマソニのヘッド・ライナーをクイーン+アダムが務めたのです。
そう、その日と入れ違いで、ロバート・プラントもヘッド・ライナーを務め、私は当初は両方観に行くつもりでした。
それに備えて、ロバート・プラントのソロも聴き始め、この曲と1番に出会ったのです。
ツェッペリンとは、また違った奥深い味わいの名曲。
結果的に、ロバート・プラントのサマソニは観れなかったのですが、素晴らしい曲と出会えたので、今となっては良しとしています。
秋風を浴びながら聴きたい曲です。

9位 Ready For Love / Bad Company (1974)

バドカンは、とにかく1stアルバムが大好きです。
もう数え切れない程、聴きました。
その中でも、秋を感じるのは「Seagull」と、この「Ready for Love」ですね。
紅葉を眺めながら聴く、この曲は最高ですよ。
ポール・ロジャースのボーカル、聴けば聴くほど、素晴らしいでは語れなくなって来ます。

8位 He Doesn’t Know Why / Fleet Foxes (2007)

アメリカ・シアトル発のバンド、フリート・フォクシーズ。
美しい曲が多いバンドで、どれも秋にぴったりなのですが、1番はこの曲かなぁ。
コーラスワークが、何とも素晴らしい。
とても同世代のバントとは思えないです。
私と趣味が合うんだろうなぁ(笑)
シアトルは、カナダのバンクーバーと合わせて、近い将来行こうと考えているので、その際はリピート確定です。

7位 Didn’t Mean To Fall In Love / Boston (2013)

超佳作だけど、出せば大ヒットするバンドとして知られているボストン。
基本的にボストン=夏は、共通認識だと思うのですが、この曲が収録されている『Life, Love & Hope』だけは、秋に聴きたくなるんですよねぇ。
勿論、夏でも合うんですけど、私が秋にドライブしながらこのアルバムを聴いたことも影響しているのかなぁ?
時折出てくるアコースティックギターの音色に秋を感じ、胸がキュンとします。

6位 Tanta voglia di lei / I Pooh (1971)

邦題は「君をこの胸に」。
イタリアを代表するバンド、イ・プー。
この曲が収録されている『ロマン組曲』は名盤なので、普段イタリアンポップスを聴かない方にも、聴いて頂きたいです。
特にこの曲、大好きだなぁ。
暖かいイタリアの空気感、そこでしか生まれない愛を歌った曲、素晴らしいです。

5位 Souvenir / Billy Joel (1974)

ビリー・ジョエルの曲も、秋にピッタリです。
迷いましたが、この曲かなぁ。
シンプルながらも美しいメロディ、歌声、ジャケット、全てが大好きです。
ジャケットに描かれているようなカフェで、この曲を聴くのが夢でもあります。
隠れ名曲のこの曲は演奏されなかったですが、今年の来日公演も最高だったなぁ。

4位 Non, je n’ai rien oublié / Charles Aznavour (1971)

邦題は「遠い思い出」。
シャンソンって、それまで私とは縁のないイメージだったのですが、それを払拭させてくれたのが、シャルル・アズナブールでした。
亡くなる数年前の来日公演に行けたのは、本当に幸運でした。
繰り返し繰り返し、アルバムを聴いて行ったなぁ。
まさに、” 遠い思い出” です。

3位 Be with You / Roger Taylor (2013)

クイーンのメンバーの中で、1番ソロ活動に力を入れているのがロジャー。
そんなロジャーの曲もまた、秋にピッタリな名曲揃いなんですよね。
この曲は、晩秋かなぁ。
仕事終わり、若干肌寒いくらいの気温の中、ホット珈琲を飲みながら聴く、この曲は最高です。
珈琲と同じく若干渋い(苦い)曲ですが、大人の魅力たっぷりなのです。

2位 Love Me, Please Love Me / Michel Polnareff (1966)

邦題は「愛の願い」。
私に、フレンチポップスの素晴らしさを教えてくれたのと同時に、フランス・パリへの憧れを抱かせた曲でもあります。
現に、この曲の影響で、2015年にパリを旅しました。
来年で10年かぁ。
フランス語が登場する前のイントロのピアノから、これは英語の曲では無いな、と分かってしまうくらいの、フランスを感じる曲です。
あぁ、美しい。

1位 Goodbye Yellow Brick Road / Elton John (1973)

2位がフランス代表だとすれば、こちらはイギリス代表です。
こちらも、2015年のロンドン・パリ旅で聴いて黄昏た曲です。
名曲の宝庫であるエルトンの曲の中でも、別格ですね。
そして、秋に聴きたい洋楽といったら、真っ先にこの曲が思い浮かんだので、文句なしの1位です。
素晴らしいでは言い表せない、名曲です。

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以上、私の秋に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)でした!

↓ (邦楽編)はこちらから ↓
秋に聴きたい名曲 ベスト30 (邦楽編)

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