2月も折り返し。
寒い日と暖かい日が交互にやって来て、徐々に春が近づいて来ますね。
秋・冬と好評を頂いたので、春・夏までやろうと思います。
春の名曲、邦楽はパッと思いつくのですが、洋楽は結構考えました。
海外は日本ほどハッキリとした四季はありませんからね。
それでも春にピッタリの名曲は沢山ありましたので、ランク付けさせて頂きました。
それからここでのランク付けは、”本当に好きな曲順” というよりも、純粋に ”春に聴きたくなる曲順” です。
今や短い春を共に過ごす音楽を、見つけるのに役立てて頂ければ、幸いです。
それでは、私の春に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)です。
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30位 Never Say Goodbye / Bon Jovi (1986)
ボン・ジョヴィ初期のベストアルバム収録曲。
私、「さようなら」という言葉は好きではないんです。
言ってしまったら、もう会えないような気がして・・・
だからこの曲の、「さようならは言わないよ」というフレーズ、強く共感するのかも。
勿論、メロディも最高です。
29位 Spring Can Really Hang You Up The Most / Ella Fitzgerald (1961)
数多くの歌手がカバーしてきた名曲。
私は、この方のバージョンが特に好きです。
何とも豊かな歌唱力。
少し暖かくなって来たこの時期に、カフェテリアで聴きたい曲です。
こんな素敵な曲が流れていたら、そのカフェに長居すること間違いなしですね。
28位 Love Street / The Doors (1968)
あまりこのブログで触れる機会は無かったですが、ドアーズも好きなバンド。
(最近サブスクで聴く機会が増えました。)
秋に聴きたい曲に挙げる方も居そうですが、私は春の寂しい気持ちとウキウキが同居する時期に、特に聴きたくなるかなぁ。
27位 Paradise City / Guns N’ Roses (1988)
祝、来日決定!
ガンズの『アペタイト』、数え切れないほど聴いてきました。
歌詞はあまり気にしていませんが、ズンズン進んでいくメロディラインが、春にピッタリな気がしますね。
アルバムの流れで聴くのが1番しっくりきますが、単体でも素晴らしさは伝わると思います。
26位 It Might As Well Be Spring / Frank Sinatra (1962)
シナトラのダンディな歌声、大好きなんです。
この曲を聴き始めたのは、ここ数年のことですが、どこか懐かしいこの感じ。
もっと昔から聴いていたような錯覚を覚えます。
小春日和の日を彷彿とさせるサウンド、堪りませんね。
25位 Beautiful Day / U2 (2000)
U2の春うたと言えば、この曲でしょうか!
疾走感に溢れるU2らしいサウンド、素晴らしいなぁ。
秋・冬ランキングにもランクインさせたように、U2は四季に寄り添ってくれる曲が多いです。
夏も乞うご期待・・・
24位 Layla / Derek And The Dominos (1970)
邦題は「いとしのレイラ」。
この曲は私が解説するまでも無いほど有名ですが、無性に春に聴きたくなります。
私の父のロック原体験も、この曲だそうです。
クラプトンの来日公演、この曲やってくれるだろうけど、やっぱり電子レイラが聴きたいんだよなぁ。
23位 Spring Breakdown / Luke Bryan (2015)
ルーク・ブライアンは、アメリカのシンガーソングライター。
2000年以降の洋楽に詳しい友人に教えてもらい、好きになりました。
「最近の洋楽はあまり私に合わないのかなぁ」と考えることもありましたが、知らないだけで探せば私の心の琴線に触れる曲は沢山ありそうですね。
22位 Take It Easy / Eagles (1972)
一般的にこの曲、夏のイメージを持つ方が多そうですが、私の中では春なんです。
何でだろうと考えると、2011年の春の来日公演でこの曲を聴いたからだ!
素晴らしいステージだったなぁ。
私にとって、初めての外タレライブがイーグルスだったのです。
21位 Doing All Right / Smile (1969)
クイーンの前身バンド、スマイルの名曲。
YouTubeに昔の音源が無くて、リンクは映画のものですが、素晴らしい出来です!
ティムのボーカルも味わいあるよなぁ。
こうやって聴くと、仮にクイーンで世界的なロックバンドにならなくても、ブライアン、ロジャーは成功していたんじゃないかなぁ、とさえ思います。
フレディがボーカルを取った、クイーンバージョンとの聴き比べも面白いです。
20位 Feeling Good / Nina Simone (1964)
短大生の時に、そろそろジャズを聴いてみようと思い、手にしたコンピレーションアルバムに収録されていたこの曲。
もう度肝を抜かれましたよね。
それまで聴いて来たロックシンガーとは違う切り口で、聴く者の心を掴む歌声。
ジャズってなかなか「聴こう」と思って集中して聴くイメージでは無かったけど、この曲は聴けちゃうんですよね。
とは言え、ジャズはまだまだ初心者なので、おススメがあれば教えて頂けると嬉しいです。
19位 Your Song / Elton John (1970)
邦題は「僕の歌は君の歌」。
エルトンを一躍スターへと押し上げた、名曲中の名曲。
ここからエルトンは、稀代のメロディメーカーとしての階段を駆け上がって行くのです。
エルトン、私はベストアルバムから入ったのですが、この曲の美しさに触れたときの感動は忘れられないなぁ。
邦題も最高ですよね。
18位 Some Other Spring / Billie Holiday (1956)
壮絶な人生を送った、ビリー・ホリデイ。
そんな彼女の人生を歌った、サザンの「星空のビリー・ホリデイ」という名曲がありますが、桑田さんも昔ラジオでこの曲を流していたな。
確かあれも春だったような。
ホントに唸ってしまう、素晴らしい歌唱です。
17位 How Deep Is Your Love / Bee Gees (1977)
邦題は「愛はきらめきの中に」。
ビージーズは高校生の頃に『大人のロック』で特集が組まれていて、それを参考に聴いて来ました。
美しいメロディとコーラスワーク、私は一発で好きになりました。
こういった素晴らしい昔の音楽を耳にすると、生まれてくる時代を間違ったな、と思うことも(苦笑)
いや、サブスクでいろんな時代の音楽を不自由なく聴ける、今も良いんですけどね。
16位 Heartbreaker / Led Zeppelin (1969)
私のロック原体験と言ったら、この曲になるのかもしれません。
短大1年の春、学校帰りに『Ⅱ』を買って、ワクワクしながら帰ったなぁ。
ただ、帰宅して聴いてみても、当時の私にはこの曲含め、アルバムの良さを理解出来なかったんです。
そう、小学生が苦い珈琲を飲んで、美味しさを理解出来ないような感じ。
それからいろんな音楽に触れ、今ではこれがロックの原体験だと思うのです。
15位 Dude (Looks Like A Lady) / Aerosmith (1987)
エアロスミスもベストアルバムから入ったのですが、そのベストの1曲目がこの曲だったのです。
高校卒業式の数日後、買ったベストアルバムでした。
当時はスティーブン・タイラーのボーカルの良さ、そこまで分からなかったのですが、やっぱり今では十分分かりますよね。
もう少し早く理解出来ていれば、来日公演も行けたのに。
エアロスミス、最高のバンドです!
14位 Highway Star / Deep Purple (1972)
良くレッド・ツェッペリンと比較される、ハードロックバンドの重鎮、ディープ・パープル。
すぐに良さを理解出来なかったツェッペリンとは対照的に、キャッチーなメロディーの曲が多いディープ・パープルの良さはすぐに理解出来たのです。
日本のミュージシャンにも多数影響を与えていることも納得な、ロックの名曲です。
13位 The Stranger / Billy Joel (1977)
言わずと知れた、ビリーの代表曲。
もう来日公演から1年経ったのかぁ。
初めてビリーの音楽に触れてからのことを走馬灯のように思い出す、素晴らしいライブでした。
また来て欲しいなぁ。
この曲以上に、口笛の似合う曲はありません。
12位 They Long To Be Close To You / Carpenters (1970)
日本の旅番組などでも、良く耳にするこの曲。
その影響もあり、すっかり春のイメージがあります。
カーペンターズのオリジナル曲かと思っていましたが、カバー曲なんですね。
歌詞が分からない状態で聴いても、涙ぐんでしまうレベルの美しいメロディ。
これぞポップスの名曲。
11位 Friends Will Be Friends / Queen (1986)
邦題は「心の絆」。
『ライヴ・エイド』翌年、脂の乗り切ったクイーンが発表した、友を歌った名曲。
MVからもメンバーの結束が見て取れますね。
この頃のクイーンのパフォーマンスを見ていると、フレディがこのまま元気だったら、クイーンは ”生きる伝説” になっていたな、と心から思います。
ブライアンのレッド・スペシャルの音色が心地良い、後期の名曲ですね。
10位 Life On The Road / The Kinks (1977)
大切な友人、ブログ仲間でもあったryoさんを思い出す名曲。
キンクスの良さを教えてくれたのも、ryoさんでした。
今はこの曲を聴くと、また涙ぐみますが、時が流れれば楽しかった思い出と共に聴けるようになるでしょう。
ryoさんとの出会いも春だったなぁ。
9位 My Generation / The Who (1965)
私がブリティッシュ・ロックを強く意識したのが、この曲からでした。
当時は英米のロックを比較して聴くことが多かったのですが、フーのこの曲を持って、私は英国派だと確信したのでした。
ロックオペラという概念を生み出したフーは、あまりにも偉大です。
8位 Sunshine Of Your Love / Cream (1967)
クリームの名曲ですが、クラプトンを敬愛する桑田さん率いるサザンの「Please!」のアウトロにそのまま使われています。
当時の私は全く知らず聴いていましたが、知ったときは鳥肌が立ちましたね。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも、スマイルの演奏シーンで流れます。
それだけ、沢山のミュージシャンに影響を与えて来た、ロックの礎を築いて来た曲ということです。
7位 Grazing In The Grass / Hugh Masekela (1968)
インストゥルメンタルながら全米1位を獲得した、私が春にカフェで最も聴きたくなる曲です。
短いので、何回も何回も、聴きます。
それくらい心地良い曲なんです。
ニューヨークを感じさせるサウンドながら、ロサンゼルス収録というのも面白いですね。
6位 Spring Fever / Elvis Presley (1965)
まさに「春の高揚感」をそのまま歌にしたといった感じの、春の名曲。
こちらもあまりにも短い曲ですが、その短さがまた、春そのもの。
粋なんですよね。
ロックの神様の歌唱、素晴らし過ぎます。
5位 The 59th Street Bridge Song (Feelin’ Groovy) / Simon & Garfunkel (1966)
邦題は「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」。
私は2人組と言えば、1番にサイモン&ガーファンクルを思い浮かべます。
何て美しく儚い曲なんだ。
これだけの名曲が、もともとはシングルB面なんですよね。
この名曲と共に青春を過ごして来た方、羨ましいです。
4位 All Right Now / Free (1970)
桑田さんに多大な影響を与えたボーカリスト、ポール・ロジャース率いるフリーの名曲。
これだけブルージーで味わい深いボーカルなのに、二十歳前って信じられないですよ、ホント。
まさにギタリストに愛させるボーカリストですね。
そしてシンプルが故に際立つ演奏力の高さも、凄いです。
ちなみに私は、クイーン+経由で入りました。
3位 Whatever / Oasis (1994)
日本でオアシスと言えば、この曲をイメージする方が多いのではないでしょうか。
オリジナルアルバム収録曲ではありませんが、私も大好きな曲。
親しみやすいメロディは勿論ですが、自分らしく生きようというメッセージが込められた歌詞も大好き。
旅立ちの季節にもピッタリですね。
あぁ、来日公演行けると良いなぁ。
2位 Start Me Up / The Rolling Stones (1981)
ストーンズを好きになるのには、時間がかかった私。
ただ、この曲だけはすぐに好きになったんですよね。
今こうやって見ると、矢沢さん辺りも影響受けていることが良く分かります。
昨年のビリー・ジョエル来日公演で、演奏されたときは驚き、喜びました。
今度来日してくれたら、必ず行きます!
1位 Here Comes The Sun / The Beatles (1969)
春に聴きたい洋楽と言ったら、この曲でしょう!
胸がキュッと締め付けられるような切なさ、そして未来に期待を抱きたくなる感じ、これぞ1位に相応しい曲です。
大好きな『アビー・ロード』の中でも、やっぱりこの曲は別格だなぁ。
永遠に聴き続けるジョージの名曲です。
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以上、私の春に聴きたい名曲 ベスト30 (洋楽編)でした!
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