夏に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)

春に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)
春に聴きたい名曲 ベスト30 (邦楽編)

5月に入り、初夏の陽気が続いています。
これから長い夏がやって来ますね。

秋・冬・春と好評を頂きましたこの企画も、最終回。
夏編でございます。

夏は洋楽・邦楽共に、あっという間に、たくさんの名曲を思い付きました。

ザ・夏うたという曲もランクインしていますが、一方で世間一般では夏うたと認知されていないような曲もランクインしています。
それは、私がその曲を聴くと勝手に夏をイメージするからです。
そしてそれらの大半は、その曲を聴いていた季節が夏だったり、ハードロックテイストの曲だったりします。

ここでのランク付けは、”本当に好きな曲順” というよりも、純粋に ”春に聴きたくなる曲順” なのです。
長い夏を共に過ごす音楽を、見つけるのに役立てて頂ければ、幸いです。

それでは、私の夏に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)です。

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30位 Wouldn’t It Be Nice / The Beach Boys (1966)

邦題は「素敵じゃないか」。
ビーチ・ボーイズの代表曲で、あまり詳しくない私もすぐに心を奪われました。
軽やかなメロディにウキウキするようなコーラスが、いかにも私がイメージするビーチ・ボーイズなのです。
アメリカの夏の海で聴きたい曲です。

29位 Could Have Been Me / The Struts (2014)

ストラッツはクイーンファンで推している方が多くて、私もこの曲から聴いてみました。
ビジュアルもそうだし、サウンドも、クイーンを始めとする英国バンドの影響を色濃く受けていることがすぐ分かります。
テムズ川周辺を散策しながら聴いたら、気持ち良いんでしょうね。

28位 Saturday In The Park / Chicago (1972)

洋楽初心者の頃、シカゴはバラードバンドというイメージがありましたが、この曲でそのイメージが覆りました。
この曲のような軽快で心地の良いリズムの曲もあれば、風刺の効いた曲もあったり、本当に幅の広いバンドなんですよね。
キャリアも長く、作品数も膨大な数になり、本気で聴き始めたら沼(汗)。
なので私は、この曲を含めたベストアルバムを楽しんでいます。
今の季節にピッタリだ。

27位 Don’t Tell Me You Love Me / Night Ranger (1983)

邦題は「炎の彼方」。
夏の夜、バイクで住宅街を駆け抜けていく、そんな情景が浮かんで来る曲です。
典型的な80年代のアメリカンハードロックバンドといった感じですよね。
ナイト・レンジャー、今年来日するので行きたいなぁ~。

26位 Live And Let Die / Wings (1973)

邦題は「007 死ぬのは奴らだ」。
ガンズのカバーでも有名な曲。
私もガンズからこの曲を知り、後にウィングスの原曲も好きになりました。
2013年、ポールの来日公演でも大盛り上がりでした。
それまでビートルズの曲だけでメンバーのソロ曲は聴いていなかったので、宝箱を開くような気持ちでいろいろ聴いていったことを懐かしく思い出します。

25位 Tears In Heaven / Eric Clapton (1992)

クラプトンの代表曲であり、曲の世界に入り込むと、涙なしには聴けない名曲です。
悲しく切ない気持ちにもなりますが、心地良いアコースティックギターの音色がそれを中和してくれるような気がします。
桑田さんの「風の詩を聴かせて」も、大きな影響を受けているのが分かりますね。

24位 Ain’t Talkin’ ‘Bout Love / Van Halen (1978)

邦題は「叶わぬ賭け」。
ヴァン・ヘイレンで特に好きな曲です。
ベストアルバムにも収録されていて、学生の頃は夏休みにずっと聴いていたなぁ。
凄く暑い夏を思い出します。
エディのギターは、特に夏を感じるんだよなぁ。

23位 Sharp Dressed Man / ZZ Top (1983)

熱いギターの曲が続きます。
ロックの教科書があれば、載るであろう、ロックのお手本のようなギターリフが最高です。
ただ奥底に、ブルースをも感じる懐の深さがまた、凄いなぁと思います。
ZZ Topの曲は、アメリカの広大な大地をドライブしながら聴けたら最高だなぁ。

22位 Highway To Hell / AC/DC (1979)

邦題は「地獄のハイウェイ」。
AC/DCの代表曲で、ロックの大名曲ですね。
シンプルなサウンドが本当にカッコ良いです。
AC/DCは自分たちの音を確立してますよね!
ほとんどの曲に夏を感じるのですが、オーストラリアは南半球なので日本と季節が真逆。
そこは不思議な感じがします。

21位 Jaded / Aerosmith (2001)

エアロスミスもアメリカンハードロックのど真ん中ですから、夏に聴きたい曲が沢山あるんですよね。
サビでの疾走感が堪らないこの曲は、まさに夏にピッタリ。
スティーヴン・タイラーのボーカル、本当に素晴らしいです。
分かるのに時間がかかった分、来日公演には行けなかったけど、素晴らしい作品はこれからも輝き続けます。

20位 My Sweet Lord / George Harrison (1970)

ジョージの代表曲であり、旅に出るときに聴きたい永遠の名曲。
この曲を聴くと、もう戻らない青春のときを思い出して、涙しそうにもなります。
でも人は今という時制にしか生きられないし、今を精一杯生きていれば、そのときがまた青春になるんだ。
そんな風にも思うのです。
大切な想いを胸に、大切な時に聴いていたい名曲です。

19位 Long Distance Love / Little Feat (1974)

これぞサザンロックという、渋いけど聴けば聴くほどその世界感にハマっていく曲です。
やはりリトル・フィート、どの曲もアメリカの夏を感じます。
学生の頃、リトル・フィートのオリジナルアルバム5枚セットをジャケットに惹かれて買って、全く良さを理解出来なかったことを思い出します。
それが今ではこうして、ブログで紹介したくなるほど好きになるんだから、分からないものです。

18位 Detroit Rock City / KISS (1976)

理屈抜きでカッコ良い、聴くと何か、やる気スイッチのようなものを入れてくれる、そんな曲です。
デトロイトロックシティという架空の街のイメージ、この曲を聴くと勝手に頭の中に浮かび上がって来るんです。
それだけこの曲の存在は凄まじいものなんだろうな。
キッスもエアロスミスと共に、ライブに行きたかったバンドです。

17位 Corazon Espinado ft. Mana / Santana (1999)

サンタナはベストアルバムをランダムに流して聴く程度で、全然詳しくないのですが、この曲は気に入っていて良く聴きます。
ラテンの感じとエレキギターがミスマッチのようで、良く合っているのが不思議で、何だか癖になるのがサンタナですね。
1曲1曲への集中力を投下して聴くというよりは、雰囲気で聴くのがサンタナには合っているのかもしれません。

16位 Burn / Deep Purple (1974)

邦題は「紫の炎」。
この曲の熱さは夏ですね!
洋楽ファンになりたての頃から大好きな曲。
イアン・ギランのボーカルの熱さが最高で、繰り返し聴きたくなります。
日本人に人気なのも分かる、キャッチーなメロディー。
疾走感が凄いのに、6分超えの長さ、それで飽きさせないリッチー・ブラックモアのギターも素晴らしいです。

15位 Driving Me Too Hard / The Rolling Stones (2023)

ストーンズはここ数年で大好きになったので、まだまだ聴けていないアルバム・曲も多いのですが、現時点で夏を1番感じるのはこの曲です。
最新アルバムは素晴らし過ぎて、もう何十回も聴きました。
ミック・ジャガーのボーカル、熟成したワインや子供の頃は苦いと感じていたコーヒーを思い出します。
大人になればなるほど、こんな素晴らしい夏の過ごし方もあるんだ、そんな風に教えてくれているような気がする、ドライブソングです。

14位 Uptown Girl / Billy Joel (1983)

日本ではビールのCMでも使われているので、夏のイメージが定着しつつある、ビリー80年代の代表曲。
明るく楽しいアメリカ黄金期を感じる、最高にキャッチーな曲です。
MVのおちゃらけた感じのビリーも大好き!
去年の来日公演でも、この曲の演奏中は、東京ドームが当時のアメリカの空気に包まれたのが凄かったです。

13位 Livin’ On A Prayer / Bon Jovi (1986)

MTV登場以降のロックを間違いなく代表する1曲。
私が洋楽ファンになる、きっかけのひとつになった曲でもあります。
初めて聴いたときは、ロックってこんなキャッチーで聴きやすいもんなんだ、と思ったものです。
ボン・ジョヴィも大好きな曲が沢山あるけど、思い入れはこの曲が1番かな。
凄く熱い気持ちにさせてくれる曲です。

12位 Sweet Child O’ Mine / Guns N’ Roses (1987)

前曲と共に、80年代ハードロックを代表する1曲です。
アメリカンハードロックの伝統的な流れを汲み、LAメタルの真打として登場したのがガンズ・アンド・ローゼズでした。
新しいようで懐かしさも感じるそのサウンドからも、70年代ロックファンから支持される理由が分かりますよね。
とにかく演奏が素晴らしくカッコ良いし、このギターソロは何回聴いたか分からないくらい聴きました。
先日の来日公演で聴けて、本当に嬉しかったです。

11位 I Want It All / Queen (1989)

ボン・ジョヴィやガンズといった新世代のハードロックバンドが一世を風靡する中、「俺たちだって出来るんだよ」といった感じでクイーンが発表したこの曲。
初めて聴いたときは、鳥肌が立ちましたよね。
いで立ちからは天下を獲ったベテランの風格をこれでもかと感じますし、演奏は素晴らしいし、それでいてメロディもちゃんと親しみやすいし・・・
もう何もかも手にしているのに、まだ欲しがる姿勢もクイーンですね。
ギターソロ、最高に熱いです。

10位 Sunday Bloody Sunday / U2 (1983)

U2は夏に聴きたい曲が沢山あるバンド。
悩みましたが、今の気分はこの曲かなぁ。
歌詞を読むとなかなかメッセージ性がある曲なのですが、サウンドはもっとシンプルで、夏に聴くと気持ち良いんですよね。
80年代からずーっと第一線で曲を発表しつつ活動を続けて来た、モンスターバンド。
いつか絶対にライブに行きたいです。

9位 From Me to You / The Beatles (1963)

学生の頃の夏休み、ビートルズの『1』を聴きながら祖父母の家に行ったことを思い出します。
特にこの曲は、良く聴いたなぁ。
解放感たっぷりの曲調が、夏休みにピッタリなんだよなぁ。
もうこのアルバムの曲順が染みついてしまうくらい聴いたので、せめて前後の曲は一緒に聴きたいです。
1曲1曲が短いですしね!

8位 Rock And Roll / Led Zeppelin (1971)

ロックでここまで熱くさせてくれる曲、私の中では無いかもしれません。
そして、ここまでシンプルで、ここまでカッコ良い曲もなかなか無いとも思います。
聴くと、やる気がみなぎって来ます。
ロックって最高だな、そんな風に思わせてくれる曲ですね。
やはりツェッペリンは、あの4人だから良かったし、だから再結成もしないのだと理解出来ます。

7位 Sunny Afternoon / The Kinks (1966)

イギリスの夏と言えば、この曲を思い出します。
そこまで暑いイメージはなく、爽やかな暑さの中、優雅にティータイムを楽しみながら皆が聴いているイメージです。
ここまで英国を感じるバンドも居ないですよね。
本当に大好きですし、またイギリスで聴きたいです。

6位 Someone Saved My Life Tonight / Elton John (1975)

邦題は「僕を救ったプリマドンナ」。
人によっては全然夏の曲と感じないかもしれませんが、私にとってこの曲と夏に出会い、ひと夏ずっと聴いていた曲なので、夏のイメージなのです。
特に夏の終わり、この曲を聴くと秋の気配を感じるんですよね。
暑い中森を彷徨い、見つけたオアシスに出会ったような感覚を覚えます。
そして美しい世界観に、熱い身体もクールダウン。
エルトンの曲はどの季節も、人生に寄り添ってくれますね。

5位 I’ll Be Over You / Toto (1986)

夏に聴きたい洋楽バラードと言えば、この曲です。
美しいメロディとコーラスワークに、切ない歌詞。
泣きのギターソロまで、美し過ぎる構成です。
こんな美しい素敵な曲を聴きながら、青春を謳歌した方が羨ましくもなります。
Toto、いつかライブに行ったときには、絶対に聴きたい曲です。

4位 Long Train Runnin’ / The Doobie Brothers (1973)

ドゥービー・ブラザーズの代表曲、この曲は夏ですよね。
多くの方がイメージする、アメリカ西海岸の雰囲気をそのまま音楽にした、そんな感じの名曲です。
ギターの音色からコーラスワークまで全てが最高。
名盤アルバムジャケットとも絶妙にリンクする、堪らない世界観です。

3位 Don’t Look Back In Anger / Oasis (1996)

多くの方に愛される、オアシスの名曲。
オアシスの曲の中で、トップクラスにキャッチーなメロディーですよね。
サビでの清涼感が凄いし、ライブで大合唱したら最高だろうなぁと思います。
ギターソロからの大サビ、心が動きます。
来日公演、行けると良いなぁ。

2位 Don’t Look Back / Boston (1978)

ボストンは、まさに夏のバンドというイメージです。
大好きな曲が沢山あるのですが、1曲選ぶとなるとこの曲になりますね。
トム・ショルツが緻密に計算して作り上げた世界観、分厚い演奏が凄まじいです。
特にギターソロが最高にスカッとします!
ここまで夏のドライブに合う曲、私は知りません。
いつか東海岸をドライブしながら聴くのが夢でもあります。

1位 Most Of Us Are Sad / The Eagles (1972)

イーグルスの1stアルバムから、隠れ名曲を1位に選出しました。
グレン・フライとドン・ヘイリーがボーカルを取るこの曲、シンプルながら、本当に美しい曲です。
デビューアルバムということもあり、まだ粗い感じもあるのですが、そこがまた味わい深くて良いんですよね。
夏の夕暮れ時、こんな素敵な曲を聴きながら海を眺めていたら、黄昏てしまいますね。
いつかカルフォルニアに行ったら、”ホテル”に帰る前に海を眺めながらこの曲を聴くと決めています。

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以上、私の夏に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)でした!

秋に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)
秋に聴きたい名曲 ベスト30 (邦楽編)
冬に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)
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