待ちに待った、クイーンの未発表曲を含むラブソングベストを買ってきました!
買ったのは勿論2枚組みのほうでデジパック仕様で解説付き。
このアルバムの目玉は冒頭3曲の未発表曲、特にマイケル・ジャクソンとのコラボ曲はずっと噂があって、世界中のファンが待ち望んでいました。
1曲目の「Let Me In Your Heart Again」、未発表曲ながらどこをとっても馴染みのあるクイーンサウンドで、初めて聴くっていう感じがそんなにしないのが不思議です。
「ザ・ワークス」の頃にブライアンが作った曲のようで、一発で好きになりました。
2曲目の「Love Kills」はもともとフレディのソロ曲。それをバラードバージョンとしてアレンジしたのが今回のこの曲。
実に美しい変身を遂げて蘇ったフレディの名曲に感動。
そして3曲目がフレディとマイケルのコラボ曲「生命の証」。
いやぁ~、これは素晴らしいとしか言いようが無いなぁ!
美しいメロディに平和を願った歌詞、ブライアンも言っていたけど、フレディとマイケルがお互いを刺激しあっている様子が歌から伝わってきて実に良いです!
偉大なアーティストの共演、この曲を聴けただけで買ってよかったと思えます。
その他の曲は勿論、全曲知っているわけですが、ブライアンとロジャーが選曲しただけあって、その流れが絶妙であまりに素晴らしいのです!
Disc1の曲の流れが特に素晴らしい。
みなの涙を誘う美しき「Love Of MY Life」、フレディのボーカルが絶品の「さまよい」から、隠れたフレディの最高傑作「You Take My Breath Away」・・・
後半もフレディとブライアンの魂のこもった「Bijou」から「輝ける日々」、そしてあのあまりに美しいクイーン美学の最高傑作「Nevermore」。この曲はクイーンⅡのあの流れで聴かないと無理だと思っていたんですが、この流れの中だとすごいしっくりきます。
Disc2は「I Was Born To Love」から始まって、「愛という名の欲望」が終わり、「心の絆」のイントロリフがなり始めた瞬間に鳥肌が!
大好きな「’39」や「Made In Heaven」も入っていますし、日本盤のボーナストラックは「手をとりあって」なので、クイーンと日本の絆を感じながら余韻に浸れるのもいいなぁ。
購入してからもう何度も繰り返し聴いてきました。
このラブソングベスト、「Bohemian Rhapsody」や「We Will Rock You」、「We Are The Champions」、「Don’t Stop me Now」といった代表曲は収録されていません。
解説にも書いてありましたが、これだけ代表曲が入っていなくても余裕でベストアルバムが成り立つバンドはそんなにいないでしょう。
改めてクイーンの音楽の幅、懐の深さを思い知らされました。
先日の『おはよう日本』やラジオでのブライアンのインタビューの感想はまた今度書こうと思います。
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