冬に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)

11月も、あと僅か。
短い秋が終わり、冬本番ですね。

「私の秋に聴きたい名曲 ベスト30」、洋楽編・邦楽編共に好評頂いたので、冬もやろうと思います。

冬の名曲というと、クリスマスソングを思い浮かべる方が多いかと思います。
私もそうですが、それだとクリスマスソングばかりになってしまうので、今回は、ザ・クリスマスソングといった曲はランクインさせていません。

それからここでのランク付けは、”本当に好きな曲順” というよりも、純粋に ”冬に聴きたくなる曲順” です。
長い冬を共に過ごす音楽を、見つけるのに役立てて頂ければ、幸いです。

それでは、私の冬に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)です。

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30位 New York State Of Mind / Billy Joel (1976)

邦題は「ニューヨークの想い」。
ビリーと言えば、ニューヨークですよね。
今年の来日公演、この曲で大いに感動しました。
まるでそれは、自分がマディソン・スクエア・ガーデンに居るような錯覚を覚える程。
いつかニューヨークのカフェで、この曲を聴くのが夢なのです。

29位 Last Horizon / Brian May (1992)

邦題は「地平線の彼方へ」。
大好きなブライアンの、インストゥルメンタル曲。
ブライアンのレッド・スペシャルが醸し出す、美しい音色は冬にピッタリ。
どこまでも続く地平線を、想像しながら聴きます。

28位 I’ll Be Seeing You / Billie Holiday (1944)

私は、東京の学校に通っていました。
学校帰り、CDショップで買い物をしてから、行きつけのカフェでホットコーヒーを飲むのが、何よりの楽しみだった時期がありました。
そのカフェで、いつも流れていたのがビリー・ホリデイ。
この曲、1番聴いたなぁ。
ビリー・ホリデイのお陰で、身も心も温まって、帰路に着けたのです。

27位 Freedom / Wham! (1984)

ワム!と言えば「ラスト・クリスマス」ですが、今回はクリスマスソングを入れておりませんので、こちらの曲を。
この曲も、冬のパーティーの時期に合いそうですよね!
爽快感が半端ではありません。

26位 Yellow / Coldplay (2000)

コールドプレイも、いつかライブに行きたいアーティストです。
演出が凄いと有名ですよね。
そこまで詳しくないのですが、好きな曲は結構あります。
代表曲のこの曲のMV、冬の空気感を感じるのは私だけかなぁ?

25位 Ziggy Stardust / David Bowie (1972)

デヴィッド・ボウイの分身、架空のロックスター “ジギー・スターダスト” を描いた名曲。
冬の曲という訳では無いのですが(この曲に限ったことではありませんが)、私はイントロのギターで冬を感じるのです。
確かボウイとの出会いは、冬でした。
ロックスターの栄光と苦悩を描いた歌詞も、素晴らしいとしか言いようがありません。

24位 Poupee de cire poupee de son / France Gall (1965) 

邦題は「夢見るシャンソン人形」。
フランス・ギャルは大好きで、ベスト盤を中心に何度も聴きました。
2015年のパリ旅行でも、道中聴いたなぁ。
あのとき寒かったので、冬のイメージがあるのもしれません。

23位 I’m In The Mood For Love / Julie London (1955)

邦題は「恋の気分で」。
ジュリー・ロンドンも、ビリー・ホリデイと共に、”あのカフェ” で流れていました。
1番流れていた、この曲をセレクト。
久しぶりに聴いたけれど、やはり癒されるなぁ。
冬のカフェでホットコーヒーを飲みながら、聴くには最高の音楽だと思います。

22位 Nothing Rhymed / Gilbert O’Sullivan (1971)

オサリバンの曲の多くは、どこか物悲しさが付きまといます。
それが哀愁を誘い、聴く者は黄昏てしまうのです。
この曲も冬に黄昏るには、ピッタリだなぁ。
昨年の来日公演でも、しんみりさせて頂きました。

21位 Stairway To Heaven / Led Zeppelin (1971)

邦題は「天国への階段」。
言わずと知れた、ロックの到達点。
季節を問わず聴ける大名曲ですが、寒い冬に暖炉で温まりながら聴くと、この曲の世界観にピッタリハマるような気がしています。
ここで言うまでも無いですが、何て芸術的な曲なんだろう。
学生時代にこの曲と出会ったときの感動、今でも鮮明に覚えています。

20位 I’m With You / Avril Lavigne (2002)

アヴリル・ラヴィーンは、オリジナルアルバム何枚か聴き込みました。
良い曲、沢山あるんですよね。
この曲は、確か5年以上前の「2000年代の名曲」というランキングでもランクインさせていると思いますが、特に好きなんです。
透き通った空気感の中、若干凍えながら歩くアヴリル・・・
良い世界観なんですよね。

19位 Isn’t She Lovely / Stevie Wonder (1976)

邦題は「可愛いアイシャ」。
スティーヴィー・ワンダーは詳しくないのですが、この曲は冬に聴くことが多いですね。
またハーモニカが、良い味を出しているんだよな。
CMソングとしても聴き馴染みのある曲、さすがキャッチーで、ノリノリで聴いてしまします。

18位 If You Leave Me Now / Chicago (1976)

邦題は「愛ある別れ」。
「素直になれなくて」の次に有名なシカゴの曲といったら、この曲かな?
この2曲の印象が強く、シカゴはバラードのバンドだと学生の頃は思っていたのですが、大きな間違いでした。
アメリカ以外でも、売れに売れたシカゴの曲。
染み渡りますねぇ。

17位 My Heart Will Go On / Celine Dion (1997)

映画『タイタニック』の主題歌としても、お馴染みのこの曲。
何と素晴らしい曲構成、そして歌唱力なんだろう。
映画の世界観とこれ以上ないくらいマッチした、名曲です。
イントロから、冬の寒い海を感じるんですよね。

16位 Shape of You / Ed Sheeran (2017)

2017年~2018年の冬は、『ミスド』を利用する機会が多くて、店内でエド・シーランの曲が流れていたんですよね。
この曲と、もう1曲あるのですが、何という曲か分からずじまい。
凄く素敵なバラードだったのですが・・・
というわけで、冬になると、この曲を思い出すのです。

15位 Wonderful Tonight / Eric Clapton (1977)

温かみのあるクラプトンのギターから始まるこの曲、寒い時期に聴くと、身体を温めてくれるような気がします。
ここ数年で、クラプトンの良さが少しずつ分かって来ました。
ギターも勿論素晴らしいけど、ボーカリストとしても、素晴らしいんだよなぁ。
来日公演、行きたいなぁ。

14位 Dust In The Wind / Kansas (1977)

この名曲は、ちょうど今のような晩秋から初冬にかけてが、1番合う時期かもしれません。
移り行く四季の中で、こんな素敵な曲を聴いたら、黄昏てしまいますよね。
カンサスには、そんな素敵な曲が沢山あるのです。
それにしてもアメリカは、地名のバンド名が多いなぁ。

13位 Daydream Believer / The Monkees (1967)

この曲は、中2の英語の授業で歌った思い出があります。
それだけ簡単な英語の歌詞、ということでしょうね。
まだ教室にエアコンなど無い時代、冷えた教室で、この曲を歌っているときは身も心も温かかったなぁ。

12位 God Only Knows / The Beach Boys (1966)

邦題は「神のみぞ知る」。
ビーチ・ボーイズに詳しくない私に、友人が教えてくれた、ビーチ・ボーイズの名曲。
本来は夏の曲なのかな?
でも、私は最初聴いたときから、冬っぽい印象を受けるんですよね。
クリスマス前の、華やかな街が頭に浮かんで来るような。

11位 Desperado / Eagles (1973)

邦題は「ならず者」。
イーグルスの名バラード。
シンプルだけど、ここまで魂を揺さぶるバラードもなかなかありません。
やはり名バラードは、寒い時期に聴くと、身体を温めてくれる効果があるようです。
2011年、東京ドーム公演でこの曲を聴けて、感激したなぁ。

10位 Chiquitita / ABBA (1979)

アバの冬の名曲。
「Dancing Queen」も冬のパーティーに合いますが(秋のランキングにランクインさせました)、やはりこの曲でしょう。
北欧・スウェーデンのグループということで、雪が似合いますよね。
アコースティックギターの澄んだ音色が、異国の雪国を彷彿とさせ、私は胸が高まります。
サビでギアが一気に入るところも、好きだなぁ。

9位 Let It Be / The Beatles (1970)

言わずと知れた、ビートルズの名曲です。
中1の英語の授業で歌った、「Hello, Goodbye」をきっかけにビートルズにハマり、ベスト盤を購入。
「Let It Be」が1番聴いた曲かなぁ。
あれも寒い冬のことでした。
期末試験の勉強の合間に、繰り返し聴いたこと、つい最近のように思い出します。

8位 She’s A Rainbow / The Rolling Stones (1967)

ストーンズに詳しくない私でも、この曲は聴いたことがあり、友人に勧めてもらったことで大好きになりました。
数年前には日本でも、CMソングになりましたよね。
何だか、この曲を聴くと、冬のワクワク感が高まって来るんです。
イントロのピアノから、ミック・ジャガーのボーカルまでのゾクゾク感というか、ストーンズもいろんなタイプの曲があるんだな、と教えてもらいました。

7位 Holidays / Michel Polnareff (1972)

邦題は「愛の休日」。
フランスの秋から冬を、連想させる名曲です。
9年前、この曲に誘われて、フランス・パリまで旅に行きました。
いろいろあったけど、今では素晴らしい人生の財産です。
人の人生を変える程のインパクトを持つ、哀愁たっぷり、ポルナレフの名曲なのです。

6位 Beth / Kiss (1976)

キッスの最高傑作とも名高い、アルバム『地獄の軍団』に収録されたこの曲。
後のベスト盤にも収録されるくらい、ファンに愛されている曲です。
凄く温かい気持ちにさせてくれる、バラードですよね。
普段はハードな曲を奏でるキッスが、こういったバラードをやるから、そのギャップがまた良いんでしょうね。
キッスのステージを観ることはもう出来ないのが残念ですが、名曲はいつまでも生き続けます。

5位 A Winter’s Tale / Queen (1995)

クイーン、冬の名曲。
サビでシャウトするフレディのボーカルに、優しいコーラスで他のメンバーが追随するのが印象的です。
『Made In Heaven』の世界観にもピッタリですし、曲単体で聴いても本当に素晴らしいなぁ。
そして何と言っても、天に誘われるような、ブライアンの美しいギターソロ。
真冬の夜、温かい飲み物を飲みながら聴くこの曲は、格別です。
この冬も、何度も聴くことでしょう。

4位 Skyline Pigeon / Elton John (1969)

エルトン・ジョン、初期の隠れた名曲です。
後にピアノ弾き語りバージョンも発表されるのですが、私はどちらかというと、原曲の方が大好きです。
おとぎ話の世界に迷い込んでしまったような錯覚さえ覚える、何とも美しくも儚いメロディ。
この世界観が、心の琴線に触れて、掴んだ心を放しません。
考えたら、「Your Song」よりも前ですもんね。
初々しいエルトンのボーカルも大好きです。

3位 Once Upon A Long Ago / Paul McCartney (1987)

ポールの曲で、1・2位を争うくらい大好きな曲。
ビートルズ時代も彷彿とさせる、美しいメロディーがなんとも素晴らしい!
稀代のメロディーメーカーは、80年代も別次元の輝きを放っています。
ベストアルバムにも収録されていて割と有名な曲だとは思うのですが、来日公演では聴けなかったなぁ。
いつか生で聴けたら、涙します。
これから長い冬に突入する、初冬の寂しさを曲に感じますね。
それがまた、堪らないのです。

2位 Downtown / Petula Clark (1965)

去年、天国へと旅立った愛犬を寝かしつけるときに、毎晩流していたのがこの曲。
あの子、冬は特になかなか寝付かなくて・・・
温かい毛布を掛けてあげて、この曲を流すと、落ち着いて寝てくれたんですよね。
元々大好きな曲だったけど、この曲を聴くと、あの子とのそんな思い出が蘇って来るなぁ。
毎日聴いて、思い出しては、泣き・笑い・懐かしんでいます。

1位 Barcelona / Freddie Mercury & Montserrat Caballé (1988)

フレディが敬愛していた、モンセラート・カバリェとのコラボ曲「バルセロナ」。
冬季バルセロナ五輪のテーマソングとして、世界的にも知られるようになりました。
私はクイーンの作品と系統は違えど、これは「ボヘミアン・ラプソディ」と並ぶ、フレディの最高傑作と言っても過言ではないと思っています。
美しいメロディに、2人の素晴らしきボーカルが重なって、他を寄せ付けない世界観を築いていますよね。
ブライアンが指揮を執っているのも、ジーンと来るものがあります。

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以上、私の冬に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)でした!

冬に聴きたい名曲 ベスト30 (邦楽編)

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