洋楽編で述べたように、春の名曲、邦楽はパッと思いつきました。
日本にはハッキリとした四季がありますし、春には ”あの花” が咲き誇りますからね。
ここでのランク付けは、”本当に好きな曲順” というよりも、純粋に ”春に聴きたくなる曲順” です。
今や短い春を共に過ごす音楽を、見つけるのに役立てて頂ければ、幸いです。
それでは、私の春に聴きたい名曲 ベスト30 (邦楽編)です。
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30位 決意の朝に / Aqua Timez (2006)
中学時代、流行っていた曲です。
当時は流行にあえて乗らなかった私ですが、今では何て良い曲なんだろう、と思います。
この曲で青春時代を過ごした方達、素敵な時間を過ごされたんだなぁ、としみじみ。
それから時は流れ、2018年。
初めてのひとり人暮らしの際、旅立つ春に支えになった曲でもあります。
29位 TRAIN-TRAIN / THE BLUE HEARTS (1988)
高校卒業間際にハマった、ブルーハーツ。
2枚のベストアルバムを買って、繰り返し繰り返し聴いたなぁ。
当時はパンクロックとか、ジャンルを意識した聴き方はしていなかったから、素直に好きになれたんだろうな。
序盤の歌詞の重み、そこからの爆発力。
初めて聴いたときの感動が蘇ります。
28位 ワタリドリ / [Alexandros] (2015)
私も多くの方と同じように、この曲から、アレキを好きになりました。
久しぶりに私好みのバンドが出て来たなぁ~、と嬉しくなったことを思い出します。
日本語と英語の使い分けが、とても気持ちの良いバンドですよね。
春にCMソングで流れていた記憶があります。
27位 振り向けば… / Janne Da Arc (2006)
中学時代の友人に教えてもらった、ジャンヌ・ダルク。
「月光花」と共にすぐに好きになったのが、この曲でした。
この曲のお陰で、中学・高校・短大と3回も思い出に残る “卒業” を体験出来たのです。
26位 すばらしい日々 / ユニコーン (1993)
高校時代、ハマりにハマったユニコーン。
奥田民生は以前から好きでしたが、ユニコーンを好きになった(知った)のはもう少し後のことでした。
好きになった矢先、まさか復活してくれるなんて!
Mステで聴いたこの曲を、忘れられません。
25位 うるわしきひと / いきものがかり (2007)
いきものがかりはデビュー時からのファンですが、「ありがとう」以前と「ありがとう」後で別れると思っています。
私は国民的グループと言われる前の、「ありがとう」以前が好きだったなぁ。
こんなキラキラした曲が沢山あって、凄く身近な存在でした(今も今で良いんですよ)。
初期のオリジナルアルバムも、宝箱を空ける感覚で聴きました。
24位 旅路 / 藤井風 (2022)
私が好きなアーティストで、1番最近の部類に入るのかなぁ。
でも、良い意味で最近って感じがしないんですよね、藤井風。
昔のロック&ポップスを好きな人間にも刺さりまくる、曲だと思います。
私が今10代だったら、1番好きなアーティストになっているかも、なんて。
23位 さすらい / 奥田民生 (1998)
「イージュ★ライダー」と共に、奥田民生の代表曲であり、大好きな曲。
奥田民生は秋・春に合う曲が多いような気がするなぁ。
バイク好きでも知られる奥田民生ですから、やっぱりツーリングをイメージしながら曲を作られるのかな?
桑田さんがラジオで、この曲を絶賛していたことも思い出します。
22位 ひだまりの詩 / Le Couple (1997)
Le Coupleはこの曲から興味を持って、高校時代に良く聴いていました。
ビートルズに影響を受けて音楽を始めた、というだけあって、基本に忠実な美しいメロディの曲が多い印象を受けますね。
高校の春休み、日を浴びながら聴いたなぁ。
いつか活動を再開して欲しいユニットです。
21位 桜坂 / 福山雅治 (2000)
日本の春を代表する1曲。
曲に派手さは全くないのに、ここまで胸に迫って来る切なさを歌える福山雅治は流石としか言えません。
坂の多い長崎出身の福山雅治だから、浮かぶ情景があるのかなぁ、なんて想像します。
20位 旅するソングライター / 浜田省吾 (2015)
この曲、もう10年前になるのかぁ。
ハマショーの新曲と知り、ワクワクしながら聴いたことを思い出します。
確か、このブログのランキングでも取り上げたような・・・
もう出だしのボーカルから、心を鷲掴みにされます。
本人は「シンガーと名乗るのはおこがましいけど、ソングライターなら恥ずかしがらずに名乗れる」と当時のインタビューで仰っていましたが、ハマショーがシンガーソングライターを名乗らず、誰が名乗るのかとも思うくらい、最高のボーカルです。
19位 Dear My Friend / Every Little Thing (1997)
ELT大好きなんですが、結構いろんな方から意外と言われます。
意外ですかねぇ(汗)
とにかく曲が良いんですよねぇ。
この曲だってイントロを聴いただけで、それこそ曲と ”出逢った頃のような” 気持ちになれるんです。
ちなみにこの曲との出会いも、春でした。
18位 BAN BAN BAN / KUWATA BAND (1986)
この曲は、3月・4月よりかは、5月の新緑の時期に特に聴きたいです。
(この一連のランキング企画では、春夏秋冬3カ月単位で区切らせて頂いております。)
KUWATA BANDの曲なので、桑田さんのソロライブでは聴けないのかなぁ、と思っておりましたが、2017年のライブで聴けて大感激!
17位 彩り / Mr.Children (2007)
中学の卒業式が終わり、帰宅。
切ない思いを胸に、何となくテレビを付けると、『Mステ』でミスチルがこの曲を初披露していました。
当時、何か学校に馴染めなかった、でも卒業出来た。
そんな時期の思い出が蘇ります。
時は流れ、働くようになり、歌詞が胸に沁みます。
どんな仕事も回り回って、誰かの一部になっているんだと。
16位 ハマナスの花 / Galileo Galilei (2010)
Galileo Galileiは稚内出身のバンドということで注目していたので、『Mステ』の注目アーティストとして取り上げられたときは嬉しかったなぁ。
このデビュー曲のインパクトと言ったら・・・
このエネルギーに満ち溢れた、且つキラキラしたサウンド。
私が好きにならない訳がありませんでした。
15位 未来予想図Ⅱ / DREAMS COME TRUE (1989)
J-popの代表曲であると共に、”私の春” にも欠かせない曲であります。
こんな素晴らしい曲が、当初はシングルB面だったんだから、侮れないですよねぇ。
ここから数年後、アメリカ進出を目指すドリカムですが、もうメロディは洋楽ですもんね。
吉田さんの歌唱力も素晴らしいですし、決して遠い未来予想図では無かったと思うのです。
14位 DEAR MY FRIEND / 桑田佳祐 (2008)
今改めて、この曲はサザン活動休止の年に発表されたんだ。
ビックリです。
CMで初めて聴いて、何て良い曲なんだ、と感激したものです。
移り行く友、変わらぬ友、みんな大切な友達なのです。
13位 ハルノヒ / あいみょん (2020)
映画『クレヨンしんちゃん』の主題歌ということもあり、「北千住」駅が登場するのも、埼玉県民として嬉しいポイント。
あいみょんは、本当に素晴らしい曲を書くよなぁ。
どこか懐かしいメロディに、読み物としても成立する歌詞、これは彼女の天性の才能だと思います。
そして春から、徐々に夏へ歩き出すのです。
12位 Forever Love / X JAPAN (1996)
私がXにハマったのは2018年春と、遅かったのです。
YOSHIKIはクイーンのロジャーとコラボするくらいですし、もっと早く聴き始めても良かったなぁと思います。
そうすれば、ライブにも行けたろうに。
またライブだけでも、して欲しいものです。
思えばこの曲から1年間、私は激動の時を歩むことになるわけですが、あの1年があったから今があるんだと、今になってこの曲を聴いて思えるのです。
11位 3月9日 / レミオロメン (2005)
今や、卒業ソングの定番となった、「3月9日」。
レミオロメンも、私が中学生の頃流行ったんですよね。
オリジナルアルバムの完成度の高さと言ったら、驚きでした。
もう、名曲だらけなんです。
レミオロメンのライブも行けたらなぁ。
10位 イヤな事だらけの世の中で / サザンオールスターズ (2015)
サザンの春うたも沢山ありますが、この曲にしました。
何と言ってもリアルタイムで、この曲を聴きながら金沢を旅しながら思い出があるので。
なんて、この時期のこの街に合うんだろうと、感動しました。
京都で聴いても、同じ気持ちになるんだろうなぁ。
昔は、洋楽のようなメロディを日本語・英語のちゃんぽんの歌詞で歌っていたサザンですが、この曲はどこまでも和を感じる作りになっていますね。
9位 桜 / コブクロ (2005)
中3のとき、コブクロ大ブームが到来しました。
最初のベストアルバムが、大ヒットしたときですね。
私も珍しく流行に乗り、買いました。
美しいメロディに、見事な2人のハーモニー、日本のサイモン&ガーファンクルといった印象を受けました。
やっぱりこの曲が1番好きかな。
8位 Message / 家入レオ (2013)
旅立ちの時期にピッタリの、家入レオ初期の名曲。
刺々しい感じでデビューした彼女ですが、現在ではすっかり丸くなったなぁ、なんて。
(ずっと追っていると、そういったことも分かって来るので、面白いですよねぇ。)
この曲の頃は、刺々しさも残りつつ、でも大衆の心を掴む音楽を、といった彼女を含めた制作人の気概が伝わって来ます。
「誰の胸にもある光り差す方へ行きたい」
当時二十歳前の、若者の心の叫びです。
7位 5月の別れ / 井上陽水 (1993)
小学生でサザンを好きになり、中学に入ってビートルズも好きに。
そして、その次に好きになったのが井上陽水でした。
当時から先生方には「渋いねぇ」と言われていましたが、まぁ、確かにそうかもしれませんね(苦笑)
ベストアルバムに収録されていて、1番気に入った曲でした。
5月は毎年聴いては、黄昏ています。
6位 いい日旅立ち / 山口百恵 (1978)
春のという前に、これぞ日本の名曲!
非の打ち所がないというのは、こういった作品のことを言うのですね。
イントロからパーっと花挽くような展開、そして百恵ちゃんの素晴らしい歌唱によって歌われる日本の歌詞。
聴くといつだって、日本に生まれて良かったと思います。
そして、日本を旅したくなるのです。
私はこの曲を聴くと、温泉をイメージします。
5位 Who I Am / miwa (2022)
3年前の春は、仕事終わり、毎日この曲を聴きながら電車に揺られておりました。
これぞmiwa、という美しいメロディに、「見た目に支配されない」という主旨の歌詞。
「心が折れそうなとき君の側には君が居る」という歌詞にも、何度励まれてて来たことか。
ここからmiwaは髪を切り、挑戦を始められた訳ですが、ファンは応援しています。
4位 愛に抱かれて / Superfly (2009)
2ndアルバムのラストを飾るナンバー。
Superflyも素敵な春うたが沢山あるので悩みましたが、MVも大好きなこの曲に。
こんな素敵な歌詞を書く志帆さん、優しい方なんだろうな。
今年は久しぶりのホールツアーもあるようですし、行ければ良いな。
3位 春の歌 / スピッツ (2005)
スピッツは、存在が春と言っても過言ではないと思います。
大好きな春うたが沢山あり、「君と暮らせたら」をランクインさせようとしたのですが、公式さんの動画が無かった為、次点の「春の歌」をランクインさせました。
「歩いていくよ猿のままで1人 幻じゃなく歩いていく」
からの大サビが堪りません。
2位 さくら / 森山直太朗 (2003)
日本に数ある桜ソングの中で、1番大好きな曲。
ここまで切なさ・悲しみ・希望を感じられる桜ソング、あるでしょうか。
「刹那に散り行く定めと知って」という歌詞のように、散り行く桜を眺めるのには先に述べた感情が常に付きまとうのです。
でも、それが日本の心なんだよなぁ。
何度聴いても、ホロリとしてしまう名曲です。
1位 CHE.R.RY / YUI (2007)
私の青春の始まりの曲。
2007年春、中学を卒業。
当時『リスモ』のCMで繰り返し流れていたこのMVの影響で、私もそのガラケーを買ったのです。
もう、それくらいYUIが大好きで。
今でもこの曲を聴くと、胸がキュンキュンします。
青春はいつまでも続くでしょう。
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以上、私の春に聴きたい名曲 ベスト30 (邦楽編)でした!
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